朝刊:2018/09/26

本日FOMC開幕!株市場、商品市況は一旦は様子見か?

NY為替
きょうのNY為替市場でドル円は113円手前での小動きに終始した。この日発表された米消費者信頼感指数が予想を上回り2000年9月以来の高水準となったことから買いの反応も見せたが、113円台を積極的に試す雰囲気まではなく全体的には様子見ムードが強かった。きょうから始まったFOMCの結果を見極めたい雰囲気が強いようだ。今回のFOMCでは利上げが確実視されており、市場はそれを十分織り込んでいる。今回はパウエルFRB議長の会見やFOMCメンバーの経済見通しの公表が予定されており、そちらが注目となる。特に2019年の利上げを巡って何らかのヒントが示されるか注目される。円は対ユーロで続落し、前日比40銭円安・ユーロ高の1ユーロ=132円85~95銭で取引を終えた。前日のドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁の発言などを受けて、ECBが金融政策の正常化を進めるとの思惑によるユーロ買いが続いた。前日のドラギECB総裁の発言について、プラートECB専務理事が25日、「目新しい点はなかった」と述べたと伝わった。ユーロ売りを誘う場面もあったが、続かなかった。ユーロはドルに対して続伸し、前日比0.0015ドル高い1ユーロ=1.1760~70ドルだった。ECBが政策の正常化を進めればユーロ圏と米国の金利差が縮小するとの見方が根強く、ユーロ買い・ドル売りがやや優勢となった。
NYダウ
きょうのNY株式市場は小幅な値動きに終始。終値の前日比は、ダウ工業株30種平均が69.84ドル安の2万6492.21ドル、ナスダック総合指数が14.23高の8007.47、S&P500が3.81安の2915.56。きょうからFOMCが始まっており、明日の結果を見極めたい雰囲気が強かった。今回のFOMCでは利上げが確実視されており、市場はそれを十分織り込んでいる。今回はパウエルFRB議長の会見やFOMCメンバーの経済見通しの公表が予定されており、そちらが注目となる。特に2019年の利上げを巡って何らかのヒントが示されるか注目される。
NY貴金属
ニューヨーク金は小幅続伸、銀は反発。終値の前日比は、金が0.1~0.8ドル高、中心限月の12月限が0.7ドル高、銀が14.3~15.9セント高、中心限月の12月限が15.2セント高。金12月限は小幅続伸。時間外取引では、米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて軟調となったが、イタリアの予算案合意観測が出ると、ユーロ高に振れ、下支えとなった。日中取引では、米消費者信頼感指数が予想外に上昇したが、ユーロ高を受けて小じっかりとなった。ニューヨーク金先物相場は小幅に続伸した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である12月物は前日比0.7ドル高の1トロイオンス1205.1ドルで取引を終えた。外国為替市場でドルが対ユーロなどで売られ、ドルの代替投資先とされる金の買いを誘った。上値は重かった。米連邦準備理事会(FRB)が26日まで開く米連邦公開市場委員会(FOMC)で2会合ぶりに利上げに踏み切る見通しとなっている。金利上昇が金市場への投資資金の流入減につながるとの見方から買いの勢いは限られた。
NY原油
ニューヨーク原油は続伸。終値の前営業日比は、期近2限月が0.20~0.34ドル高。その他の限月は0.40~0.47ドル高。米国の制裁によってイランの生産量がさらに減少していく見通しであることが相場を押し上げた。石油取引を含めた対イラン制裁の第2段は11月から始まる。米国は経済制裁の一環として、イラン産原油を市場から締め出し、イランの原油輸出をできる限りゼロに近づけようとしている。サウジアラビアやロシアなど主要な産油国はイランの減産を穴埋めしようとしているが、ベネズエラなどの減産を含めて完全に補填できるのか不透明。ただ、イランの最大の取引先である中国は米国の制裁を回避しつつ、取引を続ける見通し。原油高を懸念して米国はイラン制裁の一部緩和も検討しているが、石油取引の制裁緩和の有無について正式な発表はまだない。25日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は続伸した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の11月物は前日比0.20ドル高の1バレル72.28ドルで取引を終えた。原油需給のひっ迫で価格上昇圧力が高まるとの見方から買いが続いた。一時は72.78ドルと7月中旬以来の高値を付けた米国の経済制裁でイランの原油供給が減るなか、主要産油国は23日に開いた会合で増産を見送った。トランプ米大統領の再三の要請にもかかわらず、サウジアラビアなどが増産に動かなかったため、市場の一部で増産余地が想定よりも乏しいとの思惑が浮上した。供給懸念が強まるとの警戒感から、原油の先高観が強まった
シカゴコーン・大豆
コーンは軒並み続伸。終値の前営業日比は0.25~3.25セント高。中心限月の12月限は3.25セント高の362.75セント。大豆は反発。終値の前営業日比は0.50~4.75セント高。中心限月の11月限は4.75セント高の845.75セント。米コーンベルトでの収穫進展が明らかになったことで値を落とす場面も見られたが、テクニカル要因から買われた。大豆高、原油高も強気材料となって買いの手が広がるなか前日高値を上抜き、終値ベースで前日に続き360セント台を維持する底意の強さを窺わせる足取りとなった。
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