朝刊:2018/06/29

IT/ハイテク株中心に自立反発狙いの買いが優勢となりNYダウ、ナスダック指数共に反発

NY為替
28日のNY為替市場では取引終盤にかけてドル買いが優勢となりドル円相場は前日終値より20銭ほどの円安ドル高の1ドル=110円台半ばで取引を終えた。今日は米国を巡る貿易問題について特に材料視されるものがなかったが朝方は29日に米財務省が対米投資の制限に関する報告書を公表する予定となっておりその内容を見極めたいとの思惑から様子見気分が強まりドル円は110円台前半でのもみ合いで推移したがその後米国への投資制限については昨日のトランプ大統領発言で当初市場が警戒したほど厳しいものにはならないとの期待が高まり貿易問題への懸念が和らいだことで米株式相場が反発に転じたことや米10年債利回りの上昇からドル買いが優勢となりドル円は110円台60銭台へ上昇した。
NYダウ
昨日まで米国の貿易問題を巡る先行き不透明感を背景に米株式相場は軟調な動きとなっていたがこの日は貿易問題に関する目立ったニュースは無く米国を巡る貿易問題への過度な警戒が和らいだことからこのところ売り込まれていたIT関連株中心に自立反発狙いの買いが優勢となりNYダウは取引終盤に一時200ドル近く上昇した。米10年債利回りの上昇を背景に金融株が買われ、ゴールドマン・サックスとJPモルガン・チェースの2銘柄でNYダウを30㌦超押し上げた。28日のNY株式市場ではNYダウは前日比98ドル46セント高の24216ドル05セントと反発した。ハイテク銘柄中心のナスダック指数も反発し、7503.68(+58.60)。
NY貴金属
金8月限は1251.0ドル(前日比-5.1)。白金7月限は850.3ドル(前日比-8.0)。金は4日続落した。ドル高ユーロ安を受けドル建ての金からの資金流出懸念で売られた。プラチナは続落した。ドル高ユーロ安や他の貴金属相場の軟調が圧迫材料となった。
NY原油
原油8月限は73.45(前日比+0.69)。NY原油は3日続伸した。この日は目新しい材料が見当たらない中、引き続き昨日のEIA米週間石油在庫統計で原油在庫が大幅に減少したことを手掛かりに買われた。トランプ大統領が同盟国に対しイラン産原油の輸入停止を求めたことに対しインドが取引停止に向け準備しているとロイター通信が伝えたことも買い材料視された。ガソリンは小反落し、灯油は小幅続伸した。
シカゴコーン・大豆
コーン7月限は345.00セント(前日比-7.50)。大豆7月限は861.25(前日比-6.25)。大豆とコーンは反落した。大豆とコーンは29日にUSDAが発表する四半期在庫と作付け予想面積報告の内容を見極めたいとの思惑から様子見ムードが強まる中、コーンベルトでの生育に適した天候が続くとの観測が相場の重石となった。
今日のニュース
主な経済指標結果
21:30米1-3月期GDP、確定値(前期比年率)+2.0%(予想+2.2% 前回+2.2%)
21:30米新規失業保険申請件数22.7万件(予想22.2万件 前回21.8万件)

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