朝刊:2018/11/27

ダウは大幅反発。原油も切り返す。ゴールドはまちまち。ドル/円はしっかり。

NY為替
ニューヨーク外国為替市場で円相場は反落し、前週末比60銭円安・ドル高の1ドル=113円55~65銭で終えた。世界的な株高を背景に、投資家が運用リスクを取る局面で売られやすい円は売りが優勢になった。NY時間の終盤になってもドル円は本日高値圏での推移が続いている。きょうのNY為替市場はドル買いが優勢となっており、ドル円は113.60円付近まで上昇。きょうは原油、米株とも反発しておりリスク回避の動きも一服しており、円安の動きもドル円をサポートしているようだ。低金利で投資資金の調達通貨とされる円は売りが優勢だった。市場ではこのところの原油、株急落もあって、景気後退への懸念が台頭し始め、来年は利上げ打止めとの見方も市場では囁かれている。しかし、足元の指標は好調な経済が示されており、株急落ではFRBはスタンスは変えないとの見方も少なくない。感謝祭明けのブラックフライデーの消費も過去最高水準に増加との調査も出ており、来年の利上げ停止の見方が一服しているのかもしれない。円の対ユーロ相場は反落し、65銭円安・ユーロ高の1ユーロ=128円60~70銭で終えた。イタリア政府が2019年予算案について財政赤字の国内総生産(GDP)に対する比率を引き下げる方向で検討していると伝わり、円売り・ユーロ買いが優勢になった。
NYダウ
きょうのNY株式市場は大幅反発し、ダウ平均は一時387ドル高まで上昇する場面も見られた。26日の米株式市場でダウ工業株30種平均は5営業日ぶりに反発し、前週末比354ドル29セント(1.5%)高の2万4640ドル24セントで終えた。米年末商戦が好調な滑り出しとなり、景気減速への警戒感が薄れた。終値の前日比は、ナスダック総合指数が142.87高の7081.85、S&P500が40.89高の2673.45。先週の感謝祭ウィークでは原油急落と伴に株式市場も急速に下落した。年末に向けた売りがひとまず一巡したのか、きょうは原油と伴に買戻しが強まっている。底打ちの予感を感じさせる動きとの指摘も出ているが、景気の先行き不安感も強まる中、時期尚早との見方も多い。ネット通販の値引きが最大となる26日の「サイバーマンデー」への期待も大きく、アマゾン・ドット・コムは5%強上昇。小売りや消費財関連株が全般に買われた。感謝祭明けのブラックフライデーの消費が好調だったこともフォローとなっているようだ。アドビ・アナリスティクスによると、ブラックフライデーのオンライン販売は前年比で23%上昇し過去最高を記録したと述べている。これを受けて小売株が堅調。
NY貴金属
ニューヨーク金先物相場は小幅に続落した。終値の前日比は、金が0.8~0.3ドル安、中心限月の12月限が0.8ドル安、銀が3.8~2.1セント安、中心限月の12月限が3.8セント安。金12月限は小幅続落。時間外取引では、欧州連合(EU)特別首脳会議で、英国のEU離脱案が承認され、リスク回避のドル高が一服したことを受けて堅調となった。ただ欧州時間に入ると、ドル高に転じ、上げ一服となった。日中取引では、ドル高・株高を受けてマイナスサイドに転じた。銀12月限は、金堅調につれ高となる場面も見られたが、ドル高を受けて小幅安となった。米東部時間26日未明にかけて外国為替市場でドルが弱含んだのを受け、ドルの代替投資先とされる金の先物には買いが先行した。ニューヨーク金12月限は、小幅続落。時間外取引では1222.6~1228.6ドルのレンジで推移、前日比2.3ドル高の1225.5ドルとなった。12月限は、高寄りしたのち、原油高・株高でリスク回避のドル高が一服したことを受けて堅調となった。ただ欧州時間に入ると、ユーロ高一服を受けて上げ一服となった
NY原油
ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は反発した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の2019年1月物は前週末比1.21ドル高の1バレル51.63ドルで取引を終えた。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が1.21ドル高。その他の限月は0.44~1.19ドル高。先週にかけて大きく下げた反動で買い戻しが優勢となった。欧州や米国の主要な株価指数が上昇したことで、世界的な景気減速による石油需要の下振れ懸念が後退した。11月のドイツIfo景況感指数は3ヶ月連続で低下したものの、ドイツを中心とした欧州の不透明感を強めなかった。米国でブラックフライデーのオンライン販売が好調だったと伝わったことは景気不安をやや緩和した。米年末商戦の好調な滑り出しが伝わって米株式相場が持ち直し、リスク資産とされる原油先物にも買いが入った面もある。 来週の石油輸出国機構(OPEC)総会に向けて減産が協議されていることも支援要因。日量100~140万バレル規模の減産が協議されている
シカゴコーン・大豆
コーンは軒並み続落。終値の前営業日は3.00~0.50セント安。中心限月の12月限は3.00セント安の356.00セント。 大豆は大幅続落。終値の前営業日比は18.75~11.00セント安。中心限月の1月限は18.75セント安の862.25セント。米国の需給緩和見通し、大豆安が弱材料視されて売られ、9月28日以来の水準まで下落。週間輸出検証高が強気を維持したほか、原油高、ダウ平均株価の反発といった外部環境が強気だったことが下支え要因となったが、安値に近い水準での終了となった。時間外取引開始後のアジアの時間帯で中心限月の12月限は取引開始直後に360.50セントの高値を付け、その後、若干売られたが、358.50セントがサポートになっての底意の強い足取りを演じた。
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