朝刊:2018/06/19

米中貿易戦争激化を警戒した売りが継続しNYダウは5日続落

NY為替
朝方は米中貿易摩擦激化への懸念でドルの上値が重い中、NYダウの続落や米10年債利回りが一時2.90%台を割り込んだことなどからリスク回避の円買いドル売りが強まりドル円は一時110円30銭台後半へ軟化した。その後米10年債利回りが2.90%台を回復し2.92%台へ上昇したことやNYダウの下げ幅縮小を受けリスク回避姿勢が和らいだことからドルが買い戻されドル円は110円50台後半へ反発した。18日のNY為替市場では前週末比10銭ほど円高ドル安の1ドル=110円50銭台半ばで取引を終えた。又、ユーロドルには買戻しが入り1.16ドル台を回復した。
NYダウ
この日も米中貿易摩擦激化を警戒した売りが継続しボーイングやキャタピラー、P&Gなど中国関連の銘柄が下落、相場の重石となった。又、アナリストが投資判断を引き下げたインテルが売られ一部の半導体関連株へ売りが波及した。NYダウは一時260㌦超値下がりした。ただ引けにかけては下げ渋った。原油相場の反発でシェブロンやエクソン・モービルなどエネルギー株が買われたことやIT/ハイテク株の一角に押し目買いが入りNYダウは下げ幅を縮小した。18日のNY株式市場ではNYダウは前日比103ドル01セント安の24987ドル47セントと5日続落した。ハイテク銘柄中心のナスダック指数は小幅に反発し、7747.02(+0.65)。
NY貴金属
金8月限は1280.1ドル(前日比+1.6)。白金7月限は883.9ドル(前日比-3.9)。金は小幅に反落した。この日は目立った経済指標も無く中国が祝日ということで手掛かり材料難となる中、先週末の急落を受け売り方の買戻しなど玉整理中心の商いとなり修正高となった。プラチナは続落した。中国市場が休場の為買いが見送られる中、テクニカルの悪化を手掛かりにした売りに押された。
NY原油
原油7月限は65.85(前日比+0.79)。NY原油は反発した。ブルームバークが18日に「OPEC加盟国は今後数ヶ月で日量30万~60万バレル増やす案を検討している」と報じた。前週末にロシアのエネルギー相が7-9月期に日量150万バレル増産する案を検討している述べたことが伝わっておりロシアの案に比べて増産量が小幅にとどまるのではとの見方から買戻しが優勢となった。原油高に連動しヒーティングオイルとガソリンは反発した。
シカゴコーン・大豆
コーン7月限は356.00セント(前日比-5.25)。大豆7月限は908.50(前日比+3.00)。大豆は反発し、コーンは続落した。大豆は先週末に急落した反動で自立反発を期待した買いが入り修正高となった。コーンはコーンベルトでの降雨予報で順調かつ良好な生育を見込んだ売りが優勢となった。又、小麦の大幅安にも圧迫された。
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23:00米6月NAHB住宅市場指数(予想70 前回70)
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