夕刊:2019/02/25

日経は102円高でしっかり。白金、ゴムは大幅続伸。オイルは高値から急落して引ける 

為替

25日の東京外国為替市場でドル・円は失速。ゴトー日(5・10日)仲値の円売り観測による上昇(110円86銭)が失速して以降は、限られたレンジだが110円58銭まで下値を探った。米国による対中関税の引き上げ延期への動きは支援材料。だが、トランプ米大統領の「次の中国のニュースは1、2週間後に出てくるだろう」との見解が伝わっており、買い上げる展開になりにくい。週明けでもあり売買は、閑散、110円60銭台での揉み合いに終始した。ユーロ・円は下押し。ドル円の失速とともに、じり高の流れは収束した。ユーロ・ドルもやや重い。朝方の動きはユーロ・円への連動が一因だったため、ユーロ・円の下押しとともにユーロ・ドルの底堅さも損われた。本日これまでのレンジ:ドル・円:110円58銭 -110円86銭、ユーロ・ドル:1.1329ドル-1.1349ドル、ユーロ・円:125円38銭-125円79銭

株式(日経平均)

25日週明けの東京株式市場で、日経平均は前営業日比102円72銭高の21528円23銭で反発して引けた。高値21590.03-安値21505.07 値幅85円。TOPIX:1620.87 +11.35、マザーズ:932.04 +15.28。トランプ米大統領が25日朝、米中通商協議について重要な構造的問題で大きな進展があったことや対中関税引き上げ延期の意向を表明したことで、米中貿易問題の解決に対する楽観的な見方が広がった。上海総合指数が2%超の上昇となったことも安心材料になり、日経平均は一時21590円03銭と本日高値に。ただ、買い戻しに一巡感があり、前引けにかけてやや伸び悩んだ。その後は、21500円台前半で揉みあった。東証1部の売買代金は1兆9870億円、売買高は、10億5731万株だった。東証33業種では、ガラス・土石、電気機器、非鉄金属、証券、パルプ・紙などが上昇率上位に並んだ。小幅上昇の割には、業種別値下りは、石油・石炭の1業種のみだった。過熱感も意識される中で一本調子の株高にはなりにくいが、米中摩擦激化で慎重になっていた企業経営者には安堵感もあるだろう。東証1部の騰落数は、値上がり1585銘柄に対し、値下がりが467銘柄、変わらずが78銘柄だった。

貴金属

金先限帳入値4724円(前日比+14円)銀先限帳入値56.8円(前日比+0.4円)白金先限帳入値3013円(前日比+73円)パラジウム先限帳入値4893円(前日比+56円)東京貴金属は、金、銀堅調、白金、パラジウム大幅高。東京金、銀は、小幅高。金、銀は、NY高の影響を受けて買い先行。金は、先週木曜日、金曜日の反落を受けての小反発。銀は、日足のチャートから明日以降の続伸を示唆する形に。東京プラチナは、大幅続伸。NY高を受けて買い優勢で始まった。その後はドル建て現物相場の上昇を受けて堅調推移。目先3050円を目指す展開か。そこを上抜けすると3150円のコスト帯へ。パラジウムは、大幅続伸後利益確定売りに押されて4832円まで下押しするも押し目買い意向強く4900円台を回復し堅調に推移したが引けにかけて利益確定の売りに押される展開で上げ幅を縮小した。米中貿易協議が、延長されとの報道から不安感が払拭されリスクオンの投資環境になりやすい。貴金属全般に上値追いムードが強まりそうである。

石油

原油先限帳入値45130円(前日比-130円)ガソリン先限帳入値56270円(前日比-310円)灯油先限帳入値60870円(前日比-120円)午前の東京石油市場は、先限中心にしっかり。9時半過ぎに米中貿易協議の延期の記事が出ると石油全般に売りが出て急落した。引けに若干戻すも海外先物との値動きの乖離が浮き彫りなる展開だった。

ゴム

ゴムRSS先限帳入値199.7円(前日比+6.1円)ゴムTSR先限帳入値170.2円(前日比+5.7円)東京RSS3号先限は、タイ、マレーシア、インドネシアからなる国際3カ国連合(ITRC)が、最大30万トンの輸出削減で合意したことを受けて、上海ゴムは上昇した。また、トランプ大統領が、対中貿易交渉期限を延長したことを好感し買い材料となった。

とうもろこし・大豆

コーン先限帳入値は24830円(前日比+250円)東京コーンは、軒並み上昇。米中貿易協議の暫定合意が近いとの思惑から中国による大幅な輸入拡大の可能性があることから軒並み上昇した。テクニカル要因も強気の買い先行を後押しした。朝方から買い先行、一時21860円の日中高値を付ける。その後利食い売りに押されて反落するもが海外市場の強さから買いなおされ値を戻す展開となる。


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