夕刊:2019/03/20

祝日・FOMC前で閑散小動きの日経平均

為替

20日の東京外国為替市場でドル円は上昇一服。高値111円70銭-安値111円35銭 値幅35銭。仲値にかけた実需の買いで上昇した流れで18日高値111円63銭を上回り、弾みがついて一時111円70銭まで上昇。日経平均株価はマイナス推移ながら下落幅を小幅にとどめたままで、ドル・円相場にとって特段ネガティブに作用しなかった。ただ、今夜に米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表、明日に東京休場を控えた状況。その後、小安く寄り付いた中国株や日経平均株価が小幅なプラスに転じたものの、ドル・円はレンジをさらに広げる展開にならず、上昇に一巡感が生じ始めた。午後に入ると判断材料に乏しく全般的に動意薄。ドル・円は、日経平均が前日比プラス圏で推移しているものの反応は限られ、111円60銭前後で売買が交錯。これまでのレンジ:ドル・円:111円35銭-111円70銭、ユーロ・ドル:1.1343ドル-1.1363ドル、ユーロ・円:126円38銭-126円73銭

株式(日経平均)

20日の日経平均株価は、前日比42円07銭高(+0.20%)の21608円92銭で反発して取引を終えた。高値21614円17銭-安値21499円16銭。TOPIX:1614.36 +4.16 +0.26%高、マザーズ:942.19 +4.59 +0.49%高。前日の米国株式相場では、ライトハイザー米通商代表部(USTR)代表やムニューシン米財務長官らが来週に米中交渉を再開することが報じられたものの、中国が米国の一部要求に抵抗していると伝わり、まちまちの動きになった。朝方は前日から続く利益確定売りの動きが先行したが、日経平均は21500円レベルがサポートラインとして働いた。前日に米SOX指数が大幅に反発をみせるなか、東京市場でも半導体関連の一角が指数をけん引した。値動きの軽い小型株に個人投資家などの買いが入った。一方、米中の通商協議が進むとの期待がやや後退し、電気機器や機械株などの売りを誘った。明日21日が日本の祝日で休場となるため、短期スタンスの海外投資家が株価指数先物に小口の売りを出したことも現物株指数の上値を抑えた。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表を前に商いが薄く、方向感は乏しかった。3月決算期決算企業の権利付き最終売買日を26日に控え、個人投資家による配当や株主優待狙いの買いが相場を押し上げた。ただ、米中の通商交渉が進むとの期待がやや後退し、株式相場の重荷となった。米中の通商協議を巡り中国が米国の要求に抵抗していると懸念している」と伝わった。交渉の先行きに対して楽観視しすぎていた面がある。東証1部の売買代金は2兆863億円、売買高は11億4516万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1371、値下がりは676、変わらず91。

貴金属

金先限帳入値4674円(前日比+13円)銀先限帳入値55.4円(前日比+0.4円)白金先限帳入値3070円(前日比+83円)パラジウム先限帳入値5311円(前日比+100円)東京金、銀は総じて反発。金は、NY高と円安を受けて買い優勢で始まった。その後は、円安とドル建て現物相場の上げ一服を受けて揉み合いとなった。銀もNY高と円安を受けて総じて買い優勢となった。金は、8円高~13円高。銀は、0.0円~0.6円高。米連邦公開市場委員会(FOMC)で金融政策がハト派寄りの内容になることが想定されている。中期的な金の支援材料。米中貿易協議は、中国が米国側の要求に抵抗していることを米国政府高官が懸念を示している。来週25日から米中政府高官との協議が再開される。プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナ、パラジウムとも、続伸。プラチナは、NY高と円安を受けて買い優勢で始まった。その後は、円安とドル建て現物相場の堅調を受けて上値を伸ばした。パラジウムは、NY高と円安を受けて続伸し史上最高値を更新した。プラチナは、80円高~89円高。パラジウムは、53円高~107円高。ロシアが、貴金属スクラップの輸出禁止を計画しているとのうわさが支援要因となった。

石油

原油先限帳入値45720円(前日比+250円)ガソリン先限帳入値57150円(前日比+150円)灯油先限帳入値61700円(前日比+280円)東京石油市場は、しっかり。NY原油やブレンド原油は、小動きだったが、ドル円が111円台半ばから後半に推移していることも支援材料となっている。しかし、米エネルギー情報局(EIA)の週報や米連邦公開市場委員会の声明発表を控えて動意は、限定的。明日が祝日で休場になることも様子見気分を助長している。原油は、40円高~260円高。ガソリンは、150円高~260円高。灯油は、230円高~330円高。今日、EIAが週報を発表する。原油在庫は、先月で積み増しが一巡しており、OPECを中心とした産油国が減産している中、在庫が引き締まっているのかが焦点となる。また、ガソリン需要が高まる時期に差し掛かっており、石油製品の在庫動向も注目される。

ゴム

ゴムRSS先限帳入値192.0円(前日比-3.2円)ゴムTSR先限帳入値169.0円(前日比-2.0円)東京ゴムRSSは、軒並み安。上海取引夜間が下落したことを受け、売り先行で寄り付いた。その後、日中取引の上海ゴムも地合を緩めたことから、軟調に推移した。TSRは、シンガポールTSR20安を背景に、軒並み安の展開。東京RSSは、売り優勢。先限は、192.1円まで下落し、2月22日の安値191.8円に接近している。15日の下落では、192.0円で支持されており、192円近辺が意識されている。この水準を下抜くと190円の攻防なりそうだ。ここを下抜けると2月19日の186円を目指すこととなろう。

とうもろこし・大豆

コーン先限帳入値は24230円(前日比+100円)東京コーンは、小幅まちまち。先限は、弱含みの展開。売り先行ながら24000円を割れるほどの売り圧力は、感じられない。日中取引は、24070円で寄り付いた後、24100円前後の狭いレンジでもみ合ったが新規買いが入り値を戻す展開。7月、9月限は、序盤3桁高で寄り付いたが、上げ幅を縮小し、2桁高。明日祝日で休場となることから、見送り気分強く閑散商い。


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