夕刊:2019/02/04

日経平均はしっかりの95円高。金、白金もしっかり。オイルは大幅反発。春節の市場への影響は限定的か

為替

4日の東京外為市場でドル・円はドルじり高。日本株高で円売りが先行したものの、ドルは109円半ば以上では売り圧力が強く、伸び悩んだ。ドル・円は、前週末の米非農業部門雇用者数やISM製造業景況指数の予想上振れが好感され109円台半ばに水準を切り上げた。週明けアジア市場では、日本株高で円売り基調に振れているが、中国が旧正月の休場で動意は薄く、方向感も乏しい。欧米株式先物はプラス圏を維持し、ドルの上昇基調を支援。ただし、109円60銭以上は利益確定売りが観測されるもドルじり高継続の展開。ドル・円は堅調地合いを維持し一時先月25日以来となる109円79銭まで上昇している。本日は米国からは11月の製造業新規受注以外は主だった経済指標は無いが、Alphabet(GOOGL)の決算発表には注目したい。ユーロ・ドルは弱含み。対円などでドル高が進んだ流れに沿って、一時1.1442ドルまで下押しした。ユーロ・円は強含み。ドル・円の上昇や日経平均株価が底堅く推移していることなどを支えに、一時125円63銭と日通し高値をつけた。本日これまでのレンジ:ドル円:109円43銭-109円79銭、ユーロ・ドル:1.1442ドル-1.1466ドル、ユーロ・円:125円34銭-125円63銭

株式(日経平均)

4日の東京株式市場で日経平均株価は続伸した。前週末比95円38銭(0.46%)高い20883円77銭で終えた。TOPIX:1581.33 +1.07%、マザーズ:879.30 -0.82%。1月の米雇用統計など前週末発表の米経済統計が市場想定と比べて良好な結果となり、米景気は引き続き堅調との安心感から幅広い銘柄に買いが入った。統計結果を受けて外国為替市場で円相場がドル・円が109円台半ばまで下落したことも輸出関連株の支えとなった。1月以降の相場の堅調さを意識した売り方の買い戻しも継続的に入っている。日経平均の25日移動平均線が上向き始めており空売り比率が高水準の局面では買い戻しが入りやすい。石油や鉄鋼といった景気敏感株のほか、米長期金利の上昇を受けて生保など金融株の上昇も目立った。上値では利益確定売りも出て、日経平均は30円強まで上げ幅を縮小する場面があった。国内企業の業績動向などへの警戒感は強く、上値追いには引き続き慎重な雰囲気も根強い。1日に2019年3月期の売上高見通しを下方修正したソニーなど、一部の主力株が決算発表を受けて大幅安となっていることも投資家心理の重荷となった。その後、前週末比70円程度高い2万0800円台後半での値動きとなっている。国内主要企業による2019年3月期通期業績予想の下方修正が相次ぐ中、きょうも決算発表が相次ぐとあって、積極的な売買を手控える投資家が増えているとみられる。外国為替市場では午前と比べやや円安・ドル高が進んでいるが、株式市場で好感した反応は乏しい。個人投資家の動向についてはマザーズ市場では買い越しとなる一方、東証1部では利益確定売りが優勢となっている。春節を控えて中国市場は上海が休場、香港は半日取引で既に取引を終えており、売り買いとも持ち高を傾ける材料に乏しくなっている。東証一部売買代金2兆2729億円、売買高13兆2895万株、値上り1888、値下り203、変わらず36。総じて現物株が、しっかりで株式先物が弱い展開。上値も重いが、下値も切り上げている展開が継続している。

貴金属

金先限帳入値4618円(前日比+18円)銀先限帳入値55.9円(前日比-0.1円)白金先限帳入値2896円(前日比+24円) パラジウム先限帳入値4270円(前日比+64円)東京金は続伸、銀は小幅安。金は円安を受けて買い優勢で始まった。その後は、ドル建て現物相場の軟調を受けて上げ一服となった。銀はまちまちで始まったのち、ドル建て現物相場の下落を受けて小幅安となった。午後に入っても値段は軟調。4615円をつける。先限出来高は30000枚届かず。上昇も一服といった印象。 プラチナ系貴金属(PGM)は、総じて上昇。プラチナはニューヨーク高と円安を受けて買い優勢で始まった。その後は、ドル建て現物相場の上げ一服に上値を抑えられ た。パラジウムもニューヨーク高と円安を受けて堅調となった。午後に入っても堅調で推移。しかし、夜間取引につけた高値をトライするまでには行かず。2900円を挟んだ攻防。先限の出来高は約9000枚できる。まとまった買いも出てきてるのか。

石油

原油先限帳入値41730円(前日比+1640円) ガソリン先限帳入値52690円(前日比+1600円)灯油先限帳入値57740円(前日比+1470円)午前の東京石油市場は大幅高。すべての限月の上げ幅が4ケタ超となっている。先週末の海外市場が上昇したことや円安が背景。1月の米雇用統計が堅調だったことから、世界的な景気減速懸念がやや和らいだ。午後に入っても上昇圧力は衰えず。東京原油先限は節目の41500円を取ってくる。先限の出来高は4000枚届かず。一本手前は6000枚オーバー。

ゴム

ゴムRSS先限帳入値182.7円(前日比+3.7円)ゴムTSR先限帳入値153.7円(前日比+2.4円)ゴムRSSは、軒並み高。寄り付きでは、円安を手掛かりに、買いが先行した。ただ、買い一巡後は、手掛り材料難となるなか、玉次第の展開となっている。ゴムTSRは、総じて買い優勢となっている。午後に入っても堅調に推移。180円台を固めることが出来るかがポイント。先限出来高約3000枚で閑散とした商い。

とうもろこし・大豆

コーン先限帳入値は23090円(前日比+90円)東京コーンはまちまち。期先3本が1日のシカゴ小幅高、円安を背景に買い先行も上げ幅は限定的。週明けのシカゴ夜間取引が限月間で方向性なく推移し、新規買い材料不足で上伸力を欠いている。午後に入ると値段を上げてくる。久方ぶりに23000円台に乗せる。先限出来高は130枚を超えてくる。


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