朝刊:2018/11/13

ダウは600ドルオーバー安。ゴールドも崩れ、今後市場の冷え込みか?

NY為替
きょうのNY為替市場はドル買いが優勢となった。ただ、米株式市場が連日での大幅安となったことで、リスク回避の動きから円買いとなったことで、ドル円は上値の重い展開となった。ドル・インデックスは10日の高値97.20を上回るなど上昇を見せた。ドルの強さの背景には欧州通貨の弱さがある。英国と欧州連合(EU)のブレグジット交渉がうまく進んでおらず、合意なき離脱に動く可能性でポンドが売られている。さらにイタリアの予算案を巡る英州委員会との対立もあり、ユーロも軟調な動きを見せている。ユーロは対ドルで3日続落した。同16時時点に比べ0.0100ドルのユーロ安・ドル高の1ユーロ=1.1250~60ドルだった。イタリアの財政懸念などもユーロ売りを促した。
NYダウ
12日の米株式市場でアップルがサプライヤーの業績見通し引き下げをきっかけに前週末比で5%下落し、アマゾン・ドット・コムやグーグル、半導体株なども大幅安で終えた。ダウ工業株30種平均は602ドル安だった。終値の前日比は、ナスダック総合指数が206.03安の7200.87、S&P500が54.79安の2726.22。NYダウは600ドル安を超す急落となり、S&P500やナスダックも大幅な下げとなった。アップルやゴールドマンサックスが下げの中心となった。
NY貴金属
ニューヨーク金、銀は続落。終値の前日比は、金が5.8~5.1ドル安、中心限月の12月限が5.1ドル安、銀が13.0~12.5セント安、中心限月の12月限が12.9セント安。金12月限は続落。時間外取引では、英閣僚辞任報道を受けてポンド主導でドル高となったことを受けて軟調となった。日中取引では、時間外取引の安値を割り込んで売り優勢となり、10月11日以来の安値1201.4ドルを付けた。銀12月限は、ドル高を受けて軟調となった。ドルの代替投資先とされる金先物の売りを誘った。一時1201ドル台まで下げ、10月上旬以来1カ月ぶりの安値を付けた。
NY原油
ニューヨーク原油は続落。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が0.28~0.26ドル安。その他の限月は0.30~0.13ドル安。供給過剰が警戒されるなかでサウジアラビアを中心とした産油国が減産協議を開始したことで上昇する場面はあったものの、トランプ米大統領が減産に否定的な発言をしたことでマイナス圏に押し戻されて引けた。ツイッターで、同大統領は「たぶん、サウジアラビアや石油輸出国機構(OPEC)が減産することはない。供給に基づき原油価格はさらにさがるはずだ」と語った。世界景気の減速で来年には原油供給が需要を上回るとの見方で一致。12月のOPEC総会で減産を協議する見通しとなった。夏以降の減産緩和の流れが反転する可能性が高まり、原油先物の買いを誘った。
シカゴコーン・大豆
コーンは期近の中心限月は小幅反発。終値の前営業日は0.75セント安~1.50セント高。中心限月の12月限は1.50セント高の371.25セント。大豆は反落。終値の前営業日比は3.50セント安~1.50セント高。中心限月の1月限は3.50セント安の883.25セント。ベテランズデーのため全体的に様子見ムードが強いなか、テクニカル要因から買われたが、ドル高が上値を抑制した。12月限は前週末の取引レンジ内での高下にとどまった。中心限月の12月限は時間外取引を開始した後のアジアの時間帯は、取引開始後に値位置を切り上げたが、その後は概ね368.75~369.25セントの狭いレンジ内での往来となったが、アジアから欧州の時間帯にかけて買いの手が膨らみはじめ、370セントを突破した後も上方への方向性を維持し、欧州の時間帯の序盤にはこの日の高値まで上昇。
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