朝刊:2018/06/12

重要イベントを控え様子見ムードが強まる中NYダウは小幅に4日続伸

NY為替
11日のNY為替市場では12日の米朝首脳会談を控え様子見ムードが漂う中、米株式相場の堅調や米10年債利回りの上昇を受けドルが強含みとなりドル円は110円付近へ上伸し膠着感を強めながら小幅なもみ合いで推移した。又、トランプ大統領がG7サミットの首脳宣言を拒否したことで週明けのNY市場への影響が懸念されたものの目立った反応は無かった。ドル円相場は前日比50銭ほど円安ドル高水準の1ドル=110円前後で取引を終えた。
NYダウ
イタリアのトリア新経済・財務相がユーロからの離脱を否定したと伝わり同国の政治経済への不安が後退したことで週明けの欧州株式相場が軒並み上昇したことを引継ぎ11日のNY株式市場でも買いが優勢となった。一方で今週は米朝首脳会談やFOMC、ECB理事会などの重要イベントを控えていることから様子見ムードが強く上値を積極的に買い進む動きは限られた。相場は底堅い動きながら小幅な値動きとなった。NYダウは前日比5ドル78セント高の25322ドル31セントと小幅に4日続伸した。ハイテク銘柄中心のナスダック指数は続伸し、7659.93(+14.42)。
NY貴金属
金8月限は1303.2ドル(前日比+0.5)。白金7月限は906.4ドル(前日比+0.7)。金は小反発した。トランプ大統領がG7サミットの首脳宣言を拒否したことから米国と他の主要国との貿易摩擦が激化するとの見方が強まり安全資産としての金への買いを誘った。一方でドル高が重石となった。プラチナは小幅に続伸した。
NY原油
原油7月限は66.10(前日比+0.36)。NY原油は小幅に反発した。ロシアの6月第1週の原油生産量がOPECとの協調減産で決めた枠を上回ったとの報道やサウジアラビアも増産を開始したと伝わったことから朝方は売りが先行したもののその後サウジやロシアの増産はイランとベネズエラの減産を補う程度に止まるとの見方から買戻しが優勢となり相場は急速に値を戻す展開となった。ヒーティングオイルは続落しガソリンは反落した。
シカゴコーン・大豆
コーン7月限は376.25セント(前日比-10.50)。大豆7月限は953.75(前日比-15.50)。大豆は6日続落し、コーンは大幅に反落した。大豆とコーンはコーンベルトでの降雨観測で順調な生育を見込んだ売りや取引終了後にUSDAから発表される作柄報告が好調な内容となると予想した売りが加速した。また、米中貿易摩擦の激化への懸念も引き続き弱材料視された。
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