朝刊:2018/11/08

ダウは続伸の545ドル高。ゴールドも4日ぶりに反発。米ねじれ国会の影響も市況には限定的か?

NY為替
7日のロンドン外国為替市場で円相場は横ばいだった。英国時間16時時点では、前日6日の同時点と同水準の1ドル=113円30~40銭だった。きょうのNY為替市場、NY時間に入って一服しているものの、きょうの米中間選挙の結果を受けて為替市場はドル売りが優勢となっている。一方、米株の買い戻しが続いていることから円安の動きもありドル円は113円台を維持し底堅い推移を継続。米中間選挙は予想通りに上院は共和党が過半数を維持した半面、下院では民主党が過半数を奪取した。一部には今後のトランプ大統領の政権運営に支障が出るとの見方も出ているが、市場ではある程度予想されていたことでもあり、市場は無難な通過となっている模様。ユーロも対ドルで3日続伸した。同16時時点に比べ0.0060ドルのユーロ高・ドル安の1ユーロ=1.1470~80ドルだった。日中を通してユーロ買い・ドル売りが優勢だった。午前に一時約2週間ぶりのユーロ高・ドル安水準となる1.1500ドル付近まで上昇する場面があった。
NYダウ
7日の米株式市場でダウ工業株30種平均は大幅に3日続伸した。前日比545ドル29セント(2.1%)高の2万6180ドル30セントと、10月9日以来ほぼ1カ月ぶりに節目の2万6000ドルを回復した。終値の前日比は、ナスダック総合指数が194.79高の7570.75、S&P500が58.44高の2813.89。米中間選挙を通過して買戻しが強まった。選挙は予想通りに上院は共和党が過半数を維持した半面、下院では民主党が過半数を奪取した。一部には今後のトランプ大統領の政権運営に支障が出るとの見方も出ているが、市場ではある程度想定されていたことでもあり無難な通過となったようだ。インフラ投資への期待から建機のキャタピラーや建機・産業機器レンタルのユナイテッド・レンタルズなどインフラ関連株が買われた。ねじれ議会となったことで大幅な規制強化が難しくなるとの見方などから、アマゾン・ドット・コムなど主力のハイテク株にも見直し買いが入った。
NY貴金属
ニューヨーク金先物相場は4営業日ぶりに反発した。終値の前日比は、金が2.4~2.6ドル高、中心限月の12月限が2.4ドル高、銀が6.9~7.8セント高、中心限月の12月限が 6.9セント高。金12月限は反発。時間外取引では、米中間選挙速報を受けて乱高下したのち、民主党の下院奪還見通しを受けて堅調となった。日中取引では、ドル安一服と株高を受けて上げ一服となった。銀12月限は、金堅調につれ高となったが、日中取引のドル高に上値を抑えられた。ニューヨーク金12月限は、反発。時間外取引では1224.2~1238.4ドルのレンジで推移、前日比7.2ドル高の1233.5ドルとなった。12月限は、高寄りしたのち、米中間選挙速報を受けて乱高下した。ただ民主党が下院で優勢と伝えられると、ドル安に振れたことを受けて堅調となった。ドルが主要通貨に対して下落し、ドルの代替投資先とされ逆の値動きをしやすい金先物の買いを誘った。
NY原油
7日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は8日続落した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の12月物は前日比0.54ドル安の1バレル61.67ドルで取引を終えた。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が0.54~0.52ドル安。その他の限月は0.46ドル安~2.91ドル高。米エネルギー情報局(EIA)が発表した週報で、米原油生産量が大幅に拡大したことや、米原油在庫が増加を続けたことが嫌気された。米原油生産量は日量1160万バレルとなり、過去最高水準を塗り替えた。シェールオイルの増産が背景。米原油在庫は市場予想以上に拡大し、7週連続で増加した。製油所稼働率は90.0%まで戻した。米国の製油所は定期改修を終えて再稼働しつつあり、原油消費量は拡大しているが、原油在庫の取り崩し圧力は限定的。ロシアのタス通信が、来年以降の減産についてサウジアラビアとロシアが協議を始めたと伝えたことは一時的に相場を押し上げたが、EIA週報が重しとなり、買いは続かなかった。
シカゴコーン・大豆
コーンは概ね小幅続落。終値の前営業日比は2.00セント安~変わらず。中心限月の12月限は1.00セント安の372.25セント。大豆は総じて続落。終値の前営業日比は4.75セント~3.25セント安。中心限月の1月限は4.75セント安の879.50セント。前週末に大きく上昇した後で利益確定のための売りが見られたことで値位置を切り下げた。ただ、8日に発表されるUSDAの月例需給報告待ちのなか様子見ムードが強く、12月限の取引レンジは2.25セントと前日に続いて狭いレンジ内での往来にとどまった。
今日のニュース
主な経済指標結果
特になし

掲載内容は情報提供を目的としております。情報につきましては細心の注意を払っておりますが、正確さを保証するものではありません。また、取引における判断はお客様ご自身で行って下さい。