朝刊:2018/10/26

本日ダウ反発して値を戻す。米国債は売られ、ゴールドは小幅高

NY為替
きょうのNY為替市場はリスク回避の雰囲気が一服した。前日急落した米株が反発しており、ドル円も買い戻しが優勢となっている。株式市場は取引開始前までに発表になったマイクロソフトやテスラ、ツイッターなどの決算が好調だったことからIT・ハイテク株中心に買い戻しが膨らんでいる。本格的な回復につながって行くかはなお未知数だが、ひとまず一服といったところのようだ。 前日の米株はダウ平均が600ドル超急落する中、ドル円は戻り売りが強まり、きょうの東京時間には111円台まで下落していた。しかし、ドル円は112.50円水準を再び回復している。目先の上値レジスタンスは112.75円付近。更に上は21日線が112円台後半に来ている。ユーロは対ドルで続落し、前日比0.0020ドルユーロ安・ドル高の1ユーロ=1.1370~80ドルで終えた。一時は1.1357ドルと8月中旬以来のユーロ安・ドル高水準を付けた。欧州中央銀行(ECB)が25日の理事会で、市場予想通り金融政策の現状維持を決めた。イタリア財政問題や英国の欧州連合(EU)離脱交渉などのEU経済の不透明感は根強く、ユーロが売られやすい地合いが続いた。
NYダウ
25日の米株式市場でダウ工業株30種平均は4営業日ぶりに反発した。終値の前日比は、ダウ工業株30種平均が401.13ドル高の2万4984.55ドル、ナスダック総合指数が209.94高の7318.34、S&P500が49.47高の2705.57。 電気自動車のテスラは24日夕に発表した決算で、8四半期ぶりに最終黒字に転じた。25日には短文投稿サイトのツイッターや通信・メディアのコムキャストなど、主要企業の市場予想を上回る決算発表が相次いだ。投資家心理が上向き、ダウ平均の上げ幅は一時500ドルを超えた。取引開始前までに発表になった決算が好調なものが多かったことで買い戻しが強まった。特にマイクロソフトやテスラ、ツイッターといったIT・ハイテク企業の決算が良好だったことが安心感につながったようだ。IT・ハイテク株が主導する格好で全体的に買い戻しが強まっている。ダウ平均は引けにかけて伸び悩んだものの、一時500ドル超上昇し2万5千ドルを回復する場面も見られた。
NY貴金属
ニューヨーク金は反発、銀は続落。終値の前日比は、金が1.1~1.4ドル高、中心限月の12月限が1.3ドル高、銀が4.8~4.5セント安、中心限月の12月限が4.6セント安。金12月限は反発。時間外取引では、アジア株急落を受けて堅調に推移したのち、欧州時間のユーロ高一服をきっかけに上げ一服となった。日中取引では、押し目を買われる場面も見られたが、株高やドル高に上値を抑えられた。銀12月限は、ドル高などを受けて売り優勢となった。前日の米国株や25日の日経平均株価の急落を受け、運用リスクを避ける目的の買いが先行した。25日に米株が反発し、午後にかけて上げ幅を拡大すると金先物は伸び悩んだ。ニューヨーク金12月限は、反発。時間外取引では1232.8~1242.0ドルのレンジで推移、前日比3.5ドル高の1234.6ドルとなった。12月限は、高寄りしたのち、アジア株急落を受けて堅調となった。欧州時間に入ると、ユーロ高一服を受けて上げ一服となった。
NY原油
ニューヨーク原油の期近は続伸。終値の前営業日比は、期近2限月が0.48~ 0.51ドル高。その他の限月は0.13ドル安~0.45ドル高。世界的な株安が一服したことで、景気減速による石油需要の下振れを警戒した売りが後退した。米株式市場では主要3指数が揃って反発したほか、独DAXやスペインIBEX35は年初来安値圏から切り返した。サウジアラビアの増産観測や世界景気の減速懸念で、週前半に2カ月ぶりの安値を付けていた。このため、割安感も意識されやすかった。ただ、上海総合株価指数は小高く引けたものの、オフショア人民元が対ドルで2017年以来の安値を塗り替えており、中国経済の不透明感は根強い。米中貿易戦争は今後も激化する見通し。
シカゴコーン・大豆
コーンは総じて続落。終値の前営業日比は7.25~1.25セント安。中心限月の12月限は7.25セント安の361.00セント。大豆は軒並み続落。終値の前営業日比は9.00セント~6.25セント安。中心限月の11月限は8.50セント安の841.75セント。米コーンベルトで晴天に恵まれているうえ、今後も概ね好天に恵まれて収穫が進行するとの見通しに加え、米農務省(USDA)発表の週間純輸出報告が予想の下限を下回る弱気な内容だったことが売りを呼んだ。12月限は目先の下値支持線となっていた365セントをあっさりと割り込み今月11日以来の安値まで下落。その後の戻りも鈍く安値に近い水準で引けている。
今日のニュース
主な経済指標結果
特になし

掲載内容は情報提供を目的としております。情報につきましては細心の注意を払っておりますが、正確さを保証するものではありません。また、取引における判断はお客様ご自身で行って下さい。