朝刊:2018/10/23

中国株高で流れを呼び込むも米株は上値は追えず。今週主要企業決算控え様子見ムードか

NY為替
本日のニューヨーク外国為替市場で円相場は続落し、前週末比30銭円安・ドル高の1ドル=112円80~90銭で取引を終えた。米長期債利回りが上昇した場面で、日米金利差の拡大を見込んだ円売り・ドル買いが出た。ドル円は株にらみの展開は変わらず、きょうもダウ平均の上下動に神経質になっている。中国人民銀行の民間企業の債券購入など支援策が伝わったことで中国株が急反発した。ただ、米株の反応が鈍くダウ平均が寄り付きの上げから下げに転じたことからドル円も戻り売りが優勢となった。一時112.65円付近まで値を落したが、ダウ平均が下げ渋る動きも見せたことから112円台後半に買い戻されている。米株に関しては今週から米企業決算が本格化してくるが、急落した直後でもあり、それを控えて買い戻しには慎重になっていたようだ
NYダウ
きょうのNY株式市場、中国人民銀行の民間企業の債券購入など支援策が伝わったことで中国株が急上昇したものの米株の反応は鈍い。終値の前日比は、ダウ工業株30種平均が126.93ドル安の2万5317.41ドル、ナスダック総合指数が19.60高の7468.63、S&P500が11.90安の2755.88。中国株高を受けた買いが先行したが、上値を追うような材料に乏しく買いは続かなかった。金融や石油株への売りが相場の重荷になった。ダウ平均は寄り付きこそ上昇して始まったものの直ぐに下げに転じ、下げ幅は一時200ドルを超えた。特に悪材料は出ていないものの、今週から決算が本格化してくる中、急落後ということもあって買い戻しには慎重なようだ。
NY貴金属
ニューヨーク金は続落。銀は反落。終値の前日比は、金が4.1~3.9ドル安、中心限月の12月限が4.1ドル安、銀が6.3~5.7セント安、中心限月の12月限が6.3セント安。 金12月限は続落。時間外取引では、中国の民間支援発表を受けてリスク選好の動きとなるなか、欧州時間からドル高に振れたことを受けて軟調となった。日中取引では、株高を受けて売り優勢で始まったが、株高が一服すると、下げ一服となった。銀12月限は反落。ドル高や金軟調を受けて売り優勢となった。投資家が運用リスクを取りやすくなるとの見方が広がった場面で、実物資産の裏付けがあり安全資産とされる金先物への売りが強まった。ニューヨーク金12月限は、続落。時間外取引では1225.2~1232.6ドルのレンジで推移、前日比3.2ドル安の1225.5ドルとなった。12月限は、高寄りしたのち、押し目買いが入ったが、戻りは売られた。その後は、中国の民間支援発表を受けてリスク選好の動きとなるなか、欧州時間からドル高に振れたことを受けて軟調となった。
NY原油
ニューヨーク原油は小幅高。終値の前営業日比は、期近2限月が0.05~0.08ドル高。その他の限月は0.14~1.28ドル高。再来週から米国がイラン制裁の第2弾を開始することで供給不足が警戒されているものの、サウジアラビアのファリハ・エネルギー相が1973年の第1次オイルショックのような禁輸を行う意図はないとあらためて表明したうえで、増産すると発言したことが上値を抑制した。サウジに批判的だったジャーナリストのカショギ氏死亡を巡って、各国が対サウジ制裁に動いた場合、サウジが原油を武器として利用することが警戒されているものの、ファリハ氏はその意向はないと明言した。米国の複数の議員はサウジに対する制裁が必要であると主張している。朝方の売りは午前中で一巡し、徐々に買いが優勢になった。ムニューシン米財務長官が週末、ロイター通信とのインタビューで、イラン産原油の輸入禁止を各国に求めていることについて、制裁免除の条件はオバマ前政権時よりも厳しくなると述べた。
シカゴコーン・大豆
コーンは総じて反発。終値の前営業日比は変わらず~2.50セント高。中心限月の12月限は2.50セント高の369.50セント。大豆は軒並み反発。終値の前営業日比は0.50~2.75セント高。中心限月の11月限は1.75セント高の858.50セント。 続落後で自律反発場面を演じた。ただ、米コーンベルトでは成熟、収穫に適した天気が続くと予測されていることで上げ幅は限られ、19日の高値371セントに達することは無かったうえ、370セント台を維持できずに終えた。この日は前営業日とほぼ同じレンジ内での高下となった。
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