夕刊:2019/03/11

日経平均 反発するも小幅な戻り

為替

11日の東京外国為替市場でドル・円は買い戻しで111円台での揉み合い。高値111円20銭-安値110円88銭 値幅32銭。10時前に110円88銭まで下落する場面があったものの、その後は次第に買い戻しが優勢に。日経平均株価が上海総合指数の上昇につれてプラス圏に浮上すると、111円17銭まで下値を切り上げた。ドル・円は111円10銭台と、本日高値圏を維持。NYダウ先物は下落しているが、日経平均株価、上海総合指数は上昇し、米10年債利回りもは2.64%台まで反発しており(前週末引け水準は2.62%台)、ドル買い、円売りが観測される。ユーロ・ドルは1.1230ドル前後での小動きが続いている。ユーロ・円も買い戻し。売り一巡後は124円80銭付近まで買い戻されるなど、総じて株価やドル円の動向につれた動きとなった。ユーロ・ドルはもみ合い。1.1230ドルを挟んだ水準でのもみ合いとなった。これまでのレンジ:ドル・円:110円88銭-111円20銭、ユーロ・ドル:1.1223ドル-1.1245ドル、ユーロ・円:124円48銭-125円00銭

株式(日経平均)

週明け11日の日経平均株価は反発。前日比99円53銭高(+0.47%)の21125円09銭で取引を終えた。高値21145円94銭 安値20938円00銭。TOPIX:1581.44 +9.00 +0.57%高、マザーズ:910.98 +10.87 +1.21%高。先週末の大幅な下げに対する自律反発の流れが先行し、小幅に上昇して始まったが、前場半ばには一時20938円00銭と下げに転じる局面もみられた。しかし、前引けにかけては再びプラス圏に浮上すると、一時3ケタの上昇をみせ21145円94銭まで戻した。米雇用統計の予想上回る下振れの影響は限られたが、米中交渉への不透明感や北朝鮮情勢なども手掛けづらくさせている。日経平均は自律反発の域は脱せず、21000円を挟んでのこう着を見せている。米中首脳会談が4月にずれ込む可能性から米中交渉合意への期待感はやや後退しているほか、北朝鮮情勢への懸念もくすぶっており、積極的な売買は手控えられている。テクニカル面では日経平均は5日、25日線を下回っており、両線による短期デッドクロスが次第に警戒されてきている。日経平均は、想定以上に戻りが鈍く売り方の買戻し圧力も弱い。今月は、出来高、売買代金ともかなり低水準が継続しそうである。東証一部の売買高10億4596万株、売買代金1兆8418億円、値上り銘柄1335、値下り銘柄730、変わらず69。

貴金属

金先限帳入値4627円(前日比+29円)銀先限帳入値54.7円(前日比+0.9円)白金先限帳入値2911円(前日比+3円)パラジウム先限帳入値4906円(前日比-8円)東京金、銀は上昇。金は、NY高を受けて買い優勢で始まった。その後は、円高を受けて上げ一服となった。銀もNY高を受けて買い優勢となった。金は、+29円高~+32円高。銀は、+0.3円高~+1.3円高。金は、8日の米雇用統計が予想を大幅に下回る非農業部門雇用者数が2万人増(予想は18万人増)。2017年9月以来の小幅な伸びとなった。ECBの理事会で利上げが先送りされたことも金の支援材料となっている。プラチナ系貴金属(PGM)は、まちまちの展開。プラチナは、NY高を受けて買い優勢で始まった。その後は、ドル建て現物相場の下落を受けて上げ幅を縮小もしくは、マイナス圏になり、まちまち,その後持ち直しプラス圏。プラチナは、+1円安~+11円高。パラジウムは、NY安を受けて売り優勢となったが売り物続かず下げ幅を徐々に縮小した。パラジウムは、-39円安~+27円高。プラチナは、米国雇用統計で非農業部門雇用者数の伸びが鈍化し、景気減速懸念が強まったことや、WPICの需要予測で供給過剰懸念が出てきたことから上値は重くなりつつある。

石油

原油先限帳入値44780円(前日比+110円)ガソリン先限帳入値56140円(前日比+250円)灯油先限帳入値60450円(前日比-100円)東京石油市場は、期近、期先とも高安まちまち。先週末の海外市場は下げたものの、安値から大きく切り返して引けており、週明けの国内市場の動意は限定的。ドル・円も111円近辺と先週末比横ばい。時間外取引でNY原油は、しっかり。東京原油は、+110円高~+180円高。ガソリンは、+250円高~+390円高。灯油は、-110安~+170円高。ベネズエラのロドリゲス通信情報省によると、週明けの月曜日は、学級閉鎖としたうえで、企業活動も停止すると発表した。大規模な停電が、7日から続いている。電力が、復旧しないと医療関係で患者の死亡が拡大する。食料品の腐敗が進む。

ゴム

ゴムRSS先限帳入値197.2円(前日比+0.2円)ゴムTSR先限帳入値168.2円(前日比+0.8円)東京ゴムRSSは、期近3本を除いて小高い。上海取引夜間が軟調に推移したことから、売り優勢で寄付き、8日の夜間取引の上げ幅を削る展開となった。その後は、手掛り材料難の中、揉み合いの展開。商いは、週明けでもあり盛り上がりに欠ける。TSRは、小幅高の展開。8日、中国の2月自動車販売台数は、前年同月比18.5%減の119万台と9ヶ月連続で前年同月を下回っており減速傾向が深刻になっている。

とうもろこし・大豆

コーン先限帳入値は23860円(前日比+130円)東京コーンは、総じて小反発。前半の取引で期先は、売り先行となったが、下げ幅は限定的だった。限月間で方向性を欠いた後に期先は、徐々に下値を切り上げ、1月、3月先限が前日比プラスに浮上、自立反発した。期近の5月、7月もプラス圏に浮上した。夜間取引の引け前につけた安値と顔合せした場面で下げ渋った。新規売り、買戻し、打診買いが交錯。米農務省(USDA)から発表された需給報告は、期末在庫が事前予想の上限の18億3500万Buまで上方修正となり、2月の予想17億3500Buから大幅増。米国産コーンの在庫が高水準なことが示された。


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