夕刊:2019/01/17

日経は小幅安。金はしっかり。白金は午前中の高値からは値を下げるも、前日比プラス圏で終える

為替

17日の東京外為市場でドル・円は弱含み。(高値109円14銭-安値108円84銭)日本株や中国株の軟調地合いを受けリスク回避的な円買いが先行し、ドルは節目の109円台を割り込んだ。ドル・円は前日海外市場で米国企業の好業績による株高とメイ英首相の不信任案の否決を受け、ドルは109円台を回復。本日アジア市場の朝方はその流れが続き、日経平均株価の高寄りで109円10銭台を付けた。ただ、日経平均の反落や上海総合指数のマイナス圏推移などで108円台後半を中心とした値動きに。ランチタイムの日経平均先物は軟調地合いが続き、円買いは継続。また、欧米株安が観測され、ドル買いも入りにくいようだ。午後に入ると、米政権の強硬的な通商政策に対する過度な警戒感が後退し、ポジション調整的なドル買いがやや優勢。ドル円は一時109円06銭付近まで買われたほか、ユーロ・ドルは昨日NY時間の安値を割り込み1.1382付近まで下落。一方、クロス円は中国株の反発や日経平均の下げ幅縮小を受け軟調地合いが一服しているものの、ユーロ円は124円10銭前後で揉み合い、ポンド円は140円30銭付近で膠着状態となっている。本日これまでのレンジ:ドル・円:108円84銭-109円14銭、ユーロ・ドル:1.1379ドル-1.1401ドルユーロ・円:124円01銭-124円36銭

株式(日経平均)

17日の東京株式市場で日経平均株価は続落し、前日に比べ40円84銭(0.20%)安い20402円27銭で終えた。16日の米株高や外国為替市場の円安・ドル高を受け、朝方は買いが先行したが、上値では個人投資家の戻り待ちの売りが増えた。米国の自動車関税に対する警戒感が強く、時価総額の大きい自動車株に売りが目立った。日経平均が心理的な節目の20500円を下回ると海外ヘッジファンドが株価指数先物にまとまった売りを出した。下げ幅は一時100円を超えた。ロイター通信が16日、「米上院議員が自動車の追加関税について『トランプ米大統領は導入に傾いている』などと明かした」と報道。投資家心理の重荷になった。さらに米ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)は同日、「米連邦検察官が米国との取引先から企業秘密を盗んだとして中国の華為技術(ファーウェイ)を捜査している」と報じた。これを受け、中国ハイテク企業の投資需要の減退懸念から東京エレクトロンなどの半導体製造装置株にも売りを誘った。TOPIX:1543.20 +5.43 +0.35%、マザーズ:937.80 +17.08 +1.86%。東証一部売買代金1兆9778億円、出来高11億4873万株、値上り1366、値下り682、変わらず80。出来高、売買代金ともに低調。方向感無いものの本日の米国株に注目。下値を模索してもいい外部環境と思える。

貴金属

金先限帳入値4515円(前日比+22円)銀先限帳入値54.4円(前日比-0.4円)白金先限帳入値2815円(前日比+17円) パラジウム先限帳入値4311円(前日比+104円)東京金は、反発。ニューヨーク高と円安を受けて買い優勢で始まった。その後は、円安一服に上値を抑えられた。金のドル建て現物相場はも堅調。きのうの海外市場では、ニューヨーク市場でのドル高一服が支援要因となった。午後に入ると徐々に下げてくる。午前中の安値4516円を割ってくる。ただ、どんどん売り込まれてくるという形にはならず。本日は一日通して値幅は動かず。東京プラチナは、反発。ニューヨーク高と円安を受けて買い優勢で始まった。その後は、円安一服とドル建て現物相場の堅調を受け、もみ合いとなった。午後に入ると午前中の上げ幅場は消す形となる。為替が109円割れ始めるとともに値段が下げ始める。パラジウムと比べると割安感が出ている印象。

石油

原油先限帳入値40120円(前日比-1280円) ガソリン先限帳入値51590円(前日比+280円)灯油先限帳入値56010円(前日比+190円)午前の東京石油市場は小幅高。世界的な景気減速懸念がやや緩んでいるなかで、海外市場が続伸したことや円安で上昇して始まったものの、上げ幅を削っている。時間外取引でニューヨーク原油が軟調に推移していることや、円安が一服していることが重し。日中取引開始後、円相場は1ドル=109.10円付近から108.80円台まで円高となっている。午後に入っても上昇の勢いはない。買い一服といった形。東京原油先限で40000円をしっかりキープできるかが注目。本日の高値は40460円であった。

ゴム

ゴムRSS先限帳入値184.8円(前日比+1.2円)ゴムTSR先限帳入値152.5円(前日比+0.4円)ゴムRSSは、寄り付き直後は、上海夜間高や円安を背景に、買いが先行した。ただ、その後は、買い一服となっている。午後に入っても小幅の値動きに終始。本日の高値185.0円を付けるも、薄商いに終わる。ゴムRSS先限は、小高く推移している。前日の夜間取引の下げ幅を解消し、プラスサイドに転じている。現状、先限は180円付近が支持となっている。ただ、このところ、出来高が減少しており、積極的な買いは以前より入りにくくなっている。

とうもろこし・大豆

コーン先限帳入値は22870円(前日比+0円)東京コーンは期中から期先が反発。前日のシカゴ小反発、円相場が1ドル=109円台前半に下落を背景に序盤は総じて100円超の上昇となった。しかし午前9時半過ぎから円相場が108円台後半に反発すると、期近が上げ幅を削る展開。7、11月限も上げ幅を縮小したが、小幅高を維持。午後ももみあい状態が続く。本日も先限で23000円をキープできずに終える。先限で出来だから100枚以下と薄商いの相場。


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