夕刊:2019/02/22

日経平均は小幅安の38円安。東京金は大幅反落。オイルはまちまち。米中貿易摩擦の再燃が懸念される

為替

22日の東京外国為替市場でドル・円は週末のポジション調整の動き中心で閑散ながらドルじり高となった。日経平均の動きについて行く形で小幅に上下。米中通商協議の進展期待も支えとなったか、14時頃には110円82銭とわずかながらに日通し高値を更新した。一部報道から、トランプ米大統領と劉鶴・中国副首相の会談は日本時間23日午前4時30分から行われると伝わった。H110円82銭-L110円63銭 値幅19銭と閑散小動き。ユーロ・円は小じっかり。中国株の下げ幅を削る動きにクロス円全般に下げ渋った。豪ドル・ドルは0.70ドル後半で上値が重い。フライデンバーグ豪財務相に続きモリソン豪首相も中国との関係悪化を否定する発言をしたが、豪ドルの反応は鈍かった。今日のレンジ:ドル・円:110円63銭-110円82銭、ユーロ・ドル:1.1332ドル-1.1342ドル、ユーロ・円:125円41銭-125円60銭

株式(日経平均)

22日の東京株式市場で、日経平均は前営業日比38円72銭安(0.18%)の21425円51銭となり5日ぶりに反落して引けた。高値21451円23銭-安値21348円67銭 値幅103円だった。TOPIX:1609.52 -3.98安、マザーズ:916.76 +12.21高。前日の米国株市場で主要指数の連騰がストップ。日経平均も前日まで4日続伸してきたこともあり、朝方から利益確定売りが出た。米国では弱い経済指標が利益確定売りの口実になったが、米中通商協議の進展期待が維持されており、極端に売り込まれる感じではない。市場の関心は引き続き米中協議の動向に向かっている。米ホワイトハウスは、トランプ米大統領が22日に中国の劉鶴副首相と会談するとしている。来月の日経平均先物のSQも意識され始めており積極的に売り込む短期筋も減少している。また、戻り売りを狙っている投資家も現状急いでいないため深い押しは、難しい需給環境となっている。東証1部の売買代金は1兆8245億円売買高9億8867万株だった。出来高、売買高とも最低水準だった。東証33業種では、情報・通信、空運、化学、電気機器、建設,輸送用機器、パルプ・紙以外の26業種が値下がり。海運、証券、石油・石炭などが値下がり率上位となった。東証1部の騰落数は、値上がり731銘柄に対し、値下がりが1288銘柄、変わらずが111銘柄だった。

貴金属

金先限帳入値4710円(前日比-43円)銀先限帳入値56.4円(前日比-0.7円)白金先限帳入値2942円(前日比+15円)パラジウム先限帳入値4837円(前日比-29円)東京金は続落、銀はまちまち。金はニューヨーク安を受けて売り優勢で始まった。その後は、円安を受けて下げ一服となったが、戻りは売られた。銀はまちまちとなった。午後に入って値段は下がるも持ちこたえる。4700円を割れることはなくぎりぎりで踏みとどまる。出来高も40000枚近く先限でできる。プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが小幅高。プラチナはドル建て現物相場の下げ一服を受けて買い優勢で始まった。その後は、円安が支援要因となる場面も見られたが、戻りは売られた。パラジウムはニューヨーク安を受けて下落した。午後に入って値段は戻す。本日は金とは対照的に値段はしっかりしている。前日比プラス圏でまで値を戻し、本日の高値圏で引ける。

石油

原油先限帳入値45260円(前日比-40円)ガソリン先限帳入値56580円(前日比-20円)灯油先限帳入値60990円(前日比-50円)午前の東京石油市場は小幅安。昨日の海外市場の上値が重かったことが背景。米中通商協議の前進が伝わっており、米中両国は覚書を作成しているようだが、通商面の対立が解消されていないことは世界経済を減速させている。午後に入っても値段はまちまち。一旦は売られるも45000円はキープする。東京原油先限の出来高も約5000枚で本日は比較的薄商いであった。

ゴム

ゴムRSS先限帳入値193.6円(前日比-1.5円)ゴムTSR先限帳入値164.5円(前日比-0.8円)東京ゴムRSSは、軒並み安。上海夜間が軟調に推移したことから、売り優勢で寄り付いた。その後、日中取引で上海ゴムが地合いを引き締め、プラスサイドに転じたことから、序盤の下げ幅を縮小している。午後はまちまち。190円台はキープするもまとまった買いは入らず。終日前日比マイナス圏で推移する。

とうもろこし・大豆

コーン先限帳入値は24580円(前日比+160円)東京コーンは軒並み上昇。前日のシカゴ高を背景に序盤から買い優勢。前半は2ケタ高が目立ったが、午前10時過ぎから期先2本と期近5月限が一段高となった。午後も買いの流れが強い。東京コーン先限は24500円キープする。出来高も先限で250枚を超えてきており徐々に買いが集まり始めるかが今後のポイント。


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