朝刊:2018/10/15

ダウは下値から大きく切り返す。ゴールドは利益確定の売り出る

NY為替
週末のドル円は1ドル=112.21円。円相場は6営業日ぶりに小反落し、前日比5銭円安・ドル高の1ドル=112円15~25銭で終えた。NY時間の終盤に入って米株が再び上げ幅を拡大しており、ドル円も112円台に戻している。NY為替市場は株にらみの展開が続く中、きょうは米株が下げ一服となっている。ただ、米株の上値は依然として重くドル円も同様の展開が見られた。東京時間にはポイントとなっている112.50円付近まで戻していたが、再び上値を拒まれた。NY時間に入ると400ドル超上昇して始まったダウ平均が失速し、一時マイナスに転じたことからドル円も111円台に一時下落。株式の動向にドル円も神経質になっている。きょうの株式市場は下げが一服しているとはいえ、このまま落ち着きを取り戻せるのか不透明で手探りの状況。いまのところドル円は見切売りを強める雰囲気まではなく上向きのモメンタムは温存しているようだが、ともかく株式が落ち着くのを待ちたいところのようだ。目先の下値サポートは前日安値の111.85円付近が意識される。ユーロは対ドルで3日ぶりに反落した。前日比0.0035ドル安い1ユーロ=1.1555~65ドルで終えた。イタリアの予算案提出や欧州連合(EU)首脳会談を来週に控え、持ち高調整を目的としたユーロ売り・ドル買いが優勢だった。
NYダウ
週末のNY株式市場でダウ平均は反発。終値の前日比は、ダウ工業株30種平均が287.16ドル高の2万5339.99ドル、ナスダック総合指数が167.83高の7496.90、S&P500が38.76高の2767.13。不安定な値動きが続いたが、前日までに大きく下げていたアップルなど主力ハイテク株が買い直され、相場を押し上げた。海外の株式市場の落ち着きを好感して米株も買い戻しが強まった。IT・ハイテク株中心に買いが強まり、ダウ平均は寄り付き直後に400ドル超急上昇して始まった。しかし、買いが一巡すると急速に戻り売りが強まり一時マイナスに転じている。ただ、押し目買いも見られる中、後半になって買い戻しが再び強まるなど乱高下し、下に大きく往って来いの動きとなっている。
NY貴金属
ニューヨーク金は小反落、銀は小幅続伸。終値の前日比は、金が7.4~5.4ドル安、中心限月の12月限が5.6ドル安、銀が1.9~3.0セント高、中心限月の12月限が2.9セント高。金12月限は小幅安。時間外取引から小安くなり、1219.3ドルまで下落。前日の急騰に対する修正安局面を迎えた。日中取引では、アジア株に続き、欧米の株価の反発、ドル高からジリ安となったが、時間外取引の安値1219.3ドルが支持線となり、下値堅く推移した。なお11日の取組高は2万4000枚以上の増加となり、新規買い資金の流入が増加したことを感じさせた。米株が上げた場面で、リスク回避目的で買われてきた金から資金が流出した。前日に約2カ月ぶりの高値を付けたため、利益確定の売りが出やすかった。
NY原油
ニューヨーク原油は期近が小反発。終値の前営業日比は、期近2限月が0.37ドル高。その他の限月は0.15ドル安~0.39ドル高。時間外取引から買いが先行し、自律修正高場面を迎えた。国際エネルギー機関(IEA)がこの日、発表した月報で今年の世界の石油需要見通しを前月の予測から下方修正したことから、日中取引でいったん上げ幅を失い、小安くなる場面があった。しかし欧米の株価の反発からリスクオン(リスク容認)ムードが強まり、再度、買い優勢となり、小高く引けた。国際エネルギー機関(IEA)は12日に発表した月報で、2018年と19年の世界の原油需要見通しを下方修正した。貿易摩擦や世界景気の減速などが需要を抑えるという。
シカゴコーン・大豆
コーンは総じて続伸。終値の前営業日比は変わらず~4.50セント高。中心限月の期近12月限は4.50セント高の373.75セント。大豆は軒並み続伸。終値の前営業日比は4.75~9.50セント高。中心限月の11月限は9.25セント高の867.50セント。前日に発表された米農務省(USDA)発表の需給報告が引き続き強気材料視されるなか買われた。12月限は前日の高値を上回る場面を見せたが、米コーンベルトでの晴天見通しとこれに伴う収穫進展見通しが重石となって伸び悩んだ。
今日のニュース
主な経済指標結果
特になし

掲載内容は情報提供を目的としております。情報につきましては細心の注意を払っておりますが、正確さを保証するものではありません。また、取引における判断はお客様ご自身で行って下さい。