朝刊:2018/06/21

NYダウは7日続落したもののナスダック指数は反発し過去最高値を更新

NY為替
パウエル米FRB議長がECBフォーラムで「斬新的な利上げを継続する根拠が強い」とややタカ派的な見解を示したことや米10年債利回りが上昇したことなどからドル買いが強まりドル円は上値抵抗となっていた200日線(110円25銭)を上抜き110円40銭台半ばへ上昇した。20日のNY為替市場ではドル円相場は前日比30銭ほど円安ドル高の1ドル=110円30銭台半ばで取引を終えた。
NYダウ
20日のNY株式市場ではアジア・欧州株式の下げ渋りを背景に米中貿易摩擦を警戒した売りが一服し朝方は買い戻し先行で始まりNYダウは一時100㌦超上昇した。ただ、買い戻しが一巡した後はパウエルFRB議長が利上げを継続する姿勢を示したことが重石となりNYダウは次第に上げ幅を縮小しマイナスに転じた。NYダウは前日比42ドル41セント安の24657ドル80セントと7日続落した。一方ハイテク銘柄中心のナスダック指数はアマゾン・ドット・コムやフェイスブックなど主力のIT株が買われ反発し、7781.52(+55.93)と過去最高値を更新した。
NY貴金属
金8月限は1274.5ドル(前日比-4.1)。白金7月限は874.1ドル(前日比+9.2)。金は続落した。ドル高に圧迫されたことやパウエルFRB議長が利上げ継続を維持する発言をしたことで金利の付かない金からの資金流出を懸念した売りに押された。プラチナは4日ぶりに反発した。アジア・欧州株安が一服し米中貿易摩擦への懸念がやや和らいだことや3日続落の後で安値拾いの買いが入った。
NY原油
原油7月限は66.22(前日比+1.15)。NY原油は反発した。この日EIAが発表した週間石油在庫統計で原油在庫が市場予想を上回る減少となったことが好感された。又、リビアで武装勢力の衝突があり石油ターミナルが閉鎖されたことから短期的な需給の引き締まりを期待した買いも入った。EIA週間在庫統計での在庫の増加が嫌気されヒーティングオイルとガソリンは続落した。
シカゴコーン・大豆
コーン7月限は354.25セント(前日比+0.50)。大豆7月限は889.50(前日比+0.50)。大豆とコーンは小反発した。大豆とコーンは米中貿易戦争激化を警戒した売りが一服したことやこのところ下げ基調が続いたことで値ごろ感もあり修正高狙いの買いが入った。
今日のニュース
主な経済指標結果
22:30米パウエルFRB議長、発言
22:30欧ECB総裁、発言
23:00米5月中古住宅販売件数(年率換算)543万件(予想552万件 前回545万件)

掲載内容は情報提供を目的としております。情報につきましては細心の注意を払っておりますが、正確さを保証するものではありません。また、取引における判断はお客様ご自身で行って下さい。