朝刊:2018/06/08

NYダウは続伸した一方でIT・ハイテク株への利益確定売りでナスダック指数は5日ぶりの反落

NY為替
トランプ大統領が「米朝首脳会談では北朝鮮の核プログラムの放棄が合意の条件」と日米首脳会談の際の会見で述べたことで朝鮮半島での地政学的リスクが意識されたことや日米首脳会談前に日米貿易赤字の削減に言及したことから日米貿易摩擦への不安が高まりリスク回避の円買いの流れが加速した。また、米10年債利回りが大幅に低下したことに加えて南ア・ランド、ブラジル・レアルなどの新興国通貨の下落で安全資産としての円買いを促しドル円は一時109円台半ばまで下落した。7日のNY為替市場でのドル円相場は前日比50銭ほど円高ドル安水準の1ドル=109円70銭前後で取引を終えた。
NYダウ
7日のNY株式市場ではNYダウは前日比95ドル02セント高の25241ドル41セントと続伸した。ハイテク銘柄中心のナスダック指数はハイテク株の軟調で5日ぶりに反落し、7635.07(-51.17)。原油相場が反発したことを受けシェブロンやエクソンモービルなどエネルギー関連株が買われたことやリストラ計画の発表を好感しマクドナルドが大幅高となり相場の上昇を牽引した。マクドナルドは4%ほど上昇し1銘柄だけでNYダウを48ドル押し上げた。一方でIT・ハイテク株には利益確定売りが膨らみ相場の圧迫要因となった。
NY貴金属
金8月限は1303.0ドル(前日比+1.6)。白金7月限は900.3ドル(前日比-7.3)。金は小反落した。為替市場でドル安ユーロ高が進んだことからドル建てで取引される金の割安感を意識した買いが入った。プラチナは反落した。
NY原油
原油7月限は65.95(前日比+1.22)。NY原油は大幅反発した。米国からの制裁の影響で経済危機にあるベネズエラの原油輸出が1ヶ月ほど停滞していることや米国のイラン核合意離脱によりイランからの供給も減るとの見方から両国からの供給逼迫懸念を背景に買われた。原油高が波及しガソリンとヒーティングオイルは大幅反発した。
シカゴコーン・大豆
コーン7月限は376.25セント(前日比-2.00)。大豆7月限は974.25(前日比-20.00)。大豆は大幅続落し、コーンも続落した。大豆は弱気な輸出成約高やコーンベルトでの順調な生育を背景にファンド筋からの売りを巻き込み下げが加速した。ブラジル通貨レアルの下落も引き続き弱材料となった。コーンは小麦高が下支えしたものの大豆の急落に追随した売りが優勢となった。
今日のニュース
主な経済指標結果
21:30米新規失業保険申請件数(前週分)22.2万件(予想22.0万件 前回22.3万件)

掲載内容は情報提供を目的としております。情報につきましては細心の注意を払っておりますが、正確さを保証するものではありません。また、取引における判断はお客様ご自身で行って下さい。