朝刊:2018/07/10

米中貿易問題の懸念が一服したことや米4-6月期企業決算への期待でNYダウ、ナスダック指数ともに3日続伸

NY為替
9日のNY為替市場のドル円相場は前日終値より40銭近く円安ドル高の1ドル=110円80銭台前半で取引を終えた。6日に米中双方が追加関税を発動したが市場の反応は意外と冷静だった為米中貿易問題に対する懸念がひとまず一服したことや米株式相場の大幅続伸でリスク選好のドル買いが強まった。そのほかに米10年債利回りの上昇で日米金利差拡大を意識した円売りドル買いも入った。又、ジョンソン英外相の辞任を受け主要通貨に対しポンド安が進んだこともドル高をサポートした。
NYダウ
6日に発表された米雇用統計が良好な内容だったことで米経済の堅調さが示され今週末から本格化する米4-6月期決算発表への期待の高まりで好業績が予想されるJPモルガン・チェースやウエルズ・ファーゴなどの金融株が買われ相場を押し上げた。又、先週末に米中間で追加関税が発動され目先材料出尽くしとなり米中貿易問題への懸念がひとまず一服したことからキャタピラーやボーイングが買い戻しで大幅高となり2銘柄だけでダウを87㌦ほど押し上げた。9日のNY株式市場ではNYダウは前日比320ドル11セント高の24776ドル59セントと大幅に3日続伸した。ハイテク銘柄中心のナスダック指数も3日続伸し、7756.20(+67.82)。
NY貴金属
金8月限は1259.6ドル(前日比+3.8)。白金10月限は853.5ドル(前日比+4.9)。金は反発し、プラチナは続伸した。金とプラチナはユーロ高が支援材料となったものの英外相辞任の報道でポンドが主要通貨に対し急落し連れてユーロ高ドル安が一服したことで上値が抑えられた。
NY原油
原油8月限は73.85(前日比+0.05)。NY原油は小幅に続伸した。目新しい材料が見当たらない中、カナダやリビアの供給不安を背景に需給の引き締まりを意識した買いが入った一方で6日にベーカー・ヒューズが公表した米国内のリグ稼動数が前週比5基増えたことを嫌気した売りで上値が重かった。ガソリンとヒーティングオイルは共に反発した。
シカゴコーン・大豆
コーン12月限は367.00セント(前日比-6.00)。大豆11月限は872.00(前日比-22.50)。大豆とコーンは大幅に反落した。大豆は前週末に米中双方で追加関税が発動され材料出尽くしとの見方から買い戻され大幅高した反動で戻り売り圧力が強まったことに加えコーンベルトでの天候が改善し順調に生育が進むとの思惑で売りが優勢となった。コーンはコーンベルトでの天候改善や大豆の大幅安が弱材料となった。
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