夕刊:2019/01/22

日経平均は続落の96円安。白金、オイルは軟調。ゴムは7円以上の大幅安

為替

22日の東京外為市場でドル・円はじり安。国際通貨基金(IMF)の世界経済見通しの下方修正を受け、リスク回避的な円買いが進んだ。高値109円70銭-安値109円39銭。ドル・円は、IMFが先行きの経済見通しに不透明感から下方修正し、やや円売り・ドル買いに振れやすい展開となった。ただ、109円50銭以下は国内勢の押し目買いが観測され、ドルの下値の堅さが意識された。ただ、ランチタイムの日経平均先物は小幅安となり、日経平均株価は後場も前日終値をやや下回って推移するとの思惑から円売りは後退。また、中国株安や欧米株安観測も広がり、ドルは売られやすい展開。ドル・円は、IMF世界景気見通し引き下げを受けた日米中の株価指数の下落を嫌気して、109円39銭までじり安。ダウ先物は200ドル程度下落、米10年債利回りは2.75%台まで低下。ユーロ・円は軟調。一時124円25銭まで下げ足を速めた。世界経済の減速懸念などからリスク・オフの動きが広がり、全般円高が進んだ流れに沿った。ユーロ・ドルはじり安。ユーロ・円の下落に引っ張られる形で一時1.1356ドルまで下押しした。本日これまでのレンジ:ドル・円:109円39銭-109円70銭、ユーロ・ドル:1.1356ドル-1.1373ドル、ユーロ・円:124円25銭-124円71銭

株式(日経平均)

22日の東京株式市場で、日経平均株価は前日比96円42銭(-0.47%)安い20622円91銭安で3日ぶりに反落して引けた。TOPIX:1556.43 -9.94 -0.63%、マザーズ:930.68 -8.83 -0.94%。世界的な景気減速懸念から買いの勢いが鈍るなか、アジアの株安を受けて投資家心理がやや弱気に傾き、電気機器や機械を中心に利益確定売りが出て相場の重荷となっている。一部報道で米国の要請で逮捕された中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)副会長について「米国がカナダに対し身柄引き渡しを正式に求めると通知した」と伝わった。市場では、報道を受けた中国株安や円高進行も嫌気されている。昼休みの時間帯に時間外取引の米株価指数先物や中国・上海総合指数が一段安となった流れを受け、下げ幅を拡大。円強含みも重しとなり、一時20558円30銭(前日比161円03銭安)まで下落した。その後下げ渋ったが、戻りは鈍く安値圏で推移した。東証一部売買代金1兆7310億円、出来高10億1093万株、値上り573、値下り1466、変わらず88。売買代金、出来高共に昨日に続き低調。上値で現物株に投資する投資家が少ないのが最大の問題点。この価格帯を維持できるか。5日、25日移動平均線が近くにありコストの集中する価格帯でもある。

貴金属

金先限帳入値4488円(前日比-15円)銀先限帳入値53.7円(前日比+0.2円)白金先限帳入値2795円(前日比-30円) パラジウム先限帳入値4312円(前日比-153円)東京金は、小幅続落。ドル建て現物相場の下落を受けて売り優勢で始まった。その後は、円小幅高を受けて軟調となった。午後に入ると更に下値を試す展開となる。午前中から続いていた、更なる円高が金の値段を押し下げる形となる。東京プラチナは、続落。ドル建て現物相場の下落を受けて売り優勢で始まった。その後は、円小幅高を受けて軟調となった。パラジウムもドル建て現物相場の下落を受けて軟調となった。こちらも午後に入って値を下げる。節目の2800円を割るとその後も反発はなし。引けも2800円を割って終了する。

石油

原油先限帳入値40940円(前日比-680円) ガソリン先限帳入値52320円(前日比-670円)灯油先限帳入値57050円(前日比-450円)午前の東京石油市場は総じて反落。夜間取引から修正安となる限月が多く、日中取引も原油、ガソリンから売り優勢となった。灯油は限月間で方向性を欠く展開からガソリン、原油安につれ安となり、期近3月限、7月先限が3ケタ安までジリ安。アジア時間のニューヨーク原油時間外取引が小反落に転じたことで利食い売り先行ムード。午後は更に値段を下げ始める。じり安の展開。東京原油先限は41000円を挟んだ攻防となる。

ゴム

ゴムRSS先限帳入値183.6円(前日比-7.4円)ゴムTSR先限帳入値153.6円(前日比-4.4円)午前中は、産地相場の上昇が続く中、当限主導の上昇が続く。当限は200円台に乗せたが、なお減産期入りに向かう季節要因、生産国の市況対策の思惑が下値をサポートしている。ただ、期先は当限に対して伸び悩む傾向が強くなっており、徐々にピークアウトに向かうリスクを想定しておく必要がある。午後に入ると更に下げ始める。185円を割ると勢いを増して下げる。久方ぶりに先限で5000枚以上の出来高が出来る。

とうもろこし・大豆

コーン先限帳入値は22880円(前日比-200円)先限は夜間取引で23130円まで上昇したが上げ幅を縮小。朝寄り後も引き続き今月15日の高値23150円が上値抵抗線として意識されるなかの頭重い足取りが続いている。シカゴの休場もあって閑散商いであり、動意に乏しいなか玉整理中心の動きとなっている。午後に入っても動きは鈍い。本日は23000円を挟んだ値動きをするも大引けは23000円を割って引ける。


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