夕刊:2019/01/11

日経平均反発の195円高。貴金属、原油もしっかり。為替は終始小幅な動きとなり、三連休を前に様子見、慎重なスタンスか?

為替

東京外為市場の終盤、ドル円は108円台前半での推移。東京外国為替市場で円相場は小幅な動きとなっている。日経平均株価が高値圏でもみ合うなか、円売り・ドル買いに勢いはない。午前中より少し頭の重い展開も、下値も限定的。三連休前ということで、ポジション調整が入りやすかった面も。積極的に持ち高を傾ける材料は見当たらず、様子見ムードが強まっている。東京株式市場が堅調な地合いを続けており、下値を支えた格好。

株式(日経平均)

東京株式市場で日経平均株価は反発した。前日比195円90銭(0.97%)高の20359円70銭で終えた。不動産、精密機器、電気・ガスが買われる一方で、小売り、水産・農林、倉庫・運輸関連が売られている。前日の米株式相場の上昇や外国為替市場での円安進行を受けて投資家心理が上向き、輸出関連株を中心に見直し買いが入った。株価指数先物への断続的な買いにつれてファストリが大幅高となり、日経平均の上昇をけん引した。中国や香港などアジア関連株が総じて高かったことも投資家のセンチメント改善に貢献している。ただ、日経平均株の上昇は一部の値がさ株による押し上げ効果による部分も大きく、値上がり銘柄数は全体の5割強にとどまっており、売り買いは交錯している。

貴金属

金先限帳入値4494円(前日比+8円)銀先限帳入値54.7円(前日比-0.1円)白金先限帳入値2867円(前日比0円) パラジウム先限帳入値4180円(前日比+30円)東京金、銀は小幅安。金はニューヨーク安を受けて売り優勢で始まった。その後は、円安やドル建て現物相場の堅調を受けて下げ一服となった。銀もニューヨーク安を受けて小幅安となった。午後に入ると前日比プラス圏を突破し、昨日の夜間取引につけた高値4490円を超えてくる。終始本日は金は高値をキープした状況。プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが小幅続落。プラチナはドル建て現物相場の下落を受けて売り優勢で始まった。その後は、円安が下支えとなった。パラジウムはニューヨーク高と円安を受けて期先2本が上昇した。午後に入ったら、若干売り優勢が弱まった感じ。金ほどしっかりした印象ではなかったが、売り込まれる状況とはならず。

石油

原油先限帳入値40460円(前日比+630円) ガソリン先限帳入値51320円(前日比+700円)灯油先限帳入値55950円(前日比+1150円)午前の東京石油市場は上昇。世界的な景気減速と石油需要の下振れ懸念が後退するなかで、海外市場が続伸したことや、円安が支援要因となっている。円相場は1ドル=108円前半で推移し、前日までの円高・ドル安が一服。ただ、時間外取引でニューヨーク原油が軟化していることから、日中取引開始後の国内市場は高値からやや失速している。東京市場が3連休となることも、上げ幅が調整されている背景。午後に入ってもじり高。40000円を突破した後は40500円を挟んだ展開。先限で出来高10000枚を超える。

ゴム

ゴムRSS先限帳入値183.5円(前日比+0.3円)ゴムTSR先限帳入値153.5円(前日比-0.5円)ゴムRSSは、軒並み反発。序盤は、前日の弱地合いや上海夜間安などを背景に売りが優勢となったが、押し目買い意欲は強く、売り一巡後はプラスサイドに転じている。185円を窺う展開にはならなかったが、午後に入っても堅調な値段で推移。週末ということもあり、積極的な買いは控えられた印象。

とうもろこし・大豆

コーン先限帳入値は22780円(前日比-90円)東京コーンは続落。前日のシカゴ安を背景に序盤から売り優勢となり、全限月が3ケタ安で推移。9月限が2ケタ安に戻したのに続き、先限も2ケタ安に下げ幅を縮小し、一時22800円まで戻した。しかし戻り売り圧力は強く、9月限、先限とも再度3ケタ安まで下げ幅を拡大した。午後に入っても上を狙う形にはならず。23000円が抵抗として働いている様子。


掲載内容は情報提供を目的としております。情報につきましては細心の注意を払っておりますが、正確さを保証するものではありません。また、取引における判断はお客様ご自身で行って下さい。