朝刊:2018/08/01

米中貿易摩擦の深刻化への警戒が和らぎNYダウ、ナスダック共に反発

NY為替
31日のNY為替市場ではドル円相場は前日比80銭程度円安ドル高水準の1ドル=111円80銭台前半で取引を終えた。日銀金融政策決定会合の結果を受け東京為替市場で円安ドル高が進み、欧州時間でもその流れは継続した。NY時間ではブルームバーグが関係者の話として米中が貿易戦争の緊張緩和を目指し協議再開を検討していると伝えたことから米中貿易摩擦が深刻化することへの警戒が薄れリスク選好の円売りドル買いが強まりドル円は一段高し112円台を窺う展開となった。
NYダウ
この日ブルームバーグが米中間で貿易戦争の緊張緩和を目指し協議の再開を検討していると伝えたことで米中貿易摩擦の深刻化への警戒が和らぎリスク選好の動きが強まった。又、このところ下げが目立ったIT/ハイテク株に値ごろ感から買戻しの動きが広がり相場上昇を後押しした。NYダウは一時180㌦超上昇した。31日の米株式市場ではNYダウが前日比108ドル36セント高の25415ドル19セントと反発した。ハイテク銘柄中心のナスダック指数も反発し、7671.79(+41.79)。
NY貴金属
金12月限は1233.6ドル(前日比+2.1)。白金10月限は845.8ドル(前日比+14.3)。金は反発した。ドル高は圧迫要因となったもののブルームバーグの報道を受け米中貿易摩擦への警戒が和らいだことが好感された。他の貴金属相場の上昇にも後押しされた。プラチナは大幅反発。米中間の通商協議再開を期待した買いが優勢となった。又、株高やユーロの堅調が支援材料となった。
NY原油
原油9月限は68.76ドル(前日比-1.37)。NY原油は反落した。30日にロイター通信が公表した調査で7月のOPEC加盟国の産油量が今年最高まで増えたと伝わり需給の緩みが懸念されたことやトランプ大統領がイランのロウハニ大統領との会談に前向きな姿勢を示したことからイラン産原油の供給減を巡る過度な警戒が後退したことなどが相場の重石となった。又、夏休みシーズンで薄商いの中、前日の大幅上昇の反動で利益確定売りが出易かった。ヒーティングオイルは反落、ガソリンは続落した。
シカゴコーン・大豆
コーン12月限は386.50セント(前日比+5.25)。大豆11月限は919.00セント(前日比+28.00)。大豆とコーンは続伸した。大豆はブルームバーグの報道を受け米中通商会議再開への期待の高まりを背景にした買いが加速した。コーンは大豆や小麦の上昇を好感した買いに押し上げられた。
今日のニュース
主な経済指標結果
21:30米6月個人消費支出(PCEコア・デフレーター)(前月比)+0.1%(予想+0.1% 前回+0.2%)
21:30米6月期四半期雇用コスト指数(前期比)+0.6%(予想+0.7% 前回+0.8%)
22:45米7月シカゴ購買部協会景気指数65.5(予想62.3 前回64.1)
23:00米7月消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)127.4(予想126.0 前回127.1)

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