朝刊:2018/11/01

ダウは続伸。二日間で700ドル以上戻す。一方、原油市況は続落

NY為替
31日のニューヨーク外国為替市場で円相場は3日ぶりに反発し、前日比20銭円高・ドル安の1ドル=112円90銭~113円00銭で取引を終えた。NY時間の終盤になってドル円は再び112円台に下落。一時113円台に戻していたものの、米株が伸び悩んでいることもあり戻り売りに押されている。きょうのNY為替市場でドル円は戻り売りが優勢となった。序盤は米株式市場の買い戻しが続いていることからドル円も買いが優勢となり113.40円近辺まで上昇していた。しかし、ロンドンフィキシングにかけて戻り売りが強まり112円台に下落。米株も上げを維持しドルも堅調に推移している。特にドル円が売りを強める材料は見当たらないが、きょうは月末ということもあり実需の動きが出た可能性もありそうだ。円は対ユーロで3日ぶりに反発し、前日比50銭円高・ユーロ安の1ユーロ=127円75~85銭で取引を終えた。ユーロは対ドルで3日続落し、前日比0.0030ドル安い1ユーロ=1.1305~15ドルで終えた。米雇用関連指標を受けてドルの先高観が強まった。一時は1.1302ドルと8月中旬以来の安値を付けた。ユーロの高値は1.1348ドルだった。
NYダウ
10月31日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続伸し、前日比241ドル12セント(1.0%)高の2万5115ドル76セントで終えた。10月に入って下落基調が続いていたため、値ごろ感や割安感に着目した買いが広がった。終値の前日比は、ナスダック総合指数が144.25高の7305.90、S&P500が29.11高の2711.74。ハイテク株や銀行株を中心に幅広い銘柄が上げた。前日は引け上がりの展開を見せたが、きょうもIT・ハイテク株中心に買い戻しの動きが続いた。特にフェイスブックが決算を受けて上昇したことがフォローとなった模様。決算自体は買いを強めるほどの内容ではなく、思ったほど悪くなかったという印象。最終利益は予想を上回ったものの売上高は予想範囲内で、ユーザー数は予想ほど伸びていなかった。
NY貴金属
ニューヨーク金は続落。銀は反落。終値の前日比は、金が11.2~10.3ドル安、中心限月の12月限が10.3ドル安、銀が18.2~17.4セント安、中心限月の12月限が18.0セント安。金12月限は続落。時間外取引では、株高などを受けて軟調となった。日中取引では、予想以上の全米雇用報告やドル高を受けて売り優勢となった。銀12月限は、ドル高や金軟調を受けて売り優勢となった。ニューヨーク金12月限は、続落。時間外取引では1216.1~1225.0ドルのレンジで推移、前日比5.2ドル安の1220.1ドルとなった。12月限は、安寄りしたのち、株高などを受けて軟調となった。 立会時間は、予想以上の全米雇用報告やドル高を受けて売り優勢となった。時間外取引の安値を割り込むと、1213.4ドルまで下落した。ドルが主要通貨に対して上げ、ドルの代替投資先とされる金から資金が流出した。米株式相場が大幅高となり、リスク回避目的で買われやすい金の売りを促した。
NY原油
ニューヨーク原油は続落。終値の前営業日比は、期近2限月が0.87ドル安。その他の限月は0.84~0.38ドル安。午後の時間外取引で一時は65.01ドルと期近物として約2カ月半ぶりの安値をつけた。米国の原油在庫の増加基調や、外国為替市場でのドル高が売りを促した。米エネルギー情報局(EIA)が発表した週報で原油在庫が6週連続で増加したことが重しとなった。米原油在庫は市場予想ほど増えなかったほか、米石油製品需要は節目の日量2000万バレル超を維持して堅調だったが、米中貿易戦争の拡大と石油需要の下振れが懸念されるなかで売りに押された。米株式市場の続伸は材料視されなかった。イラン産原油の供給が当面は厳しく制限されない可能性が意識され、先物に売りを誘った面もあった。
シカゴコーン・大豆
コーンは概ね続落。終値の前営業日比は20年9月限と期先の21年12月限以外が1.75~0.25セント安。中心限月の12月限は1.50セント安の363.25セント。大豆は総じて反発。終値の前営業日比は3.25~6.00セント高。中心限月の11月限は5.50セント高の839.00セント。引き続き収穫進行が重石となった。また、米ドルの上昇を受けて輸出の伸び悩みに対する警戒感が強まったことや、小麦市場の頭重い足取りも売りを呼ぶ要因となって前日の安値364.25セントを割り込んだ。364.75セントで時間外取引を開始した11月限は開始直後に364.00セントまで値を落とす場面が瞬間的に見られたが、それ以降は欧州の時間帯終盤まで364.25~364.75セントのレンジ内での小動きにとどまった
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