朝刊:2018/07/17

バンカメの決算発表を好感し銀行株が買われNYダウは3日続伸

NY為替
16日のNY為替市場のドル円相場は小幅に続落し前日終値より10銭ほど円高ドル安の1ドル=112円30銭前後で取引を終えた。全体的に方向感に欠ける中ややドル売りが優勢となった。この日発表された米7月NY連銀製造業景気指数が予想より強めの数字となったものの市場の反応は限定的だった。ドル円は一時112円20銭台前半へ弱含む場面も見られたが米10年債利回りの上昇でドルの下値は固く112円台前半での小動きで推移した。
NYダウ
16日のNY株式市場ではNYダウは前日比44ドル95セント高の25064ドル36セントと3日続伸した。ハイテク銘柄中心のナスダック指数は反落し、7805.72(-20.26)。取引開始前に発表されたバンカメの決算が好調だったことから銀行株全般に買いが広がり相場を押し上げた。一方で原油相場の急落でエネルギー株が軟調となり相場の重石となった。全体的には今週から本格化する決算発表を控え様子見気分の強い相場展開となった。
NY貴金属
金8月限は1239.7ドル(前日比-1.5)。白金10月限は826.4ドル(前日比-3.9)。金とプラチナは続落した。金はドルの先高観が上値を重くしたことやこのところSPDRゴールド・シェアなど金のETFの残高が減少傾向にあることから金からの資金流出を警戒した売りに押された。プラチナは原油安が嫌気された。
NY原油
原油8月限は68.06(前日比-2.95)。NY原油は大幅に反落した。米ロ首脳会談後の記者会見でロシアのプーチン大統領が「経済のあらゆる分野の活力をそぐ原油高は好ましくない、米ロは協力の余地がある」と述べたことからロシアの増産が加速するとの見方やムニューシン米財務長官のイラン産原油の輸入停止について「直ぐにゼロに出来ない場合は例外も検討する」と発言したことなどでイランからの供給は途切れないとの見方が広がり供給逼迫懸念が和らいだことから買い持ちを解消する動きが強まった。ガソリンとヒーティングオイルも反落した。
シカゴコーン・大豆
コーン12月限は355.25セント(前日比+0.50)。大豆11月限は845.75(前日比+11.50)。大豆とコーンは反発した。大豆はNOPA(全米油糧種子加工業者協会)が発表した月間大豆圧砕高が6月としては過去最高となったことや米国産大豆粕に対する根強い需要を好感した買いが優勢となった。コーンは大豆に連れ高したことや先週の下げの反動で自立反発を期待した買いが優勢となった。
今日のニュース
主な経済指標結果
21:30米6月小売売上高(前月比)+0.5%(予想+0.5% 前回+1.3%)
21:30米7月NY連銀製造業景気指数22.6(予想20.0 前回25.0)

掲載内容は情報提供を目的としております。情報につきましては細心の注意を払っておりますが、正確さを保証するものではありません。また、取引における判断はお客様ご自身で行って下さい。