朝刊:2018/09/03

今晩は米市場レイバーデイで休場。本日は閑散とした取引か?

NY為替
日本時間9/3午前7時00分現在のドル円は1ドル=111.13円。NY時間の終盤になってドル円は買い戻しの動きが続いており、111.15円近辺に上昇している。米国とカナダがワシントンで連日のNAFTA再交渉を行っていたが、今回は合意に至らず決裂したようだ。ただ、9月5日に再び再開するとしており、さほどリスク回避の雰囲気を強めてはいない。きょうのNY為替市場はドル買いが優勢となっている。依然として新興国通貨の下落が続くなど懸念が根強いほか、トランプ大統領がきのう、9月6日に期限を迎える2000億ドル規模の中国輸入品に対する制裁関税措置の発動を支持すると発表したことで市場には、再びリスク回避の雰囲気が醸し出されているようだ。前日にアルゼンチンペソやトルコリラなどの新興国通貨が対ドルで軒並み下げ、リスク回避姿勢が強まり、円買いが入りやすくなっていた。31日は新興国通貨の下げが一服し、過度な警戒感が後退したとの指摘もあった。
NYダウ
週末のNY株式市場でダウ平均は続落。終値の前日比は、ダウ工業株30種平均は22.10ドル安の2万5964.82ドル、ナスダック総合指数が21.18高の8109.54、S&P500が0.39高の2901.52。市場は貿易問題や新興国へのリスクを再び意識しており、株式市場にはリスク回避の雰囲気が出ていた。トランプ大統領がきのう、9月6日に期限を迎える2000億ドル規模の中国輸入品に対する制裁関税措置の発動を支持すると発表したことが、再びリスク回避の雰囲気を醸し出しているようだ。なお、米国とカナダがワシントンで連日のNAFTA再交渉を行っていたが、合意には至らず一旦決裂しており、来週の5日に再開となった。こちらは進展があったとの報道もありネガティブな反応までは見せていない。週明け9月3日はレーバーデーの祝日で米株市場は休場となる。米中の貿易摩擦の激化への懸念や新興国経済を巡る不透明感が足元で高まっている。
NY貴金属
ニューヨーク金は反発、銀は続落。終値の前日比は、金が1.6~2.6ドル高、中心限月の12月限が1.7ドル高、銀が3.9~2.7セント安、中心限月の12月限が3.7セント安。金12月限は反発。時間外取引では、ノボトニー・オーストリア中銀総裁の発言を受けてユーロ高に振れたことが支援要因となったが、欧州時間に入ると、ユーロ高が一服し、上値を抑えられた。日中取引では、ドル高やリスク回避の動きを受けて軟調となった。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である12月物は前日比1.7ドル高の1トロイオンス1206.7ドルで取引を終えた。貿易摩擦への懸念から、リスク回避目的で金が買われた。ただ、対主要通貨でのドル高を受けて、ドルの代替投資先とされる金の上値は重かった。
NY原油
ニューヨーク原油は反落。終値の前営業日比は、期近2限月が0.45~0.44ドル安、その他の限月は0.41~0.29ドル安。中心限月の10月限は0.45ドルドル安の69.80ドル。前日の高値を抜け切れなかったことで、レーバーデー(勤労感謝の日)の週末や、月末が重なったこともあり、これまでの上昇に対する利食い売りが先行する形となった。加えて、米中の貿易戦争懸念が続いていることや、この日注目された米加の北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉を巡る2国間協議が、執筆時で合意に至っていないことも上値抑制要因となった。10月限は前日乗せた70ドル台を維持できなかった。前日に約1カ月ぶりの高値を付けており、3連休前に持ち高調整の売りが出た。貿易摩擦への警戒感も相場の重荷となった。
シカゴコーン・大豆
コーンは急反発。終値の前営業日比は0.75~10.00セント高。中心限月の12月限は8.50セント高の365.00セント。大豆は急反発。終値の前営業日比は9.75~13.50セント高。中心限月の11月限は12.00セント高の843.50セント。決め手となる新規の強材料が浮上したわけではないが、米農務省(USDA)のデイリー報告で、大豆とともに大量の仕向地不明の輸出成約が報告されたことをきっかけにして、レーバーデー(勤労感謝の日)の週末や、月末が重なったこともあり、これまでの下落に対して、買い戻しが先行して、大きく戻す展開となった。米大手取引員、FCストーンが発表した2018年の米国産コーン生産高見通しが、8月の米農務省(USDA)見通しを下回ったことも買い口実とされた。12月限は、アジアの時間帯~欧州の時間帯の時間外取引では、350セント台後半で強含む展開。米国の時間帯に360セントを突破したあと、上げ足を加速して、366.00セントまで急伸して今週の高値を付けた。引けもそれに近い365.00セントだった。USDAはこの日、2018-19年度積みで、仕向地不明で27万3800トンのコーンの大口輸出成約報告があったことを発表した。
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