朝刊:2018/08/24

米中貿易摩擦への懸念やトランプ政治の先行き不透明感でNYダウは続落

NY為替
トランプ大統領がFRBの利上げ姿勢に対し苦言を呈する発言を繰り返す中、前日のFOMC議事録ではFRBはタカ派的な姿勢を堅持していることが示され9月利上げの可能性が高まる内容だった。それを受けドルの買戻しが優勢となりドル円は111円台を回復し高値圏で推移した。南アランドなど新興国通貨安もドル買いをサポートした。23日のNY為替市場ではドル円相場は前日比70銭程度円安ドル高水準の1ドル=111円20銭台半ばで取引を終えた。
NYダウ
23日の米株式市場ではNYダウが前日比76ドル62セント安の25656ドル98セントと続落した。ハイテク銘柄中心のナスダック指数は6日ぶりに反落し、7878.46(-10.64)。23日に米中双方が160億ドル相当の輸入品に対し25%の追加関税を発動した。それを受けキャタピラーやボーイングなど中国関連銘柄が売られ相場を下押しした。NYダウは一時120㌦超下落する場面があった。又、トランプ大統領がこの日メディアとのインタビューで自身が弾劾訴追された場合は「株式相場が暴落する」と述べたことからトランプ大統領のロシア疑惑に対する懸念の高まりで買い手控えムードが広がった。
NY貴金属
金12月限は1194.0ドル(前日比-9.3)。白金10月限は778.4ドル(前日比-15.3)。金は5日ぶりの反落。ドル高に圧迫されたことや米中の追加関税の発動を受け中国景気の先行き不透明感で銅などの非鉄金属相場が下落したことから金への売りを誘った。プラチナは大幅に反落した。米中の追加関税発動やドル高南アランド安が嫌気された。
NY原油
原油10月限は67.83ドル(前日比-0.03)。NY原油は横ばい。米中通商協議の行方に注目が集まり模様眺めとなる中、ドル高に圧迫され上値が重い展開となった。ガソリンは反落しヒーティングオイルは続伸した。
シカゴコーン・大豆
コーン12月限は361.00セント(前日比-5.75)。大豆11月限は854.00セント(前日比-16.25)。大豆とコーンは大幅に続落した。大豆とコーンは引き続きプロップツアーでの豊作見通しが相場の重石となった。コーンはUSDA発表の週間輸出成約高が前週を下回ったことも弱材料となった。
今日のニュース
主な経済指標結果
21:30米失業保険申請件数(前週分)21.0万件(予想21.5万件 前回21.2万件)
22:45米8月総合購買担当者景気指数(PMI、速報値)55.0(予想- 前回55.7)
23:00米7月新築住宅販売件数(年率換算件数)62.7万件(予想64.5万件 前回63.8万件)

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