夕刊:2019/03/06

続落 日経平均株価 4日が高値か

為替

6日の東京外為市場でドル・円は下げ渋り。高値111円92銭-安値111円73銭 値幅19銭。豪経済指標の下振れを受けた豪ドル・円の下落に下押しされたが、ドルは押し目買いでやや値を戻した。ドル・円は、朝方から前日NY終値付近で推移していたが、日経平均株価の下げ幅拡大で円売りは後退。また、豪10-12月期国内総生産(GDP)の予想以上の鈍化を嫌気した豪ドル・円の下げが、ドル・円を下押しした。豪ドル・円の下落を手がかりとしたドル・円の下げは一服。ユーロ・ドルは弱含み。豪ドルを中心に全般ドル買いが進んだ流れに沿って一時1.1292ドルまで値を下げた。豪ドル・米ドルは0.7035米ドルまで下押し。大手米金融機関が豪準備銀行(RBA)の利下げを予想したことを受けて、さらに豪ドル売りが進んだ格好となった。ドル・円は下げ渋り。日経平均株価の下落を手掛かりにした売りに押されて、10時過ぎには一時111円73銭まで値を下げた。もっとも、昨日安値の111円72銭が意識されると111円80銭台まで下げ渋った。ユーロ・円は軟調。株安や豪ドル・円の下落などにつれて一時126円19銭まで下押しした。これまでの取引レンジ:ドル・円111円73銭から111円91銭、ユーロ・円126円19銭から126円53銭、ユーロ・ドル1.1290ドルから1.1308ドル。

株式(日経平均)

6日の東京株式市場で、日経平均は前営業日比129円47銭安の21596円81銭となり、続落して引けた。TOPIX:1615.25 -3.98 -0.25%安、マザーズ:945.51 +2.55 0.27%高。前日の米国株安の流れを引き継ぐ形で朝方から売りが先行。為替がやや円高方向に振れたことも下押し材料となった。朝方111円80銭台で推移していたドルは一時111円70銭台と、ドル安・円高方向に振れた。オーストラリアで発表された第4・四半期国内総生産(GDP)が弱い内容となり、豪ドル売り・円買いとなったことも影響したとみられる。日経平均はドル・円に追随する形で下げ幅を拡大し、一時170円安となった。中国が国内総生産(GDP)の伸び率の目標を引き下げたことで想定以上の中国経済の悪化懸念も台頭してきている。経済対策の効果がいつ出てくるのかも不透明だ。日経平均は軟調、21600円付近で推移。米国株市場も先週から調整含みになっている。これまで米国株高の流れを受けて日本株も上昇してきたので、米国株の足が止まるとこちらも止まる。今週8日にメジャーSQ(特別清算指数)算出を控え、先物への思惑的な売買で現物指数が上下に振れる展開も警戒される。東証1部の売買代金は1兆9688億円、売買高10億1677万株と薄商いだった。東証1部の騰落数は、値上がり737銘柄に対し、値下がりが1291銘柄、変わらずが105銘柄だった。

貴金属

金先限帳入値4617円(前日比-4円)銀先限帳入値54.1円(前日比-0.1円)白金先限帳入値2982円(前日比-28円)パラジウム先限帳入値4870円(前日比-112円)東京金は小幅続落。金は、NY安を受けて売り優勢で始まった。その後は、ドル建て現物相場の底堅い値動きが下支えとなったが、やや円高を受けてジリジリと下落した。銀は、NY市場での下げ渋りを受けて小幅高か変わらずの値動き。昨日の米ISM非製造業景気指数が事前予想より強い結果を受けドル高に振れたことが金価格の圧迫要因となった。金は、-12円安~-2円安。銀は、+0.2高~-0.2安。プラチナ系貴金属(PGM)は、続落。プラチナは、NY安を受けて売り優勢で始まった。その後は、金の底堅い値動きが下支えとなったが、円高やドル建て現物相場の小幅安を受けて戻りを売り込まれた。プラチナは、-36円安~-28円安。パラジウムもNY安を受けて売り優勢となった。ほぼ一本調子で上昇した相場の逆の展開となりつつある。パラジウムは、-138円安~-91円安。ポンペオ米国務長官は、米中通商合意が満足のいく内容とならなければトランプ大統領に受け入れる意向はないとしており、協議の行方を注目したい。

石油

原油先限帳入値44610円(前日比-40円)ガソリン先限帳入値56110円(前日比+10円)灯油先限帳入値60730円(前日比-70円)東京石油市場は、弱含み。ブレンド原油が続伸したことで序盤は買い優勢の場面もあったが、ほぼすべての限月がマイナス転換した。時間外取引でNY原油が下落していることや米国石油協会(API)が発表した週間石油在庫統計で原油在庫が大幅に増加していたことが嫌気された。原油が-10安~-110円安。ガソリンが、+160円高~-100円安。灯油が、-110円安~+40円安。5日ボルトン米大統領補佐官は、ベネズエラに対する新たな制裁を検討していることを明らかにした。ベネズエラのマドゥロ大統領を権力の座から引き釣りおろす為、資金源を断つ方向で制裁を検討している。

ゴム

ゴムRSS先限帳入値204.6円(前日比-1.0円)ゴムTSR先限帳入値172.1円(前日比-0.2円)東京ゴムRSSは、続落。上海取引夜間高を受けて寄り付きは、買いが先行する展開となった。その後、日中取引で上海ゴムが売り優勢となっていることから東京ゴムも軟化した。TSRも、シンガポールTSR安を背景に軟化した。RSSの先限の値も205円近辺と高値圏にあり、中国の全人代での経済対策、国際3カ国連合の輸出削減の具体的な枠組みの発表もまだ無く支援材料待ちで様子見姿勢を強めている。

とうもろこし・大豆

コーン先限帳入値は24760円(前日比-60円)東京コーンは、期近を除き下落。先限は、夜間取引で24850円まで上昇した後に軟化して夜間取引を終えた。朝寄りから軟調地合を引き継ぎ下値を探る展開。10時頃に24750円の安値になった。そこから買戻されるも24800円台前半で上値の重い展開が継続したが再度下落し始めた。上げ一巡から修正安に向かいつつある値動き。


掲載内容は情報提供を目的としております。情報につきましては細心の注意を払っておりますが、正確さを保証するものではありません。また、取引における判断はお客様ご自身で行って下さい。