朝刊:2018/07/13

明日から本格化する米4-6月期決算発表への期待でNYダウ、ナスダック指数ともに大幅反発

NY為替
12日のNY為替市場のドル円相場は前日終値より50銭ほど円安ドル高の1ドル=112円台半ばで取引を終えた。米中貿易戦争の出口が見えない中、米国を中心とした貿易摩擦の激化が世界経済を圧迫するとの懸念から資源国や新興国通貨に対しドルが買われたことで円に対してもドルが買われ円安ドル高が進んだ。又、米株高や米国のインフレ観測の強まりも円売りドル買いに繋がった。一方でこの日発表した米6月CPIが前月比+0.1%と市場予想を下回ったことからドル円は伸び悩む場面もあった。
NYダウ
12日のNY株式市場ではNYダウは前日比224ドル44セント高の24924ドル89セントと大幅反発した。ハイテク銘柄中心のナスダック指数も大幅に反発し、7823.92(+107.31)。米中貿易問題が依然として燻る中、明日のJPモルガン・チェースなど大手銀行を皮切りに本格化する4-6月期決算発表への期待が相場上昇をサポートした。この日発表された新規失業保険申請件数が市場予想を下回り良好な雇用情勢が示されたことも市場に安心感を与えた。この日は米中貿易戦争を巡る悪材料が出なかったことで先日下げが目立ったボーイングやキャタピラーなど中国関連銘柄に買戻しが入った。又、フェイスブックやマイクロソフト、アマゾンなどIT/ハイテク株が最高値を更新しナスダック指数は過去最高値を更新した。
NY貴金属
金8月限は1246.6ドル(前日比+2.2)。白金10月限は846.4ドル(前日比+11.4)。金とプラチナは3日ぶりに反発した。ユーロの底堅い動きが下支えしたことや昨日米中貿易摩擦激化への懸念で銅やアルミなどの工業用非鉄金属が急落したことが波及し大幅に下落した反動から買戻しが優勢となった。
NY原油
原油8月限は70.33(前日比-0.05)。NY原油は小幅に続落した。前日のリビアの原油供給再開の報道を手掛かりにした売りが継続した一方でイランやベネズエラの供給減を補う為にサウジなどが増産する方向で動いているが12日にIEAが「OPECなどの供給余力が限界に近づくかもしれない」との見解示したことで押し目買いを誘い下げ渋った。ガソリンとヒーティングオイルは反発した。
シカゴコーン・大豆
コーン12月限は359.25セント(前日比+6.00)。大豆11月限は849.25(前日比+1.00)。大豆とコーンは反発した。大豆はUSDAが発表した穀物需給報告で18/19年度の輸出量予測が大幅に下方修正されたことが嫌気され売りが優勢となったがその後悪材料織り込み済みとの見方から買戻しが入り反発に転じた。コーンは需給報告発表後は一旦は売られたがその後材料出尽くしとの見方が広がり小麦や大豆の反発で買いが優勢となった。
今日のニュース
主な経済指標結果
21:30米新規失業保険申請件数(前週分)21.4万件(予想22.6万件 前回23.2万件)
21:30米6月消費者物価指数(CPI)(前月比)+0.1%(予想+0.2% 前回+0.2%)
21:30米6月消費者物価指数(CPIコア指数)(前月比)+0.2%(予想+0.2% 前回+0.2%)

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