夕刊:2019/02/05

日経は39円安の小幅安。貴金属、オイルはしっかり。ゴムは反落。石油の動きは今晩の在庫統計待ちか

為替

5日の東京外為市場でドル・円は伸び悩み。日本株の反落による円売りの後退で、節目の110円付近の売りに押された。ドル・円は、109円後半で寄り付いた後、日経平均株価のプラス圏推移で円売りが先行し、ドルは110円を回復。ただ、米株式先物は軟調地合いとなり日経平均が下げに転じると、円売りは後退しドルは利益確定売りに押された。高値110円05銭-安値109円85銭 日経平均は後場も前日終値を下回って推移し、やや円買いに振れた。また、米株式先物の軟調地合いも意識され、109円後半でのもみ合いが続いた。結局ドル・円は伸び悩み。110円台で頭の重さを改めて確認すると、午後の日経平均株価がさえない動きとなっていることもあり、109円85銭まで上値を切り下げた。ユーロ・円も反落。ドル・円と同様に上値を切り下げる展開。株安などが重しとなり、一時125円53銭まで下押しした。ユーロ・ドルは小動き。1.1430ドル台での小動きが続いており、欧州勢の参入を待つ状態となっている。本日これまでのレンジ:ドル・円:109円78銭-110円04銭、ユーロ・ドル:1.1431ドル-1.1441ドル、ユーロ・円:125円53銭-125円87銭

株式(日経平均)

5日の東京株式市場で日経平均株価は小幅に反落した。前日比39円32銭(0.19%)安の20844円45銭で終えた。TOPIX:1582.88 +0.10%高、マザーズ:868.86 -1.19%安。本格化する決算発表で通期予想を下方修正する企業が相次いでおり、業績の先行きに対する警戒感から株価指数先物に利益確定を目的とした売りが出た。ファーストリテイリングが大きく下げたことも日経平均を下押しした。主要企業による18年4~12月期の決算発表では、中国の景気減速などを理由に通期見通しを下方修正する企業が多い。通期の営業利益予想が下振れする見通しを示したパナソニックが大幅安となるなど、企業業績への警戒が海外投資家による株価指数先物の売りを促した。相場全体の上値の重さが意識されるなか、これまで上昇基調にあった医薬品株などを中心に個人投資家の戻り待ちの売りが出たことも相場の重荷となった。もっとも、下値も限られた。4日に米ダウ工業株30種平均が約2カ月ぶりの高値をつけたほか、外国為替市場で円相場が110円前後まで円安方向に振れたことが好感され、電気機器や機械など輸出関連株の一部に買いが入り、相場の支えとなった。後場中ごろから東京株式市場で日経平均株価はじりじりと下落。前日比50円程度安い20800円台前半で推移した。外国為替市場で円相場が109円台後半に下げ渋ったのに歩調をあわせ、株価指数先物に断続的な売りが出て相場の重荷となっている。だが、春節(旧正月)でアジア市場の多くが休みで目新しい材料に欠け、下値を探る動きも限られた。東証1部の売買代金は2兆1054億円、売買高は12億2836万株、値上り銘柄1325、値下り銘柄730、変わらず72だった。

貴金属

金先限帳入値4633円(前日比+15円)銀先限帳入値56.0円(前日比+0.1円)白金先限帳入値2904円(前日比+8円) パラジウム先限帳入値4358円(前日比+88円)東京金、銀は総じて上昇。金は円安を受けて買い優勢で始まった。その後は、ドル建て現物相場の上昇を受けて堅調となった。銀は円安を受けて期中以降が小幅高となった。午後に入ってもしっかりとした値動き。夜間取引でつけた4637円の高値は更新できず。先限出来高20000枚をやっと超えてきた形。本日も薄商いで終始する。プラチナ系貴金属(PGM)は、続伸。プラチナは円安を受けて買い優勢で始まった。その後は、ドル建て現物相場の上昇を受けて堅調となった。パラジウムはニューヨーク高を受けて堅調となった。白金は午後はもみ合い。本日は2900円をキープして引ける。2800円台は積極的な買いが出たような動き。先限は約6000枚の出来高となっており、こちらも金と同じで薄商い。

石油

原油先限帳入値41880円(前日比+150円) ガソリン先限帳入値52970円(前日比+280円)灯油先限帳入値57530円(前日比-210円)午前の東京石油市場はしっかり。海外市場が反落したことでマイナス圏で推移する限月もあったが、全般的には買いが優勢だった。円相場が1ドル=110円ちょうど付近で円安推移したことや、時間外取引でニューヨーク原油が堅調だったことが支援要因。午後に入っても動きは特になし。本日は41500円をキープして取引を終える。イラク大統領、米国によるイラン監視計画を拒否する展開が今後どうなっていくかが、原油相場を大きく左右する。

ゴム

ゴムRSS先限帳入値179.1円(前日比-3.6円)ゴムTSR先限帳入値150.6円(前日比-3.1円)ゴムTSRは、軒並み続伸。寄り付きでは、手掛り材料難の中、前日の夜間取引と同値圏で推移した。その後も、上海ゴムが休場なため、様子見気分が強く、狭いレンジでの取引となっている。ゴムTSRは、小動きとなっている。午後もやはり閑散とした商い。180円を割れて引けており、方向感に欠ける。

とうもろこし・大豆

コーン先限帳入値は25160円(前日比+20円)東京コーンは先限と期先11月限が大幅高。その他の限月は下落。期近5月限は出来ず。4日のシカゴ期近高、円相場が1ドル=110円水準まで下落していることに加えテクニカル要因から先限と期先11月限が上げ幅を拡大。先限は抵抗線である 午後に入ると11月限は上げ幅を削る。先限の出来高は200枚は届かなかったが、久方ぶりの上げ幅。


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