夕刊:2019/02/18

日経平均は381円高の大幅高。貴金属も大幅続伸。オイルも4桁高。リスクオンが鮮明化してきたか

為替

18日の東京外国為替市場で円相場は反落した。ドル・円は、高値110円58銭-安値110円46銭 値幅12銭と休み明けとは言え狭いレンジ内での取引。日経平均株価が堅調に推移し、歩調を合わせた円売り・ドル買いが出た。ただ米市場が祝日で休場のため、全体的に商いが低調だったほか、持ち高整理の円買いが断続的に入ったことで円の下値余地は広がらなかった。円は、対ユーロで反落した。投資家がリスクを取る姿勢を強めたことで円売り・ユーロ買いが優勢だった。対ドルでのユーロの買い戻しも波及した。ユーロは対ドルで反発した。取引レンジは、ドル・円は110円46銭から110円58銭、ユーロ・円は124円71銭から125円15銭、ユーロ・ドルは1.1289ドルから1.1324ドルで推移した。

株式(日経平均)

18日午前の東京株式市場で日経平均株価は3日ぶりに大幅反発し、前週末比381円22銭(1.82%)高の21281円85銭で引けた。東証1部の売買高は11億9024万株、売買代金は2兆425億万円。値上がり銘柄数は1908、値下がり銘柄数は180、変わらずは41銘柄だった。TOPIX:1601.96 1.56%高、マザーズ:875.04 1.47%高。朝方から広範囲に買いが流入、日経平均は大幅高で始まった後、目先筋の戻り売りを吸収し高値圏で更に強含む展開となった。東証1部銘柄の9割が上昇するという全面高の様相を呈すなか、日経平均はフシ目の21000円台を上回り、一時400円高超の上昇をみせた。米中貿易協議が合意に向けて進展すれば中国をはじめ世界の景気が持ち直すとの見方から、機械や資源・エネルギーなど景気敏感株に海外短期筋の買い戻しが入った。米中両国は18日の週もワシントンで貿易協議を継続する見通し。両国が合意に向けて意欲的に交渉しているとの見方が強まり、15日の米株式相場が大幅に上昇した。東京市場でもファナックやブリジストンなど景気敏感株を中心に幅広い銘柄が買われた。内閣府が発表した2018年12月の機械受注統計は民間設備投資の先行指標である「船舶・電力を除く民需」の受注額(季節調整済み)が前月比0.1%減と、市場予想(1.1%減)ほど悪化しなかった。製造業や外需の低迷が足を引っ張ったが、中国向けの落ち込みは工作機械受注の結果などからわかっていた。むしろ12月が底ではないかとの見方が株式の買いを支えた。日米両政府がトランプ米大統領の来日について5月26日から28日の日程を軸に調整していると一部で伝わったが、相場の反応は限定的だった。18日の米市場が休場となることもあり売買は盛り上がらなかった。

貴金属

金先限帳入値4693円(前日比+45円)銀先限帳入値56.1円(前日比+0.8円)白金先限帳入値2860円(前日比+69円)パラジウム先限帳入値4712円(前日比+123円)東京金、銀は反発。金はニューヨーク高と円安を受けて買い優勢で始まった。その後は、ドル建て現物相場の堅調を受けて上値を伸ばした。銀もニューヨーク高と円安を受けて堅調となった。午後に入っても値段は堅調に推移。一時4700円を取りそうな動きとなる。高値4698円まで伸ばす。先限出来高35000枚を超える。今後NY金が1325ドルをしっかり超えてくるかが鍵。プラチナ系貴金属(PGM)は、反発。プラチナがニューヨーク高と円安を受けて買い優勢で始まった。その後は、ドル建て現物相場の上げ一服に上値を抑えられたが、押し目は買われて堅調となった。パラジウムもニューヨーク高と円安を受けて堅調となった。午後も白金は堅調な動き。高値2873円を付ける。先限12000枚の出来高を超え久方ぶりに大商いとなる。

石油

原油先限帳入値44660円(前日比+1170円)ガソリン先限帳入値55950円(前日比+1170円)灯油先限帳入値59700円(前日比+1160円)午前の東京石油市場は大幅高。先週末の海外市場が続伸し、ブレント原油が昨年11月以来の高値を塗り替えるなか、国内市場の大半の限月の上げ幅は4ケタ超となった。米中通商協議の不透明感が後退し、景気減速や石油需要の下振れ懸念が和らいでいる。午後に入っても4桁高継続。東京原油先限は節目の44500円を超えてくる。終日まとまった売りは無く、堅調な値動き。

ゴム

ゴムRSS先限帳入値187.0円(前日比+4.5円)ゴムTSR先限帳入値159.4円(前日比+4.8円)ゴムRSSは、軒並み反発。上海夜間高や米中通商協議が合意に向かっているとの楽観的な見方から、買いが先行している。また、上海総合株価指数が大幅高となっていることも支援材料となっているようだ。ゴムTSRは、シンガポールTSR20高を受けて、地合いを引き締めている。午後もしっかりした値動き。185円をキープして引けるとまた大台の200円を試せる状況となる。しかし190円~195円ぐらいの価格にはある程度の抵抗帯があるように感じる。

とうもろこし・大豆

コーン先限帳入値は24070円(前日比-)東京コーンは先限は確り。前週末に急落した後の自律修正場面を演じるなか、中心限月の20年1月限は小幅高。序盤、期先2本は下落していたが、売り一巡後は買い戻されて反発。先限は24000円をキープする。一本手前の限月が200枚以上の出来高。


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