朝刊:2018/08/31

米国、メキシコと自動車輸入数量規制合意。日本市場にも影響か?

NY為替
NY外為は111.06円水準で推移。NY為替市場はドル買い戻しが優勢。週前半は米国とメキシコがNAFTA再交渉で合意したことで貿易問題への懸念が緩み、リスク選好の雰囲気が強まった。しかしきょうの新興市場でトルコリラや南ア・ランド、アルゼンチン・ペソが大きく下落しており、新興国通貨売り・ドル買いが他の通貨ペアにも波及した。ドル高ではあるが、それ以上に円高の動きが圧迫しており、クロス円も大きく下落する中、ドル・円は111円台前半まで値を落としている。
NYダウ
きょうのNY株式市場でダウ平均は5日ぶりに反落。終値の前日比は、ダウ工業株30種平均が137.65ドル安の2万5986.92ドル、ナスダック総合指数が21.33安の8088.36、S&P500が12.91安の2901.13。きょうは新興国通貨が急落しておりリスク回避の雰囲気も出る中、市場は再び米中貿易問題への懸念を強めている。きのうからワシントンで行われているカナダとのNAFTA再交渉は、まとまりそうな雰囲気も出ているのの、本命である中国との交渉は依然として糸口が見出せない中、市場は再び懸念を強めているようだ。この日、トランプ米大統領は来週にも中国に対して追加関税を発動する考えだと米メディアが伝えた。この日の日経平均先物はの9月物安値は2万2660円、安値は2万3135円。
NY貴金属
ニューヨーク金、銀は続落。終値の前日比は、金が7.2~6.5ドル安、中心限月の12月限が6.5ドル安、銀が22.4~21.5セント安、中心限月の12月限が21.6セント安。金12月限は続落。時間外取引では、ユーロの上値の重さを受けて軟調となった。日中取引では、予想以下の米経済指標からリスク回避の動きが出たことを受けて下げ幅を拡大した。円は対ユーロで8営業日ぶりに反発し、前日比1円20銭円高・ユーロ安の1ユーロ=129円50~60銭で取引を終えた。リスク回避目的の円買いが優勢となった。金先物相場は3日続落した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で、取引の中心である12月物は前日比6.5ドル安の1トロイオンス1205.0ドルで終えた。外国為替市場でドルがユーロなどに対して上昇した局面で、ドルの代替投資先とされる金の売りを誘った
NY原油
ニューヨーク原油の期近は続伸。終値の前営業日比は、期近2限月が0.64~0.74ドル高。その他の限月は0.16ドル安~0.59ドル高。米国による制裁の影響が現れているなかで、イランの供給減少が明らかとなっており、年末以降の供給不足が警戒されている。イランの輸出量は日量200万バレルを上回って推移していたものの、9月には同150万バレル程度まで減少するとの見通しもある。米国は11月から石油取引を含めたイラン制裁の第2弾を行う予定で、各国企業はイランとの取引を縮小している。トランプ米大統領が来週にも中国の輸入品2000億ドル相当に追加関税を課す意向を示したと伝わった。米中貿易摩擦への警戒感から米株式相場が下げ幅を広げ、リスク資産である原油にも売りが広がった。
シカゴコーン・大豆
コーンは概ね小幅反落。終値の前営業日比は0.50セント高となった期先21年12月限以外が1.25セント安~変わらず。中心限月の12月限は変わらずの356.50セント。大豆は反落。終値の前営業日比は6.00~3.50セント安。中心限月の11月限は4.50セント安の831.50セント。12月限は米農務省(USDA)発表の週間純輸出成約高が低調だったことに加え、大豆安、小麦安が手掛かりとなって一時、小安くなった。ただ、豊作が確定的となった米国のコーンベルトでは成熟が進行し収穫の開始が迫っていることに加え、豊作織り込み感もあって様子見ムードが強まっており、12月限のこの日の取引レンジは3セントにとどまった。
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