朝刊:2018/08/22

米中貿易摩擦の収束期待でリスク選好ムードが強まりNYダウは4日続伸

NY為替
トランプ大統領の発言を受け東京市場で円高ドル安が進みドル円が109円台へ一時下落する場面があった。NY時間でもこの流れが継続しドル売りが優勢となり一時109円台を付けたものの米株式相場の堅調や原油相場の上昇でリスク選好ムードが強まりドル円は底堅い動きとなり110円台を回復し110円台半ばまで反発した。一方でドルがユーロやポンドなどの欧州通貨に対し弱含んだことからドル円の上値が抑えられた。21日のNY為替市場ではドル円相場は前日比30銭程度円安ドル高水準の1ドル=110円40銭前後で取引を終えた。
NYダウ
この日は主要な経済指標の発表はなく手掛かり材料に欠ける中、引き続き米中貿易摩擦の収束期待から投資家のリスク選好ムードが高まりボーイングやキャタピラーなど幅広い銘柄に買いが先行して始まった。原油高でエネルギー株が買われた他米長期金利の上昇で金融株が上昇し相場を押し上げた。一方で22日以降は米中通商協議やジャクソンホールでの会議など重要イベントが相次ぐこともあり上値を積極的に買う動きは限られ相場は取引終盤にかけて伸び悩んだ。21日の米株式市場ではNYダウが前日比63ドル60セント高の25822ドル29セントと4日続伸した。ハイテク銘柄中心のナスダック指数も続伸し、7859.17(+38.17)。
NY貴金属
金12月限は1200.0ドル(前日比+5.4)。白金10月限は793.0ドル(前日比-0.9)。金は続伸した。ドルがユーロなどに対し売られドル安が進んだことでドル建ての金の割安感を意識した買いが優勢となった。プラチナは小反落した。ドル安ユーロ高は支援材料となったもののトランプ大統領が中国との貿易交渉では進展は見られないと発言したことが嫌気され戻り売りで上値が抑えられた。
NY原油
原油9月限は67.35ドル(前日比+0.92)。NY原油は4日続伸した。ドル安ユーロ高からドル建てで取引される原油の割安感が意識されたことや11月からの米国の第2弾となるイラン制裁の発動を控えイランから供給不安を見越した買いが優勢となった。又、米中通商協議への期待感も相場上昇を後押しした。原油高に連動しガソリンとヒーティングオイルは続伸した。
シカゴコーン・大豆
コーン12月限は374.25セント(前日比-2.25)。大豆11月限は886.00セント(前日比-7.25)。大豆は反落し、コーンは続落した。大豆はトランプ大統領が米中通商協議での進展は期待できないと述べたことやクロップツアーの経過報告でオハイオ州などのイールドが平年を上回るとの見通しが示されたことが嫌気され売りが優勢となった。コーンはクロップツアーの経過報告で実施された州のイールドが平年を上回る見通しが示されたことやコーンベルトでの降雨や気温低下で豊作観測が強まったことが弱材料視された。大豆や小麦安を嫌気した売りも出た。
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