朝刊:2018/12/06

株式市場は国民追悼の日で休場。為替はドル高円安。ゴールド、オイルは反落

NY為替
きょうのNY為替市場は、米国株式市場がブッシュ元大統領の死去による「国民追悼の日」で休場となるなか、ドル買いが進む展開となった。前日の米国株が米中貿易摩擦への懐疑的な見方から急落して、リスク回避の円買いが進んだもののの、落ち着きを取り戻している。米国では株式とともに債券市場が休場となった。そうした中、為替市場は小幅な値動きとなった。米中貿易摩擦を巡る懸念が後退して、ドル買いの動きが広がった。ドル円はロンドン時間からNY時間にかけてに112円台後半から113.20円台まで上昇。その後、113円台前半で小幅な値動きとなった。円は対ユーロで反落し、前日比50銭円安・ユーロ高の1ユーロ=128円35~45銭で取引を終えた。前日に円が対ユーロで1円あまり上昇した後とあって、持ち高調整目的の円売りが出た。ユーロは対ドルで小幅に反発し、前日比0.0005ドル高い1ユーロ=1.1340~50ドルで終えた。イタリア政府が来週までに歳出削減を盛り込んだ2019年予算の修正案を欧州連合(EU)に提出する予定と伝わり、ユーロ買いが入った。米中貿易交渉の進展への期待も、中国との経済的なつながりが強いユーロを支えた。
NYダウ
『国民追悼の日でお休みとなります。』
NY貴金属
ニューヨーク金、銀は反落。終値の前日比は、金が4.2~3.9ドル安、中心限月の2月限が4.0ドル安、銀が6.0~5.7セント安、中心限月の3月限が5.8セント安。金2月限は反落。時間外取引では、ドル高を受けて軟調となったが、欧州時間に入ると、ドル高一服を受けて下げ一服となった。日中取引では、米金融市場が休場となるなか、小動きとなった。取引の中心である19年2月物は前日比4.0ドル安の1トロイオンス1242.6ドルで終えた。相場を動かすような新規の材料が少なく、動意に乏しかった。ニューヨーク金2月限は、反落。時間外取引では1238.7~1244.8ドルのレンジで推移、前日比3.3ドル安の1243.3ドルとなった。2月限は、安寄りしたのち、ドル高を受けて軟調となったが、欧州時間に入ると、ドル高が一服し、下げ一服となった。
NY原油
ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は3営業日ぶりに小反落した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で、期近の2019年1月物は前日比0.36ドル安の1バレル52.89ドルで取引を終えた。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が0.36~0.34ドル安。その他の限月は0.31~0.17ドル安。石油輸出国機構(OPEC)総会を6日に控えるなかで方向感は限定的だった。総会に先立ち、OPEC加盟国と非OPEC加盟国による共同閣僚監視委員会(JMMC)がウィーンで行われ、世界的な過剰在庫の増加を回避するため減産が勧告されたものの、減産規模については調整が続いている。関係筋の話として伝わったところによると、減産規模を決めるベースラインも事前合意に至っていない。ただ、減産延長で合意するとの予想自体は足元で広がっていた。6日以降の協議で決まる減産量や期間などの詳細を見極めたいとして、買いは続かなかった。
シカゴコーン・大豆
コーンは期近と期先以外が小幅反落。終値の前営業日は期近、期先2本は変わらず。それ以外は0.75セント~0.25セント安。中心限月の3月限は0.50セント安の384.25セント。大豆は概ね続伸。取引の少ない期先限月が下落したが、それ以外は小幅続伸。終値の前営業日比は4.50セント安~1.75セント高。中心限月の1月限は1.75セント高の913.50セント。続伸場面を演じた後で修正のために転売が膨らむなか売り優勢となった。前日の高値を上抜く強い足取りも見られたが、小麦安や、金、原油市場の軟調な足取りといった外部環境も売りを呼ぶ要因となった。ただ、値位置自体は前日と同水準を維持しており、380セントの節目が下値支持とする意識が強まっている様子を窺わせている

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