朝刊:2018/06/25

原油高を好感しNYダウは9日ぶりの反発

NY為替
この日トランプ大統領がEUからの輸入自動車に20%の関税を賦課するとツイッターに投降したことで米国と主要国間の貿易戦争の深刻化が警戒されたことや米6月のPMI速報値が市場予想を下回り米景気減速が懸念されたことからリスク回避の円買いドル売りが強まりドル円は一時109円80銭台へ下落した。ただ、引けにかけては8日続落していたNYダウが9日ぶりに反発し米株安に対する過度の警戒感が和らいだことでドルが買い戻されドル円は110円近辺へ反発した。又、EU圏の6月総合PMI速報値の改善を好感しユーロが対円やドルに対し買われユーロ高が進んだ。22日のNY為替市場ではドル円相場は前日比ほぼ横ばいの1ドル=110円ちょうど近辺で取引を終えた。
NYダウ
OPECは22日の総会で昨年から始めた協調減産の7月からの縮小を決めた。ただ増産幅が予想の範囲内にとどまり需給の緩みへの懸念が後退したことで原油相場が大幅に上昇したことからエクソンモービルやシェブロンなどエネルギー株が買われ相場のけん引役となった。又、7月上旬に米中通商協議が開催される可能性が報じられたことやトランプ大統領が新たな通商協定を示唆したことで米中貿易摩擦への懸念で売られていたボーイングやキャタピラーなど中国関連株の下げが一服した。NYダウは一時200㌦超の上げ幅となった。22日のNY株式市場ではNYダウは前日比119ドル19セント高の24580ドル89セントと9日ぶりに反発した。一方でハイテク銘柄中心のナスダック指数は続落し、7692.82(-20.14)。
NY貴金属
金8月限は1270.7ドル(前日比+0.2)。白金7月限は873.3ドル(前日比+10.1)。金は小反発した。金は方向感に乏しく小幅なレンジでの動きとなる中、ドル安を受けドル建てで取引される金の割安感を手掛かりに押し目買いを誘った。プラチナは反発した。ドル安ユーロ高が支援材料となったほか米中貿易摩擦への警戒が一服し欧米株高となったことで買い戻しが入った。
NY原油
原油8月限は68.58(前日比+3.04)。NY原油は大幅反発した。22日のOPEC総会で7月からの減産幅の縮小が決定された。ただ、増産幅が予想の範囲内となったことから需給の緩みへの警戒が後退したことで買い戻しが加速し急反発した。OPEC総会の結果を好感しヒーティングオイルとガソリンも大幅反発。
シカゴコーン・大豆
コーン7月限は357.25セント(前日比+0.25)。大豆7月限は894.50(前日比+14.00)。大豆は大幅反発し、コーンは小幅続伸。大豆は米中貿易摩擦への懸念が既に折込み済みとの見方から今週下げが続いた反動で来週の生育進捗状況や作柄報告前に売り持ちを解消する動きが優勢となった。コーンは新規の手掛かり材料に乏しい中、メキシコやパナマ向けの大口輸出成約の報告を好感し押し目買いが入った。
今日のニュース
主な経済指標結果
22:45米6月製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値)54.6(予想56.1 前回56.4)
22:45米6月サービス部門購買部担当者景気指数56.5(PMI、速報値)(予想56.5 56.8)

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