夕刊:2019/01/08

ゴム、とうもろこしはしっかり。金、オイルはまちまち

為替

8日の東京外為市場は、日経平均が上昇し前日比300円超高まで上げ幅を拡大したことを受け、リスク選好の円売りが優勢。ドル・円は午前の高値を上抜け109円00銭付近まで反発。同水準付近に観測されていた売り注文をこなせず、その後はやや上値が重くなった。ユーロ・ドルはさえない。1.1500ドル手前で上値の重さを確認すると、対円などでドル高が進んだ影響もあり、一時1.1432ドルまで売りに押された。ユーロ・円は株高を支えに一時124円70銭付近まで下値を切り上げる場面があったものの、その後はドル円と同様に伸び悩んだ。本日これまでのレンジ:ドル・円:108円51銭-109円00銭、ユーロ・ドル:1.1432ドル-1.1485ドル、ユーロ・円:124円24銭-124円86銭、ドル・円のテクニカルで、陽線で1月3日の始値である108円88銭を上回った場合は、赤三兵の反発サイン、上回ることができない場合、下げ三兵の反落シグナルとなる。

株式(日経平均)

8日の東京株式市場で日経平均株価は、前日比+165円07銭高の20204円04銭と続伸して引けた。14時ごろに前日比308円高の20347円と、取引時間中としては2018年12月20日以来ほぼ3週ぶりの高値を付けた。ソフトバンクグループ(SBG)など主力株の一角への買いが相場全体を押し上げている。外国為替市場で1ドル=109円ちょうど近辺まで円安・ドル高が進むと歩調をあわせるように株価指数先物や値がさ株への買いが増えた。日経平均への影響度が大きいSBG株の上昇率は一時6%近くに達した。米国市場で金利の先高観が薄れ、成長期待の高いハイテク株が買われた流れを背景に、買い戻しが強まっているという。日米ともに相場全体が戻りを試すなか、悲観一色だった投資家心理が改善し、個人などは最近まで下げの大きかった銘柄を中心に買いの対象を物色している。8日まで開かれる予定の米中の次官級の協議で貿易交渉が進展すると期待した買いも引き続き入っている。東証1部の売買代金は概算で2兆6752億円、売買高は15億5257万株、値上り銘柄1304、値下り銘柄761、変わらず63。TOPIX:1518.43 +5.90 +0.39%、マザーズ:887.50 +28.02 +3.26%。

貴金属

金先限帳入値4480円(前日比0円)銀先限帳入値54.3円(前日比-0.6円)白金先限帳入値2872円(前日比-5円) パラジウム先限帳入値4075円(前日比+12円)東京金はまちまち、銀は小幅安。金は円安を受けて買い優勢で始まった。その後は、ドル建て現物相場がもみ合いとなるなか、円安一服を受けて上げ一服となった。銀はまちまちで始まったのち、円安一服を受けて小幅安となった。午後に入ってからは円高の影響を受けて、値を下げ始める。更に、海外スポット取引も値を下げたことで東京金も前日比マイナス圏までいく。日経平均は前日比1パーセント近く上げてきているが、ゴールドはその中で弱い印象な商い。プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが小反落。プラチナはニューヨーク安を受けて売り優勢で始まった。その後は、円安やドル建て現物相場の堅調を受けてプラスサイドに転じたが、円安一服を受けて上げ一服となった。午後に入るとこちらも円高の影響を受けて、前場の上値を消す展開。2900円をトライしたが、本日も届かず。

石油

原油先限帳入値37830円(前日比-30円) ガソリン先限帳入値49200円(前日比+220円)灯油先限帳入値53890円(前日比-480円)午前の東京石油市場は売り優勢。週明けの海外市場が伸び悩んで引けたことから高安まちまちで始まった後、全般的に弱含んでいる。しっかりと推移していた時間外取引のニューヨーク原油の上値が重くなっていることが圧迫要因。午後に入っても値段の動きはまちまち。昨日の上昇の勢いは無いが、ずるずる下がる印象でもない。今後のOPECの減産対応が市場にどう評価されるかがポイント。

ゴム

ゴムRSS先限帳入値181.6円(前日比+4.3円)ゴムTSR先限帳入値155.0円(前日比+3.0円)ゴムRSSは、軒並み続伸。上海夜間安となったものの、これに対する反応は薄く、最近の強地合いを継続し、買いが先行する展開となっている。午後に入っても高値圏で推移。180円をしっかりと値固め出来れば、今月中に200円も目指す展開になるかが注目される。

とうもろこし・大豆

コーン先限帳入値は22980円(前日比+340円)東京コーンは軒並み続伸。前日のシカゴコーンは期近が小反落したが、東京コーンは夜間取引から概ね続伸となった。日中取引もその勢いを引き継ぎ、期先3本を含む4本が序盤で200円超の上昇。午後に入っても値を下げず高いところでキープする。再び23000円台をしっかりと超えてこれるかが注目されるところ。


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