朝刊:2018/08/03

アップルとテスラの好決算を受けIT/ハイテク株が買われナスダック指数が3日続伸

NY為替
欧州時間では米中貿易摩擦への懸念でアジア株式や日経平均の大幅下落を背景にリスク回避の円買いドル売りの流れが継続し一時ドル円は111円30銭台前半まで軟化した。しかしながらNY時間に入ると一時210ドル超下落したNYダウが下げ幅を急速に縮小させたことや日経平均先物が反発に転じたことなどでドルが買い戻されドル円は111円70銭前後まで持ち直した。その後は明日の米雇用統計の発表を控え様子見ムードが強まりドル円は111円60銭台での小動きに推移した。2日のNY為替市場ではドル円相場は前日比ほぼ横ばいの1ドル=111円60銭台後半で取引を終えた。
NYダウ
米中貿易摩擦深激化への懸念の再燃でリスク回避の動きが強まり序盤は売り先行となりNYダウは一時200㌦超下落する場面があった。売り一巡後はアップルやテスラの好決算を受けIT/ハイテク株が堅調に推移し相場を下支えしたことから取引終盤にかけ買い戻しが優勢となりNYダウは下げ幅を急速に縮小した。一方でアップルの大幅上昇でアマゾン・ドット・コムやフェイスブックなど他のIT/ハイテク株に買いが波及しナスダック指数は大幅に続伸した。2日の米株式市場ではNYダウは前日比7ドル66セント安の25326ドル16セントと小幅に続落した。ハイテク銘柄中心のナスダック指数は3日続伸し、7802.68(+95.40)。
NY貴金属
金12月限は1220.1ドル(前日比-7.5)。白金10月限は828.2ドル(前日比+11.0)。金は続落した。ドル高ユーロ安が嫌気されたことや米中貿易戦争への懸念も圧迫要因となった。プラチナは反発した。前日に米中貿易摩擦への懸念で大幅安したことで売られ過ぎとの見方が広がり買戻しが優勢となった。
NY原油
原油9月限は68.96ドル(前日比+1.30)。NY原油は3日ぶりに反発した。朝方は前日にEIAが発表した週間の石油在庫統計で原油在庫が増加したことを嫌気した売りが継続したもののイランが大規模な軍事演習を準備しているとの報道やオクラホマ州クッシングの原油在庫が減少したとの米調査会社による統計が伝わり値ごろ感からの買戻しが優勢となった。原油高を受けヒーティングオイルとガソリンは反発した。
シカゴコーン・大豆
コーン12月限は381.25セント(前日比+1.75)。大豆11月限は897.50セント(前日比-4.25)。大豆は続落し、コーンは反発した。大豆は米中貿易摩擦激化を懸念した売りが継続したことやUSDA発表の週間輸出成約高が弱気な内容だったことなどが弱材料視された。コーンは週間の輸出成約高の増加が好感されたことや小麦高や原油高に後押しされた。
今日のニュース
主な経済指標結果
21:30米新規失業保険申請件数(前週分)21.8万件(予想22.0万件 前回21.7万件)
23:00米6月製造業新規受注(前月比)+0.7%(予想+0.7% 前回+0.4%)

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