夕刊:2019/03/18

日経平均 前回高値抜くも緩慢な動き

為替

18日の東京外国為替市場でドル・円は堅調。高値111円64銭-安値111円46銭 値幅18銭。日経平均が、米国株高を受け上昇して始まり、ドルが買いなおされた。また、中国株が上昇して寄り付いたことで、リスク回避姿勢の後退による円売りがじりじり進み、111円64銭まで円安となった。ユーロ・円も上昇。クロス・円も円売り優位で、ユーロ円は126円51銭までじり高。ユーロ・ドルは小動き。ユーロ・円の上昇が、対ドルでもユーロを1.1339ドルまで押し上げた。ただ、対円でのドルの底堅さが重しとなり、ユーロ・ドルは強い方向性を示さなかった。中国株が1%超の上げ幅を見せたことで、中国と経済的なつながりが深い豪州の通貨も堅調。豪ドル・ドルは先週上値を抑えた0.7100ドルを超えて4日以来の高値0.7109ドル、豪ドル円は79円34銭まで上値を広げた。全体的に商いは、低調で参加者少なく小動きの展開。これまでのレンジ:ドル・円:111円46銭-111円64銭、ユーロ・ドル:1.1319ドル-1.1339ドル、ユーロ・円:126円20銭-126円51銭

株式(日経平均)

18日の東京株式市場で日経平均株価は続伸し前週末比133円65銭(0.62%)高の21584円50銭で引けた。高値21612円67銭-安値21500円32銭。TOPIX:1613.68 +11.05 +0.69%高、マザーズ:941.70 +17.74 +1.92%高。前週末の米株高を好感し、半導体関連などを中心に買われた。18日の中国・上海株式相場の上昇も投資家心理を支えた。寄り付き直後には上げ幅が160円を超えたが、上値では国内金融機関の決算対策売りが出た模様。また、米中貿易交渉の行方がなお不透明と買いを見送る投資家も多かった。財務省が朝方発表した2月の貿易統計速報(通関ベース)は5カ月ぶりの黒字だった。懸念された中国向け輸出は3カ月ぶりに増加に転じたが、予想通りとして材料視されなかった。相場としては、戻り高値を更新しているが、盛り上がりに欠ける展開。新規の手掛り材料に乏しく様子見気分が台頭している。東証一部の売買代金は、1兆9134億円、売買高10億3392万株、値上り銘柄1695、値下り銘柄385、変わらず56。

貴金属

金先限帳入値4647円(前日比-9円)銀先限帳入値54.9円(前日比-0.1円)白金先限帳入値2963円(前日比-13円)パラジウム先限帳入値5096円(前日比+52円)東京金、銀は総じて続落。金は、NY高と円高受けて、まちまちで始まった。その後は、ドル建て現物相場の上げ一服を受けて小幅安となった。銀もNY安を受けて軟調となった。金は、9円安~2円高。銀は、0.7円安~0.5円高。新華社は、15日米中貿易摩擦の電話交渉で両国は、通商交渉でさらなる大幅な進展を遂げたと報じた。通商協議にたいする期待感から米国株高に振れたことは、金の上値を抑制する要因になった。プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが下落、パラジウムは、続伸。プラチナは、NY高と円高を受け、まちまちで始まった。その後は、ドル建て現物相場の下落を受けてマイナス圏に転じた。パラジウムは、NY高を受けて史上最高値を付けたのち、ドル建て現物相場の下落を受けて上げ一服となった。プラチナは、11円安~17円安。パラジウムは、20円高~75円高。今週のFOMCでは、FRBの資産圧縮について中止を言及する可能性があり、ハト派の内容は支援材料。しかし、景気減速懸念があることからプラチナの上値は、抑えられる要因は、長期化するであろう。

石油

原油先限帳入値45420円(前日比-200円)ガソリン先限帳入値56670円(前日比-170円)灯油先限帳入値61230円(前日比-150円)東京石油市場は、下落。先週末の海外市場が軟調だったことから週明けの東京市場は売り優勢の展開。世界的な景気減速に伴う石油需要の下振れ懸念が重し。円相場が、111円50銭台とやや円高傾向にあることや、時間外取引でNY原油が下落していることも圧迫要因。原油は、110円安~200円安。ガソリンは、30円高~170円安。灯油は、30円安~300円安。17日サウジアラビアのファリハエネルギー相は、OPEC プラスの減産合意を継続することに楽観的であると述べた。OPECプラスは、6月まで現行の日量120万バレルの減産を継続する見通し。

ゴム

ゴムRSS先限帳入値194.3円(前日比+1.3円)ゴムTSR先限帳入値170.0円(前日比+1.0円)東京ゴムRSSは、小幅まちまち。上海取引夜間が軟化したことから、売り先行で寄り付いた。先限は、一時192.4円まで下落した。その後、下げ一服となっているが、戻りは鈍い。TSRも小幅まちまち。中国自動車販売は、8ヶ月連続で前年同月比を下回っており、景気減速の影響が出ている。急速な回復は、望めない。上海ゴム主導の下落局面が継続しそうである。

とうもろこし・大豆

コーン先限帳入値は24180円(前日比+120円)東京コーンは、軒並み上昇した。15日のシカゴ高から買い優勢。18日のシカゴ夜間取引が小幅続伸となり、序盤先限は、一時24200円まで上げ幅を拡大。しかし、抵抗線の24230円超えにはならず、やや上げ幅を縮小した。新規売買は、見送りムード強く取引は、閑散商い。日足は、4日連続陽線引けとなった。15日のシカゴコーンは、期近5月限が、373.75セントまで上昇し、373.25セントで引けた。375セント越えなら、投機家の買戻しを誘発しそうだ。


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