夕刊:2019/01/23

日経平均は29円安の小幅安。金はしっかり。オイル、白金は小幅高

為替

23日の東京外為市場でドル・円はしっかり。日経平均株価の中国株高を受けた反転で円売りに振れ、ドルは109円台半ばから後半に値を上げた。ドル・円は、日経平均の下げ幅縮小を手がかりに前日までのリスク回避的な円買いが後退し、ドルは上昇基調に振れた。また、上海総合指数など中国株の堅調スタートで日本株が反転し、ドルはさらに値を上げた。ランチタイムの日経平均先物は小幅高で、日経平均株価は後場も前日終値をやや上回って推移するとの見方から、円売りは継続。また、日銀は緩和的な金融政策の維持を決めるとの観測も円売りを支援した。日銀の金融政策決定会合の結果発表直後は、追加の金融緩和策への思惑から109円80銭近辺まで下げたものの、売り一巡後は短期的な利益確定の買いが入り、下げ幅を縮めた。3月1日の期限に向けた30-31日に開催予定の米中(閣僚級)通商協議に関しては、7-8日の米中(次官級)通商協議などで知的財産権問題が進展していないことで、今週中国が提示していた米中(実務者)準備会合が中止とのFT報道があったが、クドロー米国家経済会議(NEC)委員長が否定している。貿易問題に関しては、中国が対米輸入の拡大により米中貿易不均衡の解消を目指し、ムニューシン米財務長官が対中関税の引き下げ・撤廃を目論んでいる、と前向きな報道もあることで、今後もヘッドラインに要警戒となる。ユーロ・円も伸び悩み。124円79銭まで買われた後は徐々に頭が重くなるなどドル円につれた動きとなった。ユーロ・ドルはこう着。これまでの値幅は9pips程度と非常に狭い。本日これまでのレンジ:ドル・円:109円33銭-109円80銭、ユーロ・ドル:1.1360ドル-1.1369ドル、ユーロ・円:124円22銭-124円79銭

株式(日経平均)

23日の東京株式市場で日経平均株価は小幅に反発、前日比29円19銭(0.14%)安の20593円72銭で続落して引けた。TOPIX:1547.03 -0.60%安、マザーズ:940.62 +1.07%高。日経平均は朝方に184円下落(安値20438円22銭)する場面があった。世界景気の減速懸念から連休明け22日の米株式相場が大きく下落。貿易摩擦を巡る米中協議の先行き不透明感も意識され、電気機器や機械などに売りが先行した。外国為替市場で円相場が1ドル=109円台後半まで円安・ドル高が進んだことに歩調を合わせる形で、採算改善への期待から輸出関連株に買いが増えて相場を支えた。株価トレンドを示す25日移動平均(20500円前後)が日経平均の目先の下値メドになるとみた海外投資家、ファンドから株価指数先物に断続的な買い戻しが入っり一時20686円29銭まで戻す場面もあった。ソフトバンクなど値がさ株の一部が買われ、日経平均を押し上げた。中国・上海株式相場が底堅く推移したことも好感された。日銀が23日まで開いた金融政策決定会合の結果公表後、円相場が1ドル=109円台後半にやや下げ幅を広げ、輸出関連株に安心感から買いが増えた。日銀は大規模緩和策の現状維持を決めた。市場では「発表内容は予想の範囲内」との受け止めが多く、株式市場では日銀の会合結果を材料視した動きは限られている。東証1部の売買代金は1兆9222億円、売買高は11億5188万株だった。値上り469、値下り1586、変わらず72。当面上値は、限定されると思われる。先高のシナリオが、現状描けない為現物株に投資家の新規買いが入りにくい環境が継続している。

貴金属

金先限帳入値4514円(前日比+26円)銀先限帳入値54.5円(前日比+0.8円)白金先限帳入値2800円(前日比+2円) パラジウム先限帳入値4260円(前日比-52円)東京金は反発、銀はまちまち。金はニューヨーク高を受けて買い優勢で始まった。その後は、円安を受けて堅調となった。午後に入ると金は高値もみ合い。午前中は、ニューヨーク高を受けて買い優勢で始まったのち、円安を受けて堅調となった。円安が一服し、高値圏でのもみ合いとなった。出来高も30000枚オーバーで一般の利食いも出ている状況。プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナがまちまち。プラチナはニューヨーク安を受けて売り優勢で始まった。その後は、円安やドル建て現物相場の下げ一服を受け、一部限月が小幅高となった。パラジウムはニューヨーク安を受けて軟調となった。午後に入っても動きは鈍い。しかし、昼過ぎからドル建て現物相場の押し目が買われる状況。最後に節目の2800円をとって取引を終える。

石油

原油先限帳入値41000円(前日比+60円) ガソリン先限帳入値52480円(前日比+160円)灯油先限帳入値57500円(前日比+450円)午前の東京石油市場は原油が小幅安、ガソリンはまちまち、灯油が反発。夜間取引は海外原油安から、概ね売り優勢。日中取引は灯油が先限から地合いを引き締め、当限高となり、その他の限月もプラスサイドに浮上した。原油はニューヨーク原油時間外取引の小反発から下値を切り上げ、100円超の下落で推移が目立つ。午後に入ると値段は持ち直してくる。東京原油先限日本は前日比プラス圏になってくる。先限は41000円を挟んだ攻防で終始する。

ゴム

ゴムRSS先限帳入値183.7円(前日比+0.1円)ゴムTSR先限帳入値153.6円(前日比+0円)ゴムRSSは、総じて下落。前日からの調整安場面の流れを引き継ぎ、売りが優勢となっている。ただ、先限が180円付近が支持となり下げ幅を縮小するなど、各限月下げ幅を縮小している。一部限月はプラスサイドに振れる場面もあった。ゴムTSRは、シンガポールゴムTSR安を受けて、総じて売り優勢となっている。午後に入ると幾分か値を戻す。ゴムRSS先限は185円を挟んだ攻防。

とうもろこし・大豆

コーン先限帳入値は22890円(前日比+10円)東京コーンは小幅まちまち。限月間で方向性を欠く展開。前日のシカゴ安にも反応鈍く、序盤は概ね2ケタ高で推移。先限が上げ幅を削り、小安くなった。午後に入っても値段は大きくは上がらず、本日は23000円届かずに取引を終える。


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