朝刊:2018/06/11

相対的な出遅れ感から生活必需品株が買われNYダウは3日続伸

NY為替
この日から始まったG7サミットで米国と他の主要国との間で貿易問題への対立の深まりが警戒されロンドン為替市場ではリスク回避の円買いドル売りが強まりドル円が一時109円20銭台へ軟化したもののNY時間では米株式相場の上昇で債券が売られ米10年債利回りが上昇したことを受け円が売られ円高が一服しドル円は109円台半ばに持ち直した。又、ユーロは対ドルで5日ぶりに反落した。8日のNY為替市場ではドル円相場は前日比20銭ほど円高ドル安水準の1ドル=109円台半ばで取引を終えた。
NYダウ
G7サミットで米国と他の主要国との間で貿易問題に関する協議が難航するとの見方が広がり貿易摩擦激化の警戒感が高まり投資家心理が悪化したことから朝方は売り先行で始まった。売り一巡後に経営改革の進展への期待からP&Gに継続買いが入ったことで相対的な出遅れ感の目立つ一般消費財やヘルスケアなどの生活必需品株へ買いが波及し相場を押し上げNYダウは上昇に転じた。NYダウは前日比75ドル12セント高の25316ドル53セントと3日続伸し、3か月ぶりの高値で引けた。ハイテク銘柄中心のナスダック指数は反発し、7645.51(+10.44)。
NY貴金属
金8月限は1302.7ドル(前日比+0.3)。白金7月限は905.7ドル(前日比+5.4)。金は小反落した。ドル高ユーロ安に圧迫されたことや週末を控えた持ち高調整売りが優勢だった。一方でG7サミットを巡る不透明感が金を下支えし下げ幅は限られた。プラチナは反発した。ドル高ユーロ安から欧州時間の夜間取引で一時900ドル割れとなったもののNY時間になるとユーロの下げ渋りから900ドル以下では安値拾いの買いが入り上昇に転じた。
NY原油
原油7月限は65.74(前日比+0.21)。NY原油は小幅に反落した。ベネズエラやイランの供給逼迫懸念が下支えした一方でJPモルガンが8日付けレポートで18年のWTIの価格予想を下方修正したことを受け利益確定売りや週末の持ち高調整売りが優勢となった。又、5月の中国の原油輸入量が減少したことや米国内でのリグ稼働数が3週連続で増加したことも圧迫材料となった。原油安を受けヒーティングオイルは反落したがガソリンはドライブシーズンの需要拡大期待で買われ小幅に続伸した。
シカゴコーン・大豆
コーン7月限は377.75セント(前日比+1.50)。大豆7月限は969.25(前日比-5.00)。大豆は5日続落し、コーンは反発した。大豆はコーンベルト北部でまとまった降雨が観測されたことで順調な生育が見込まれたことや中国向け輸出の低迷が売り材料となった。コーンは今週下落が続いたことで週末のポジション調整の買い戻しが優勢となり修正高した
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