朝刊:2018/06/13

FOMCの結果発表やECB理事会を控え様子見ムードが強まりNYダウは5日ぶりに小反落

NY為替
朝方発表された米5月消費者物価指数が事前予想通りの結果だったことから市場の反応は限定的となったものの米債券利回りの上昇で一時ドル円は110円台半ばまで上昇する場面もあった。一方で12日の米朝首脳会談は無事通過したものの署名された合意文書に非核化へのプロセスなどの具体策が盛り込まれなかったことから市場にはやや失望感が広がりドル円は伸び悩んだ。終盤にかけては明日のFOMC後のパウエルFRB議長の発言や14日のECB理事会を控え様子見ムードが広がりドル円は小動きとなり110円30銭前後で推移した。12日のNY為替市場ではドル円相場は前日東京終値とほぼ同水準の1ドル=110円30銭台半ばで取引を終えた。
NYダウ
12日の米朝首脳会談が無事通過し両首脳による合意文書への署名も行なわれたが北朝鮮の非核化に向けた具体策などが明記されていなかったため大きな買い材料とはならなかった。市場は明日のFOMC後の結果発表や14日のECB理事会などへ関心が移りその内容を見極めたいとの思惑から見送り気分が強まり相場は小動きとなった。12日のNY株式市場ではNYダウは前日比1ドル58セント安の25320ドル73セントと5日ぶりに小反落した。ハイテク銘柄中心のナスダック指数は主力のIT/ハイテク株が堅調に推移し、7703.79(+43.87)と続伸した。
NY貴金属
金8月限は1299.4ドル(前日比-3.8)。白金7月限は901.5ドル(前日比-4.9)。金は反落した。米朝首脳会談が無事通過したことで朝鮮半島での地政学的リスクが後退したことやドル高に圧迫された。プラチナはドル高が圧迫要因となり反落した。
NY原油
原油7月限は66.36(前日比+0.26)。NY原油は小幅に続伸した。OPECが発表した6月の月報で2018年の需要見通しを据え置いたことが好感された。一方で来週末のOPEC総会を控え積極的に上値を試す動きは限られ上値は重かった。ヒーティングオイルは小反発しガソリンは続落した。
シカゴコーン・大豆
コーン7月限は377.50セント(前日比+10.25)。大豆7月限は954.00(前日比+0.25)。大豆は小反発し、コーンは大幅に反発した。大豆はUSDA発表の需給報告で期末在庫が引き下げられたことやコーンと小麦の大幅高が支援材料となった。コーンはUSDAが発表した需給報告で米国の18/19年度の生産量予測が市場予想に反し据え置かれたことが好感された。小麦高にも押し上げられた。
今日のニュース
主な経済指標結果
21:30米連邦公開市場委員会(FOMC、6/12~13)
21:30米5月消費者物価指数(CPI)(前月比)+0.2%(予想+0.2% 前回+0.2%)
21:30米5月消費者物価指数(CPIコア)(前月比)+0.2%(予想+0.2% 前回+0.1%)

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