朝刊:2018/08/23

ロシア疑惑を巡るトランプ政権の不透明感の高まりでNYダウは5日ぶりの反落

NY為替
この日公表されたFOMC議事要旨で多くのメンバーが比較的すぐに追加利上げが適切になるとの判断を示し9月利上げの可能性が高まったことを受けドル買いが優勢となった。ただ、一部メンバーが貿易と住宅、新興市場に下振れリスクがあると指摘したことで発表直後に一時ドルが売られる場面もあった。しかしながら反応は限定的でドル円はすぐに公表前の水準まで戻し110円台半ばでの底堅い動きで推移した。22日のNY為替市場ではドル円相場は前日比20銭程度円安ドル高水準の1ドル=110円50銭台半ばで取引を終えた。
NYダウ
この日はトランプ政権のロシア疑惑を巡る不透明感の高まりを受け買い見送りムードが強まった。午後にFOMC議事録で一部メンバーが貿易と住宅、新興市場に下振れリスクがあると指摘したことから公表後にNYダウは下げ幅を拡大する場面があった。一方で大手小売業の好決算で消費関連株が買われたことや原油高を背景にエネルギー株が堅調となり相場を下支えした。インテルは下落したがその他のIT/ハイテクも堅調だった。22日の米株式市場ではNYダウが前日比88ドル69セント安の25733ドル60セントと5日ぶりに反落した。ハイテク銘柄中心のナスダック指数は5日続伸し、7889.10(+29.93)。
NY貴金属
金12月限は1203.3ドル(前日比+3.3)。白金10月限は793.7ドル(前日比+0.7)。金は4日続伸した。ドル安ユーロ高に支援されたことや前日にトランプ大統領のロシア疑惑を巡り元側近が有罪判決を受けたことでトランプ政権の政治の不透明感の高まりを受け安全資産として金の買いを誘った。プラチナは小反発した。ドル安ユーロ高と金やパラジウムなど他の貴金属相場の上昇に後押しされた。
NY原油
原油10月限は67.86ドル(前日比+2.02)。NY原油は大幅に5日続伸した。EIAが22日に発表した米週間石油在庫統計で原油在庫が市場予想を大幅に上回る減少となったことで需給悪化懸念が後退したことを好感した買いが加速した。又、ドル安ユーロ高にも支援された。原油高に連動しガソリンとヒーティングオイルは続伸した。
シカゴコーン・大豆
コーン12月限は366.75セント(前日比-7.50)。大豆11月限は870.25セント(前日比-15.75)。大豆とコーンは大幅に続落した。大豆とコーンはクロップツアー2日目の経過報告でインディアナ、ネブラスカ州のイールド予測がUSDAの予測を上回ったことを嫌気した売りが優勢となった。又、コーンベルトでの降雨観測や小麦安も売り材料となった。
今日のニュース
主な経済指標結果
23:00米7月中古住宅販売件数(年率換算件数)534万件(予想540万件 前回538万件)

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