朝刊:2018/11/22

ダウは小幅安。明日の感謝祭を睨み様子見か?一方、ゴールドとオイルは共に反発する

NY為替
きょうのNY為替市場、序盤はドル売りの動きも見られたものの、全体的には模様眺めの雰囲気が強かった。感謝祭前で市場参加者も少なくなっている模様。きょうは株安・原油安が一服し、円安の動きがドル円をサポート。ただ、本日113.10円付近に来ていた21日線から上は売り圧力が根強よい英ポンドも対ドルで続落した。前日の16時時点と比べて0.0040ドルのポンド安・ドル高の1ポンド=1.2780~90ドルだった。英国の欧州連合(EU)離脱協定の正式合意をめざす25日の臨時EU首脳会議を控え、ポンドの売りが優勢だった。このところの株安・原油安で市場には景気の先行き不透明感が台頭し始めている。そのような中、一部報道がFRB高官の話として、FRBが段階的な利上げを休止する可能性の検討し始めており、来年春にも利上げサイクルを終了させる可能性があると伝えた。12月の利上げはほぼ確実視されるものの、利上げ休止の議論は3月FOMCから活発になり、6月には確実に議論されるという。ただ、FRBの利上げ休止の見方は時期尚早との意見も出ている。
NYダウ
21日の米株式市場でダウ工業株30種平均は小幅ながら3日続落した。日中は短期的な戻りを見込んだ買いが目立ったものの、引け間際に手じまいの売りが広がった終値の前日比は、ナスダック総合指数が63.43高の6972.25、S&P500が8.04高の2649.93。IT・ハイテク株に買い戻しが入っており相場全体をサポートした。原油反発やスポーツ用品店の決算が好調だったことも支援したようだ。IT・ハイテク株に関して特に目立った買い戻しの材料は見られないが、ここ数日大幅な下落が続いていただけに、明日の感謝祭休暇を前に値ごろ感のショートカバーが入っているようだ。また、感謝祭は年末商戦のスタートでもあるが、景気に対する先行き懸念も台頭し始める中、その動向を見極めたいとの雰囲気もある。
NY貴金属
ニューヨーク金、銀は反発。終値の前日比は、金が6.8~7.4ドル高、中心限月の12月限が6.8ドル高、銀が23.1~24.2セント高、中心限月の12月限が23.3セント高。 金12月限は反発。時間外取引で、ユーロ高を受けて堅調となった。日中取引では、予想以下の米耐久財受注を受けてドル安に振れたことが支援要因となり、7日以来の高値1230.9ドルを付けた。外国為替市場でドルがユーロに対して下落し、ドルの代替投資先とされる金に買いを促した。銀12月限は、ドル安や金堅調を受けて反発した。ニューヨーク金12月限は、反発。時間外取引では1220.1~1226.1ドルのレンジで推移、前日比3.6ドル高の1224.8ドルとなった。12月限は、高寄りしたのち、ユーロ高を受けて堅調となった。
NY原油
ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場が反発した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の1月物は前日比1.20ドル高の1バレル54.63ドルで終えた。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が1.20~1.23ドル高。その他の限月は0.31~1.38ドル高。感謝祭による休場を控えて、前日の大幅安の反動が現れた。当限は年初来安値から切り返した。米エネルギー情報局(EIA)の週報で、原油在庫が市場予想以上に増加し、9週連続の増加となったものの、石油製品需要の堅調さが示され、買い戻しが優勢となった。取引終了にかけては相場はやや伸び悩んだ。世界的な景気減速で原油の需給が悪化するとの観測は根強く、しかし、積極的に買い進む動きは限られた。石油製品価格が下落していることもあって、留出油の需要は前年を上回って推移している。石油製品需要は日量2126万4000バレルと、年間で最も石油消費が旺盛な夏場の需要期並みの高水準を維持。
シカゴコーン・大豆
コーンは軒並み小反発。終値の前営業日は変わらず~0.75セント高。中心限月の 12月限は0.50セント高の361.75セント。大豆は総じて続伸。終値の前営業日比は変わらず~2.25セント高。中心限月の1月限は2.00セント高の883.00セント。米コーンベルトでの収穫進展に伴う供給量の増加観測が引き続き弱材料となるなか上値を抑制され360.00セントまで値を落とす場面が見られた。だが売り警戒から買い戻されてプラスサイドまで浮上した。原油高、金高も買いを支援。ただ、サンクスギビングデー(感謝祭)の休場を控えるなか様子見ムードが強く、戻りは限られた。
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