朝刊:2018/08/29

ナスダック最高値更新!逃避先のゴールド売られる。

NY為替
きょうのNY為替市場、終盤になってドルは買い戻しの動きが出ている。特にドル買い戻しの材料は見当たらないが、商品市場で原油や金が戻り売りに押されており、ドルも追随した動きを見せている模様。序盤はドル売りが優勢となったが、下値が固かったことから短期筋の買い戻しが出ていたのかもしれない。ドル円は111円台前半で推移。東京時間には買い戻しの動きもあり111.35円近辺まで上昇したものの、ドル売りの動きが圧迫し、NY時間に入ると一時110円台に入る場面も見られた。しかし、この日発表の米消費者信頼感指数が予想を上回り2000年10月以来の水準に上昇したことをきっかけに買い戻しが入り111円台は維持している。円は買われる場面があった。消費者信頼感指数の発表前はユーロなどの主要通貨に対してドルの売り圧力が強まり、ドル売りが対円にも波及した面があった。円の安値は111円24銭、高値は110円95銭だった。
NYダウ
きょうのNY株式市場でダウ平均は小幅高での推移が続いた。終値の前日比は、ダウ工業株30種平均が14.38ドル高の2万6064.02ドル、ナスダック総合指数が12.14高の8030.04、S&P500が0.78高の2897.52。きのうは米国とメキシコがNAFTA再交渉で合意したことから貿易問題への懸念が一服しており、株式市場は好感していた。次はカナダとの交渉が始まるが、市場では楽観的なムードも出ている模様。ただ、このところの急ピッチな上げに上値では利益確定売りも見られ、きょうは上げ一服といったところのようだ。米株式市場でダウ工業株30種平均が約半年ぶりの高値をつけ、ナスダック総合株価指数などは過去最高値を更新した。
NY貴金属
ニューヨーク金、銀は小反落。終値の前日比は、金が1.7~1.6ドル安、中心限月の12月限が1.6ドル安、銀が8.5~6.2セント安、中心限月の9月限が 8.5セント安。金12月限は小反落。時間外取引では、ユーロ高に支援され、今月13日以来の高値となる1220.7ドルまで上昇。上げ幅を縮小も1218ドル台で推移。日中取引では、ユーロ・ドルが1.17ドル台で高もちあいで推移から小高く推移した。しかし再度、1220ドル台を試す上伸力はなく上値は重い展開となった。終盤になると、米長期金利の上昇を警戒した売りが優勢となり、マイナスサイドに沈み、修正安となり、小安く引けた。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である12月物は前日比1.6ドル安の1トロイオンス1214.4ドルで取引を終えた。米株式相場の上昇が続き、投資家のリスク回避姿勢が高まった際に資金の逃避先となりやすい金が売られた。
NY原油
ニューヨーク原油の期近は反落。終値の前営業日比は、期近2限月が0.34~ 0.32ドル安。その他の限月は0.32ドル安~0.04ドル高。前日までの上昇を受けて利益確定の売りが優勢だった。今週は北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉を巡り、米国とメキシコが大筋合意に達したことが米国を中心とした通商協議の不透明感を後退させ、金融市場をやや刺激したものの、市場参加者の動意は依然として弱く、出来高は低調だった。米エネルギー情報局(EIA)が29日に発表する週間の米石油在庫統計を見極めたいとして持ち高調整を目的とした売りが出た。
シカゴコーン・大豆
コーンは総じて続落。終値の前営業日比は5.75セント~0.50セント安。中心限月の12月限は5.25セント安の356.25セント。大豆は総じて続落。終値の前営業日比は15.25セント~7.25セント安。中心限月の11月限は15.00セント安の833.25セント。12月限は小麦高に追随して上昇する場面も見られたが、強まる豊作観測を受けて下落した。27日の日中取引終了後に発表された週間作物進度報告ですでに成熟期入りしていることが明らかとなり天候リスクに対する懸念が後退したことや、大豆安が手掛かりとなって売られて前日安値を下抜いた。その後も原油安、金の下落を映した売りが見られるなか引けにかけて下値を探る足取りを演じ、ほぼ安値引けとなった。
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