夕刊:2019/01/21

日経平均は小幅高。貴金属は反落。ゴム、オイルはしっかり

為替

21日の東京外為市場でドル・円は下げ渋り。中国国内総生産(GDP)は下振れ予想と一致し、リスク回避的な円買いは後退した。ドル・円は、前週末のNY終値109円70銭付近で寄り付いた後、日本株高が進んだものの、ドルは小幅に値を下げる展開に。11時に発表された中国GDPは前年比+6.4%と前回を下回った。ただ、織り込み済みのため、円売り方向に振れた。ランチタイムの日経平均先物は堅調地合いを維持、日本株高継続を期待した円売りが見込まれた。また、中国株の強含みも好感された。ただ、材料難でドル買いは続かない見通しで、節目の110円には距離があった。午後の東京外国為替市場で円相場は再び下げ幅を縮小。14時時点は1ドル=109円58銭近辺と前週末17時時点に比べ22銭の円安・ドル高だった。21日の米国市場がキング牧師誕生記念日の祝日で休場となるため、積極的な取引を手控える雰囲気が強い。利益確定の円買い・ドル売りが散発的に入り、相場を下支えしている。ドル・円は109円60銭付近でこう着した値動き。日経平均株価や上海総合指数の堅調地合いは継続しており、株高を好感した円売りに振れやすい。一方、欧州株式先物は軟調地合いで、円売りを抑えているもよう。また、ユーロ・ドルの高値圏推移も、ドルをやや下押ししたようだ。本日これまでのレンジ:ドル・円:109円48銭-109円77銭、ユーロ・ドル:1.1360ドル-1.1409ドル、ユーロ・円:124円47銭-124円98銭。

株式(日経平均)

21日の東京株式市場で日経平均株価は小幅続伸した。前週末比53円26銭(0.26%)高の20719円33銭で引けた。TOPIX:1566.37 +8.78 +0.56%、マザーズ:939.51 –11.09 -1.17%。米中貿易交渉の進展を期待した前週末の米株高を好感し、景気敏感株を中心に買いが広がった。外国為替市場での円安・ドル高進行も投資家心理の支えとなった。ただ、商いは低調だった。東証1部の売買代金は1兆9432億円出来高11億2774万株と前週末水準を下回り、2兆円の大台を割り込んだ。値上り1432、値下り633、変わらず63。上げ幅は一時200円を超え、20900円近くに上昇する場面があったが上値では個人投資家の戻り待ちの売りが多かった。米ブルームバーグ通信が21日午前、「米通商代表部(USTR)が米議員に『米中通商交渉は知的財産権の問題でほとんど進展していない』と告げた」と報じると、海外ヘッジファンドによる利益確定売りも出た。日本時間午前11時に発表された中国の2018年10~12月期国内総生産(GDP)は、前年同期比6.4%増だった。後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は前週末比80円ほど高い20750円近辺で小動きだ。後場の値幅(高値と安値の差)は約50円にとどまっている。21日の米株式市場が休場なのに加え、国内固有の手掛かりに欠けることから売買を見送る投資家が多い。

貴金属

金先限帳入値4503円(前日比-25円)銀先限帳入値53.5円(前日比-1円)白金先限帳入値2825円(前日比-38円) パラジウム先限帳入値4465円(前日比0円)東京金は、反落。ニューヨーク安を受けて売り優勢で始まった。その後は、円安一服を受けて軟調となった。午後に入っても値段はだらだらと下げ始める。4500円割れ直前まで行くが、ぎりぎりキープする。東京プラチナは、反落。ニューヨーク安を受けて売り優勢で始まった。その後は、円安一服を受けて軟調となった。午後に入っても値段は上がらず。パラジウムは値段を戻してくるが、白金は終始2820円~2830円の間で小幅な値動き。

石油

原油先限帳入値41620円(前日比+670円) ガソリン先限帳入値52990円(前日比+560円)灯油先限帳入値57500円(前日比+650円)午前の東京石油市場は上昇。18日の海外原油高、円安から買い優勢。21日のニューヨーク原油時間外取引が反落となり、夜間取引の終値から上げ幅を縮小も堅調に推移した。午前11時に昨年第4四半期の中国国内総生産(GDP)の発表があり、見送り気分が強まった。中国国内総生産(GDP)は、大方の事前予想通りの前年同期比6.4%の成長となったことで不安が後退し、上げ幅を拡大し、ジリ高。午後に入っても値段はこの日の高値圏で推移。東京原油の先限は41500円を挟んで行ったり来たり。

ゴム

ゴムRSS先限帳入値191.0円(前日比+4.8円)ゴムTSR先限帳入値158.0円(前日比+4.8円)ゴムRSSは、上海夜間高や円安を背景に、買いが先行している。ゴムTSRは、上海夜間高や円安に加え、米中貿易摩擦の緩和期待などから、買いが先行している。先限は、190.8円まで一時上昇し、昨年6月8日以来となる190円台回復となった。午後に入いると、上昇に勢いはやや衰えるものの190円台をキープ。いよいよ大台の200円を目指す展開か。

とうもろこし・大豆

コーン先限帳入値は23080円(前日比+30円)東京コーンは小幅まちまち。期先2本が買い優勢ながらも2ケタ高。シカゴ高、円安から買いが先行とは言えるが、ほとんど反応していない。玉の出方次第の展開が予想される。先限は今月15日の高値23150円が抵抗線。本日は先限は23000円台をキープする。


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