朝刊:2018/08/15

トルコリラ安の一服でトルコ通貨危機への懸念が後退しNYダウは4日ぶりの反発

NY為替
この日はトルコリラの下げが一服しトルコ通貨危機への懸念が後退したことから円売りドル買いが優勢となった。トルコ政府の銀行への流動性供給や為替介入など金融市場への安定化措置によりトルコリラを買い戻す動きが活発化したことに伴いドル円にも買い戻しの動きが広がった。又、米10年債利回りの上昇や米株式の反発もドル買いをサポートした。ドル円は一時111円30銭台を付ける場面もあった。14日のNY為替市場ではドル円相場は前日比50銭程度円安ドル高水準の1ドル=111円10銭台後半で取引を終えた。
NYダウ
14日の米株式市場ではNYダウが前日比112ドル22セント高の25299ドル92セントと5日ぶりに反発した。ハイテク銘柄中心のナスダック指数も反発し、7870.90(+51.19)。この日はトルコリラの急落が一服したことで投資家のリスク回避姿勢が和らぎ幅広い銘柄が買われ米株式が反発し世界的に広がった株安の流れがひとまず落ち着きを取り戻した。トルコ向け債権の不良化を懸念し欧米市場で銀行株売りが波及し下げが目立ったゴールドマン・サックスやJPモルガン・チェースなど金融株に買戻しが入ったほかタペストリーなどの好決算銘柄が買われ相場上昇を牽引した。
NY貴金属
金12月限は1200.7ドル(前日比+1.8)。白金10月限は801.7ドル(前日比+2.2)。金は4日ぶりに反発した。ドル高ユーロ安は圧迫要因となったもののトルコリラ安が一服しトルコ通貨危機への懸念が和らいだことを受けリスク回避目的で売られた金を買い戻す動きが優勢となった。プラチナは反発した。トルコリラ高や米株高が支援材料となった一方でユーロ安が重石となった。
NY原油
原油9月限は67.04ドル(前日比-0.16)NY原油は小幅に続落した。朝方はトルコリラの下げが一服したことを好感し買いが優勢となったもののその後ドル高が進んだことからドル建てで取引される原油の割高感を意識した売りに押され小幅安に転じた。又、14日に発表した中国の経済指標が低調だったことで原油需要の伸びを抑えるとの見方から売りを誘った。ガソリンは反発し、ヒーティングオイルは続落した。
シカゴコーン・大豆
コーン12月限は376.50セント(前日比+6.00)。大豆11月限は879.75セント(前日比+11.0)。大豆は続伸し、コーンは反発した。大豆はアルゼンチンが大豆粕や大豆油の関税引き下げを停止すると伝わったことや輸出検証高報告で仕向け地が中国と思われる輸出成約があったことなどから需給の引き締まりを期待した買いが優勢となった。コーンは小麦と大豆高に支援された。
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