夕刊:2019/01/18

日経もしっかり263円高。金もしっかり。白金は大幅反発。オイルも堅調。パラジウムは爆騰

為替

18日の東京外国為替市場でドル・円は買いが一服。ニューヨーク市場の終値(109円26銭)と比べて、日経平均株価の上昇を支えにした買いが継続的に入り、11時前には一時109円44銭と昨日高値109円40銭を上抜けた。もっとも、同水準では上値の重さも意識されており、その後は高値圏ながら伸び悩んだ。ユーロ・円も買いが一服。総じてドル円につれた動きとなり、一時124円68銭まで買われたものの、昨日高値まできたが、その後伸び悩んだ。ユーロ・ドルは、10時30分過ぎに1.1403ドルまで上昇したが、手掛かり材料に乏しかったこともあり、一方的に買いが進む展開にはならなかった。米中通商交渉や英国のEU離脱協議を巡る様子見姿勢が強まる中、全般的に動意薄。ドル・円は、日経平均の堅調地合いを受け109円44銭付近まで値を伸ばしたものの、同水準では戻り売りが優勢。クロス円もユーロ・円が124円60銭前後で揉み合い、ポンド・円は142円を挟み売買の交錯が継続しているほか、豪ドル円も78円65銭付近で方向感に欠ける状況。また、ユーロ・ドルは1.1395付近で小幅な値動きとなっている。本日これまでのレンジ:ドル・円:109円06銭-109円44銭、ユーロ・ドル:1.1387ドル-1.1400ドル、ユーロ・円:124円23銭 -124円68銭。

株式(日経平均)

18日の東京株式市場で、日経平均は前営業日比263円80銭高(+1.29%)の20666円07銭となり、3日ぶりに大幅反発した。米中摩擦の緩和期待で前日の米国株が上昇。為替は1ドル109円台前半まで円安に振れるなど外部環境の落ち着きを好感し、買いが先行した。業績予想の下方修正を発表した日本電産が安寄り後に下げ渋ったことや、上海株が高く始まったことも安心材料になった。日経平均は抵抗線となっていた25日移動平均線を上抜けると売り方の買い戻しが入り、一段高となった。TOPIXは0.93%高1557.59。マザーズは、1.36%高950.60。東証1部の売買代金は2兆1529億円、売買高11億5095万株だった。セクター別では、東証32業種が上昇。海運、建設、水産・農林、食料品などが値上がり率上位にランクインした。業績悪化の織り込み度合いは個別銘柄によって異なるものの、日経平均は低水準のPERなどから考えて、すでに来期ベースで10%程度の減益を織り込んでいる可能性が高い。週明けに18年10~12月期の国内総生産(GDP)や同12月の小売売上高など中国の主要経済統計が発表されることを控え、結果を見極めたいとして、さらに上値を追う雰囲気は乏しい。 東証1部の騰落数は、値上がり1538銘柄に対し、値下がりが525銘柄、変わらずが65銘柄だった。

貴金属

金先限帳入値4528円(前日比+13円)銀先限帳入値54.5円(前日比+0.1円)白金先限帳入値2863円(前日比+48円) パラジウム先限帳入値4465円(前日比+154円)東京金は、続伸。円安を受けて買い優勢で始まった。その後は、円安が一服したが、ドル建て現物相場の押し目が買われたことが下支えとなった。午後に入っても値段は徐々に上がって行き、しっかりした印象。円安になるも、現物はそれほど下げずにいた為、終始4530円を挟んだ展開となる。東京プラチナも続伸。ニューヨーク高と円安を受けて買い優勢で始まった。その後は、ドル建て現物相場の押し目が買われたことを受けて堅調となった。午後に入っても上昇の勢いは止まらず。節目の2850円を越えてくるとその後は高値でキープ、本日の高値で取引を終える。パラジウムの暴騰も手伝って、ムード的にも買いが先行する一日。

石油

原油先限帳入値40950円(前日比+830円) ガソリン先限帳入値52430円(前日比+840円)灯油先限帳入値56850円(前日比+840円)午前の東京石油市場は上昇。米中通商協議に対する期待感が背景。昨日は米国が中国からの輸入品に対する関税撤廃を検討していると伝わった。米財務省はこの報道を否定しているものの、月末に行われる米中通商協議に向けて不透明感が後退している。時間外取引でニューヨーク原油は上昇。円相場は1ドル=109円半ばで円安推移を継続している。 午後に入ると一段の上昇をみせる。東京原油先限は41000円をもう一歩のところまで試す。こちらも終日しっかりした印象で本日の高値で取引を終える。

ゴム

ゴムRSS先限帳入値186.2円(前日比+1.4円)ゴムTSR先限帳入値153.2円(前日比+0.7円)ゴムRSSは、上海夜間高や円安を背景に、買いが先行している。ゴムRSS先限は、前日の夜間取引の下げ幅を解消し、プラスサイドで寄り付くと、その後も堅調な展開となっている。ただ、ここから上値の追っての買いが入ってくるかは、微妙な状況とみる。午後に入ってももみ合い状態。小幅な値動きとなり、昨日に引き続き閑散とした商い。

とうもろこし・大豆

コーン先限帳入値は23050円(前日比+180円)東京コーンは軒並み3ケタ高。前日のシカゴ大幅高、円安を背景に夜間取引から買いが先行。日中取引もその流れを引き継ぎ、200円前後の上げ幅を維持して推移。シカゴ夜間取引が小反落となり、一段高にはなっていないが、堅調な値動きを維持。本日は久方ぶりにしっかりとした印象。終始23000円台をキープし、値が固まるか注目を集めるところ。ただ、閑散とした商いは変わらず。


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