朝刊:2018/11/06

NYダウ反発の190ドル高。ゴールドは小幅安

NY為替
5日のニューヨーク外国為替市場で、円相場は1ドル=113円15~25銭で取引を終えた。NY時間に入って戻り売りが優勢となり113.10円近辺まで値を落とす場面も見られたが、113円台は堅持している。米株式市場でダウ平均が反発しており円安がサポートとなった模様。底堅さは堅持している。円の下値は堅かった。ユーロや英ポンドなどの欧州通貨が対ドルで上昇したことが円を支えた。米長期金利が小幅ながら低下し、日米金利差が縮小したことも円買いを誘った。ISM非製造業景気指数の発表があったが、予想を上回る内容となった。先週発表の製造業のセンチメントは低下していたが、サービス業のセンチメントは良好な状態を保っていたただ、全体的には明日の米中間選挙を控えて様子見気分が強い。上院では共和党が僅差で過半数を維持しそうだが、下院は民主党が過半数を確保しそうな勢い。ただ、世論調査では共和党も善戦しており、まだ情勢が不透明な州も多くある。場合によっては共和党が逆転する可能性も皆無ではないようで混戦といった状態。蓋を開けて見なければわからない情勢でもある。ユーロは対ドルで反発し、前週末比0.0015ドル高い1ユーロ=1.1400~10ドルで終えた。英ポンドの上昇につれ高した。英ポンドは反発し、前週末の1ポンド=1.29ドル台後半から1.30ドル台前半に水準を切り上げた。英の欧州連合(EU)離脱を巡る交渉で、アイルランド国境問題を含めて合意が近いとの報道などを受けてポンドが買われた。
NYダウ
5日の米株式市場でダウ工業株30種平均は反発し、前週末比190ドル87セント高の2万5461ドル70セント(速報値)で終えた。ナスダックは総合指数が28.14安の7328.85、S&P500が15.26高の2738.32。金融やエネルギー株の上昇がサポートした。米国はきょう、イラン制裁を発動しており商品市場で原油相場が反発していたことがエネルギー株を上昇させた。ただ、原油も後半には失速している。一方、IT・ハイテク株は軟調な展開が続いておりナスダックは逆に下落。先週の決算からアップルの下げが続いており、IT・ハイテク株を圧迫。きょうは組み立て業者に対してアイフォーンXRの生産を停止するよう要請したとの報道が流れていることも嫌気している模様。サービス業の景況感の高止まりを好感し、ウォルマートや外食のマクドナルドなど小売株が買われたのも相場の支えになった。
NY貴金属
ニューヨーク金、銀は続落。終値の前日比は、金が1.1~0.8ドル安、中心限月の12月限が1.0ドル安、銀が10.9~10.3セント安、中心限月の12月限が10.9セント安。金12月限は続落。時間外取引では、ドル高を受けて売り優勢となった。日中取引では、ドル安に転じたことを受けて下げ一服となった。銀12月限は、ドル高を受けて売り優勢となった。ニューヨーク金12月限は、続落。時間外取引では1229.1~1236.8ドルのレンジで推移、前日比3.0ドル安の1230.3ドルとなった。12月限は、高寄りしたのち、ドル高を受けて戻りを売られて軟調となった。立会時間は、序盤に下げ幅を拡大したが、ドル高一服を受けて下げ一服となった。ただ株高となったことから、1235.0ドルで上値は抑えられた。外国為替市場でドルが主要通貨に対して上昇した局面で、ドルの代替投資先とされる金は売り優勢になった。
NY原油
ニューヨーク原油は小幅続落。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が 0.07~0.04ドル安。その他の限月は0.11ドル安~0.58ドル高。米国がイランに対する石油制裁の緩和を正式に発表し、供給ひっ迫懸念が後退したことから上値は重かった。4日夜の時間外取引では一時62.52ドルと期近物として約7カ月ぶりの安値を付けていたため、値ごろ感からの買いも入りやすかった。ただ、トランプ米大統領が制裁を緩やかに進めると述べたと伝わり、取引終了にかけて下げに転じた。米国は5日から対イラン制裁の第2弾を開始したものの、原油高に対する警戒感から8カ国・地域については時限的にイランとの原油取引を認める。イランとの取引を容認された国・地域は、日本、中国、韓国、台湾、インド、トルコ、イタリア、ギリシャ。この8カ国・地域は猶予期間180日でイラン産原油の輸入をゼロにすることが要求される。トランプ米政権は、来年になれば原油市場の需給が緩むとみているもよう
シカゴコーン・大豆
コーンは総じて続伸。終値の前営業日比は変わらず~2.75セント高。中心限月の12月限は2.75セント高の374.00セント。大豆は小幅反落。終値の前営業日比は2.25セント安~2.50セント高。中心限月の1月限は2.00セント安の885.75セント。米中間選挙控え様子見ムードが強まりながらもドルが売られる動きが見られたことに加え、8日に発表される米農務省(USDA)の月例需給報告で期末在庫に加え、イールドも下方修正されるとの見方が浮上したことで買われた。12月限は前日高値を上抜き10月17日以来の水準まで値を切り上げた後、ほぼ高値引けしている。
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