朝刊:2018/08/07

手掛かり材料難の中、好決算銘柄が買われNYダウは小幅続伸

NY為替
この日は重要イベントや経済指標の発表も無く手掛かり材料に欠ける中、ややドル買いが優勢となった。米中貿易問題では中国が米国に対し譲歩する姿勢を依然見せておらず米中貿易戦争の深刻化への懸念が根強いことからドルの上値が重い中、対ドルでの人民元安が続いていることがドル高をサポートしている。欧州時間にドル円は一時111円台半ばまで上昇する場面もあったがその後NY時間に入るとドル円は伸び悩み111円40銭台でのもみ合いで推移した。6日のNY為替市場ではドル円相場は前日比10銭程度円安ドル高水準の1ドル=111円40銭近辺で取引を終えた。
NYダウ
6日の米株式市場ではNYダウが前日比39ドル60セント高の25502ドル18セントと小幅に続伸した。ハイテク銘柄中心のナスダック指数は5日続伸し、7859.68(+47.67)。中国が貿易戦争で米国に一歩も譲歩する姿勢を見せない中、米中貿易戦争激化への警戒で朝方はボーイングなど中国関連銘柄中心に売り優勢となりNYダウは下落して始まった。ただ、この日は米経済指標の発表や重要イベントなど新たな手掛かり材料も無く積極的に売り込む材料が見当たらなかったことでその後は売りの勢いは続かず取引中盤にかけて好決算銘柄中心に買いが入りNYダウはプラス圏に浮上し小幅な値動きで推移した。
NY貴金属
金12月限は1217.7ドル(前日比-5.5)。白金10月限は826.3ドル(前日比-10.6)。金は反落した。米中貿易戦争の深刻化することで中国人民元安が進みドルの先高観が強まることを警戒した売りが優勢となった。プラチナは3日ぶりの反落。ドル高が圧迫要因となったことや中国の自動車輸入の急減やドイツの鉱工業受注指数のマイナスが売り材料視された。
NY原油
原油9月限は69.01ドル(前日比+0.52)NY原油は反発した。7日からトランプ政権がイランに対し第一弾の経済制裁を再開したことで11月上旬に実施予定のイラン産原油の禁輸措置が現実味を帯びたことや7月のサウジアラビアの原油生産量が減少したことなどによる供給逼迫懸念などを手掛かりにした買いが入った。一方で一部の国に対しイラン産原油禁輸の除外措置を検討すると報じられ高値からは大幅に上げ幅を縮小した。ガソリンとヒーティングオイルは共に反発した。
シカゴコーン・大豆
コーン12月限は385.25セント(前日比+1.00)。大豆11月限は893.50セント(前日比-8.75)。大豆は反落し、コーンは3日続伸した。大豆は米中貿易摩擦の深刻化を懸念した売りに下押された。コーンは小麦の大幅高を好感した買いや引け後に発表される週間の作柄報告でコーンの作柄が引き下げられることを期待した買いが入った。
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