夕刊:2019/01/24

日経平均は19円安の小幅安。貴金属はまちまち。オイル、ゴムは続落

為替

24日の東京外国為替市場でドル・円は下げ渋り。日本株安を受けた円買いでドルは軟調ぎみだが、109円前半では押し目買いが観測され下値は堅い。ドル・円は、日経平均株価の下落基調で円買いに振れやすく、109円45銭まで下げる場面もあったが、国内勢による買戻しでドルは109円50銭台に値を戻した。ただ、材料難でドル買いは入りづらく、戻りは限定的。一方、米株式先物はまちまちで、今晩の株安を見込んだドル売りは想定しにくい。ユーロ・ドルは、欧州中央銀行(ECB)理事会でのマイナス金利の見直しの可能性を受けて1.1300ドル台後半で堅調推移。上値には、1.1400ドルに大口の売りオーダーとNYカットオプション、1.1410-50ドルにも断続的に売りオーダーが控えている。下値には、1.1330ドルに買いオーダー、割り込むとストップロスが控えており、欧州中央銀行(ECB)理事会やドラギECB総裁の会見に向けて要警戒か。本日これまでのレンジ:ドル・円:109円45銭-109円66銭、ユーロ・ドル:1.1379ドル-1.1391ドル、ユーロ・円:124円60銭-124円87銭

株式(日経平均)

24日の東京株式市場で日経平均株価は小幅続落し、前日比19円09銭(0.09%)安の20567円24銭で終えた。米政府機関の閉鎖が続くなか、米国経済の先行き不安などを嫌気した売りが優勢だった。時間外の米株価指数先物の上昇を材料に買いが入り指数を押し上げる場面もあったが、アジア株安も嫌気されて長くは続かなかった。23日に米大統領経済諮問委員会(CEA)のハセット委員長が、政府機関の閉鎖が続けば米経済の成長が鈍化すると述べたと伝わり、景気の先行き不透明感が投資家の買い手控えにつながった。中国・上海株式相場の下落も日本株の重荷となった。一方、米国では23日夕に発表された半導体関連企業の決算が買い材料視され、時間外の米ダウ工業株30種平均先物が上昇。米長期金利も上げており、東京株式市場では半導体関連のほか、利ざや改善が期待できる金融株に買いを促した。日経平均は一時上昇に転じ、20620円72銭を付ける場面があった。後場の株式市場で日経平均株価は小安い水準での値動き。外国為替市場で円相場がやや円安方向に進んだほか、中国・上海や香港などアジア市場が上昇していることが相場を下支えした。25日以降に主要企業が2018年4~12月期の決算を発表するのを前に、総じて買い見送りムードが強い。世界経済に下振れリスクがあるなかで、決算を確認してからでないと売買できないと慎重姿勢の海外投資家が多い。小型株を中心に割安感のある銘柄は出てきたが、業績内容を見極めてからで遅くない。TOPIX:1552.60 +0.36%、マザーズ:951.37 +1.14%。東証1部の売買代金は1兆8897億円、売買高は11億4943万株だった。値上り1419、値下り624、変わらず84。新規の材料待ち、上にも下にも行きにくい狭いレンジ相場。20500円台所が居やすそうである。

貴金属

金先限帳入値4508円(前日比-6円)銀先限帳入値53.8円(前日比-0.7円)白金先限帳入値2814円(前日比+14円) パラジウム先限帳入値4278円(前日比+18円)東京金、銀は総じて小幅安。金はドル建て現物相場の下落や円高を受けて売り優勢で始まった。その後は、ドル建て現物往場の押し目が買われたことが下支えとなった。銀はドル建て現物相場の下落や円高を受けて先限が小幅安となった。午後になるとじりじり値を下げる。4500円を割れはしないが、本日は積極的な買いが入ってこなかった。プラチナ系貴金属(PGM)は、軒並み上昇。プラチナはニューヨーク高を受けて買い優勢で始まった。その後は、ドル建て現物相場の上昇を受けて堅調となった。パラジウムもニューヨーク高を受けて堅調となった。午後に入っても小幅な値動。2800円を割れることは無かったが、金が本日重たかったせいか積極的な買いは見られず。

石油

原油先限帳入値40470円(前日比-530円) ガソリン先限帳入値51900円(前日比-580円)灯油先限帳入値56930円(前日比-570円)午前の東京石油市場は総じて軟調。ガソリンの当限を除き、売り先行。海外原油安を背景に夜間取引から売りが優勢。日中取引は、23日のニューヨーク原油の引け後に米石油協会(API)が発表した週間米原油在庫が増加し、期先中心に下げ幅した。売り一巡後も反発力は弱く推移。米原油在庫増警戒感から売り圧力が強い。午後に入っても午前中の流れを受け軟調。東京原油先限は40500円を挟んだ展開。新しい材料にも欠け、終始小幅な値動き。

ゴム

ゴムRSS先限帳入値181.3円(前日比-2.4円)ゴムTSR先限帳入値152.4円(前日比-1.2円)ゴムRSSは、軒並み安。寄り付きでは、上海夜間が小幅高となったことを受けて、前日の夜間取引の下げ幅を縮小させた。ただ、その後は、日中取引で上海ゴムが売り物がちに推移していることを受けて、地合いを緩めている。午後に入っても軟調。180円割れこそなかったものの、じりじり値を下げる形。ゴム単体でもニュースも乏しく、方向感を欠く値動き。

とうもろこし・大豆

コーン先限帳入値は22800円(前日比-90円)先限は夜間で22940円まで上昇した後、上げ幅を縮小しながらも堅調地合いを維持して終え、朝寄りも確りとした足取りを引き継いだが、すぐに売られてマイナスサイドに下落。出来高が2けたにとどまる閑散商いのなか独自の足取りを演じている。午後も午前中と同じ展開。普段から閑散取引ではあるが、本日はより一層、薄商い。23000円の大台には届かず22800円近辺を動く小幅な値動きで終わる。


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