朝刊:2018/10/22

米中古住宅販売件数が市場予想下回るもダウは堅調。原油市場もしっかり

NY為替
日本時間午前5時半過ぎのドル円は112.50円。きょうのNY為替市場でドル円は買い戻しが優勢となった。米株の下げが一服しており、ひとまず買い安心感に繋がった模様。ポイントとして意識される112.50円水準を上回り、一時112.60円近辺まで上昇。ただ、米株は依然としてIT・ハイテク株中心に上値が重い展開が続いており、ドル円も買い戻しの勢いを強めるまでには至っていない。ユーロは対ドルで4日ぶりに反発。前日比0.0060ドル高い1ユーロ=1.1510~20ドルで終えた。英国やイタリアへの警戒感がともに後退し、ユーロが買われた。ユーロの高値は1.1534ドル、安値は1.1458ドルだった。
NYダウ
きょうのNY株式市場、ダウ平均は下げが一服したものの、ナスダックは続落している。前日比は、ダウ工業株30種平均が64.89ドル高の2万5444.34ドル、ナスダック総合指数が36.11安の7449.03、S&P500が1.00安の2767.78。きょうは中国株が急反発したことから米株も前日の大幅安から買い戻しが先行した。取引開始前までに発表になったP&Gやアメックスの決算が好調だったことで、来週から本格化する決算を楽観視する向きもいるようだ。S&P500採用銘柄では22%の増益が見込まれている。これまで発表になっているS&P500採用銘柄の決算は78%が予想を上回った。一方、主力のハイテク株を中心に売られる銘柄も目立った。マイクロソフトやアルファベット(グーグル)、アマゾン・ドット・コムを含む注目度が高い企業が決算を来週に発表するとあって、持ち高調整目的の売りが優勢になった。米国とサウジアラビアの関係悪化を巡る懸念もくすぶり相場の重荷だった。
NY貴金属
ニューヨーク金は反落。銀は反発した。終値の前日比は、金が1.5~1.2ドル安、中心限月の12月限が1.4ドル安、銀が4.3~5.1セント高、中心限月の12月限が4.6セント高。金12月限は小反落。サウジアラビアの記者殺害疑惑が引き続き相場を支えたものの、年初来安値圏で下値を探っていた上海総合株価指数が当局者の口先介入から値を戻したことで中国に対する警戒感がやや緩み、金を圧迫した。イタリアの財政懸念がやや後退したことも重し。逃避資金の受け皿となりやすい金先物相場はこのところ堅調に推移していた。19日は米株式相場が比較的落ち着いた値動きとなり、週末前に目先の利益確定や持ち高調整を目的とした売りが出た。
NY原油
ニューヨーク原油は反発。終値の前営業日比は、期近2限月が0.47~0.57ドル高。その他の限月は0.29~0.72ドル高。中国国家統計局が発表した9月の製油所原油処理量が過去最高水準の日量1249万バレルとなったことが好感された。米中貿易戦争の拡大を背景とした中国の不透明感が広がっており、オフショア人民元は下落基調を維持しているものの、中国のエネルギー需要は引き続き旺盛だった。中国で9月に石油精製施設の生産量が増えたと伝わった。中国は米国に次ぐ石油の消費大国で、中国の需要は世界の石油需要の約1割を占める。全体的には米中の株式相場の落ち着きなどを背景に、値動きの激しいリスク資産とされる原油に買いが優勢になった。
シカゴコーン・大豆
コーンは総じて続落。終値の前営業日比は3.75セント安~変わらず。中心限月の12月限は3.75セント安の367.00セント。大豆は続落。終値の前営業日比は7.25~1.75セント安。中心限月の11月限は6.75セント安の856.75セント。前日の週間輸出成約高の弱気のインパクトが強いなか、大豆がさらに下落したことや、この日発表された中国の今年第3四半期の国内総生産(GDP)の伸び率が予想を下回ったことなどが売り材料となった。なお、今週の収穫進展予想は、今週末の降雨予報や気温低下見通しで、弱気感がやや相殺された。
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